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ASP.NETアプリケーションの モダナイズインフラ編 FutureOne株式会社 草場 友光 第54回 Jazug Night

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自己紹介 • コミュニティ活動を通じて知識を アップデートしています。 • 2022/08-2025 Microsoft MVP (Developer Technologies) • tomo_kusaba • ドラクエ大好き ドラクエ10のプレイ時間→ 1キャラ目:2629時間 2キャラ目:909時間 3キャラ目:778時間 4キャラ目:190時間(配信用)

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注意 • 個人の見解・解釈が多分に入っています。 • 見解の相違・事実誤認などありましたらご指摘ください。

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今日の目的 • .NETラボ勉強会2025年4月でASP.NETアプリケーションのモ ダナイゼーションについてということでアプリケーション側のお話 をしました。 • Webアプリケーションにおいてはそれを動作させる基盤側の考慮 が必要不可欠です。 • アプリケーション開発側の立場でどのようにサービスをセレクトし ていけばいいのか思考過程を交えてお話しできればと思います。

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スコープ • 今回は、ASP.NETアプリケーションからASP.NET Coreアプリ ケーションにモダナイゼーションすることとします。 • Blazor Web Apps・Blazor WebAssembly・MVC・ WebAPIに近代化することを想定しています。

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.NET Frameworkベースのアプリケーション • 移行が比較的容易なグループ(.NETにも同様のフレームワークが ある) WindowsForm, コンソール, MVC... • 移行が難しいグループ(.NETに同様のフレームワークがない) WebForms....

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なんで、モダナイしなければならないか? • コストの明瞭化(主にクラウドに移行する場合) • 最新の機能を使用したい(AIなど) • セキュリティの問題 • パフォーマンスの問題

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.NETのサポート期間について • .NET FrameworkはOSのサポート期間に準じる • .NETはLST(.NET 8など)はリリースより36ヶ月、STSは (.NET 9など)は18ヶ月 • 追加してAzureリソースでのランタイムサポートも考慮 とはいえ、.NETはApp Serviceなどリリースと同時にサポート も

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モダナイゼーションとは? • 老朽化した既存システムを現在のニーズに合うように刷新するこ と • ここでは、.NET Frameworkで構築されたシステムを.NETベー スに刷新し必要に応じてUIを刷新します。

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とはいえ、開発者にとってAzureって難しい • 勉強しましょう! ISBN:978-4-297-14903-1

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Azure CAFを読もう • クラウド導入の動機 • 導入戦略 • 導入準備(ランディングゾーン) • 導入(マイグレーション・モダナイゼーション・イノベーション) • 管理 • セキュリティ

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Cloud Adoption Frameworkを参照 • モダナイズの導入戦略 • プロセスのモダン化 DevOps手法を採用しよう CI/CDを採用して高速なデリバリーを実現しよう • アプリケーションとデータベースのモダン化 PaaSソリューションを採用しよう

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コンピューティングリソースの選択フロー https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/architecture/guide/technology- choices/compute-decision-tree

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アーキテクチャーセンターを読もう • どのように設計したらよいか実例を元に明示されている • 例).NETにおける信頼性の高いWebアプリパターン

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アプリケーションのモダン化 • ソリューションのコントロールと生産性のバランス コントロールと 生産性のバランス ソリューション 説明 最大のコントロール AKS Azure Red Hat OpenShift インフラのコントロール 運用はやや大変 バランス Azure App Service Azure Spring Apps Azure Functions コードの開発に重点 インフラの自動化 最大の生産性 Power Apps Power Automate リードタイムを最短化

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IaaSかPaaSか • モダナイゼーションという文脈からPaaS中心の選択となるのは 自明 • 基本的にどうしてもPaaSでできないものがIaaS(VM) を使用 することになる。 • 運用にかかるあらゆる面倒から解放を目指すためには便利な PaaSを選択すべき • また、CAFでもモダナイゼーションという文脈ではPaaSの選択 を明確に謳っている

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ステートレスにできるか • 本質的にアプリケーションをステートレスに再設計すべき • アプリケーションに状態を持っているとスケールアウトできない

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セッションどうするの? • ASP.NET Core MVCの話 • アプリケーションサーバーに持たせるとスケールアウト不能 →Cache for Redisなどに情報を持たせるようにする

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コンピューティングリソースの選択 • とはいえ、第一選択肢はApp Service • 既存のアプリに対して最も最小の変更で最もよい効果が得られる 可能性が高い

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Azure App Service • まず、App Serviceが使えないか検討 • コードベース・コンテナーともに第一選択肢として考える • 運用まで考慮すると一番楽 • インスタンス数複数 • Premiumプランを選択する

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Azure Static Web Apps • 実質的にAzure Functionと組み合わせて使う前提 • Blazor WebAssemblyの場合に考慮 バックエンドをWebAPIとしたい場合App Serviceを検討

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Azure Functions • HTTPトリガーでバックエンドとして構築 • 小規模なWebシステムにおいて最もコスト安となる可能性

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Azure Spring Apps • Azure Spring Appsは廃止がアナウンスされているのでこれ からの新規採用はありえない。 • Azure Container Appsの採用を検討 • VMWare Tanzuへの移行を検討

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Azure Kubernetes Service • 大規模なマイクロサービスにおいて検討する。 • 運用には高度な知識を持ったインフラ担当者が必要 • 小規模なシステムでは運用コストの面から見合わない

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バッチどうするか問題 • LinuxのWebJobsがGAになって選択肢広がる • とはいえ、柔軟性を考えればAzure Functionsのほうが第一選 択肢

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Azure Functions • Azure Functionsをバッチとして使用する際の考慮事項はその 実行時間。 • 長時間かかるタスクは通常の従量課金のFunctionは使えない • Durable Task SchedulerはやくGAしないかなあ。。。 業務系のバッチはだいたいデータ処理なのでDTSに向いてる

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データベースの選択 • データベースにはおおよそ2通りある • RDB • SQL Server • Oracle • MySQL • PostgreSQL • NoSQL • Cosmos DB

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Azure SQL Database • フルマネージドなデータベース • まずはこちらでよいかどうか検討する • Cache for Radisを使用してキャッシュを使用することを検討 する

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Azure Managed Instance • SQL Databaseではカバーできない要件がある場合はこちらを 選択する。 • たとえば、JSTで運用したいなど

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Table Storage • Key-Value方式のデータストア • 件数がそれほど多くない • 安い • とはいえ、適用できるようなシステムあまり見たことない

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DevOpsツールを導入する DevOpsツール 説明 ツール例 ソース管理 コードリポジトリ GitHub、Azure Repos CI/CDパイプライン 継続的にビルドやテストデプロイ GitHub Actions、Azure Pipelines タスクボード 作業を計画、追跡、議論 GitHub Projects、Azure Boards、 Redmine パッケージマネージャー パッケージを発行する Azure Artifacts テスト管理 テストと品質保証を実行する Azure Test Plans

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CI/CDどうするか問題 • GitHub Copilotの登場のせいでリポジトリーベースはGitHub に寄せたい思い。 →GitHub Actionsを選択したい思い • もともと、CI/CD観点ではできることにそこまで致命的差がない ように思える

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GitHub • Azure VNETでのGitHubホストランナー使えるようになった! →セルフホステッドランナーを構築する理由のだいたいがなく なってきた。 • GitHub Copilotが強い →絶対使うでしょ! 使わない選択肢ないでしょ!

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クラウドアプリケーションの考慮事項 • 多くのリソースはUTCで動作しています。 JSTを前提にして動作してるアプリケーションは時刻について混 乱します。 App ServiceやManaged Instanceは逃げ道あり • ノンカルチャーで動作します。 日本語カルチャーに依存するメソッドは動作しない・動作が変化す る可能性があります。

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タイムゾーンについての設計 • 内部的には日時をUTCで扱う →あらゆるシステムからUTCで日時が取得できるので自然 • 日時を表現する型はDateTimeOffsetを使用する →時差を考慮した表現をしなければいけないので必然 また、TimeProviderから返される型もDateTimeOffsetに なっているので事実上標準 • 表示する時にViewまたはViewに近いところでJSTに変換する

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カルチャーについて • stringクラスについては特に要注意 • ローカルの単体テストを単純に実行しただけでは実行結果が変わ ることがある →カルチャーを意識した単体テストの実施が必要

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認証・認可における考慮事項 • 古いイントラの中だけで使われていたようなシステムの中には認 証とも言えないようなIDを識別するような仕組みが入っているこ とがままある。

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まとめ • ベースラインとしての構成は以下の通り • App Service • SQL Database • GitHub

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おしまい おしまい