ホワイトボックススイッチと
SONiCと
ソフトウェアデータプレーン
June 12, 2019
Masaru OKI [email protected]
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現在取り組んでいること
● 次世代サービスインフラに関する検討
● 内部ネットワーク間接続にホワイトボックススイッチを使用することを検討
IP fabric
Customer
Private
Network server
rack
server
rack
server
rack
MPLS network
The
Internet
NOC
PE
CE
Customer
Private
Network
ここ
ホワイトボックススイッチ用ソフトウェア
● Cumulus Linux
○ 商用Linux distribution。ip(8)コマンドなどでスイッチを制御できる。
○ 多くのASICに(TD3も)対応
● Open Network Linux
○ ホワイトボックススイッチ用 distribution。OSSだがASIC制御は別途用意が必要 。
● SONiC
○ ApacheライセンスのOSS。QuaggaやFRRといったルーティングソフトウェアを包含する。
○ ASIC制御にはBroadcom SAIを使う (独自ビルドのバイナリを使用 )
○ 多数のASIC、機種に対応しているが TD3の公式対応はまだ
● OpenSwitch
○ ApacheライセンスのOSS。ルーティングソフトウェアは別途インストールして使う。
○ ASIC制御にはBroadcom SAIを使う (独自ビルドのバイナリを使用 )
○ 現状、実質DELLのSxxxx-ONシリーズ専用。TD3のモデルにも対応。
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NOS Matrix
● PCにWindowsを入れるようなわけにはいかない?
● TD3は新しすぎる?
● SONiCを試してみる。
AS7726-32X S5232F-ON AG9032v2
Cumulus Linux 対応 対応 対応
Open Network Linux 対応(ASIC非対応) 対応(ASIC非対応)
SONiC
OpenSwitch 対応
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Try SONiC on AS7726-32X
● 自前ビルド、インストール自体はすんなり完了。
● インストール前は全力で回っていたファンが制御され静かになった。
● admin YourPaSsWoRd (ビルド時に変更可)でコンソールログイン。
● フロントパネルポート相当のインタフェースは本来見えるはず
● show interfaces status
● だが、見えない。
SONiC on AS7726-32X working now
手元修正版SONiC
● インタフェースが見えるようになった
● スイッチ上からASICポートを使ったpingにて通信成功
● 本格的な動作確認はこれから
DELTAではPortが見えるようになるも、SFP制御を用意できてないのでupせず