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Satellite Hack #11 九州工業大学工学部工学2類1年 井上実柚 2020年9月15日 高校2年生まで宇宙に興味がなかった私が ロケットエンジニアを目指すわけ
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1.自己紹介 2.これまでの人生 3.宇宙に興味をもったきっかけ 4.JAXA種子島ASSに参加 5.学会発表で得たこと 6.大学に入学して 次第
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自己紹介
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井上実柚(18) 九州工業大学 和歌山県和歌山市出身 航空宇宙,語学 工学部工学2類在籍(学部1年) Miyu Inoue 向陽高等学校卒(環境科学科) 自己紹介 Airbus350
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これまでの人生
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これまでの人生 幼稚園 小学校 中学校 英会話とピアノを始める プリキュア バスケを始める(小学4年生) 科学者 バスケを続ける 将来を考えるのを放棄 (将来の夢)
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高校1年生 高校2年生 高校3年生 空港で働きたい ロケットエンジニア 外国語学部に興味をもつ (文理選択) バスケを辞める 缶サットに出会う 受験勉強 理系(物理・化学)を選択 これまでの人生 (将来の夢)
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これまでの人生 ●英語しかできない →理系なのに数学・物理が不得意 ●宇宙に興味を持ったのは高校2年生 →それまで英語とバスケしかしてこなかった
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宇宙に興味をもったきっかけ
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宇宙に興味をもったきっかけ ●缶サットの開発研究(高校2年生) モデルロケット 缶サット パラシュート
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缶サットとは ●空き缶サイズの小型人工衛星 ●宇宙には行かない 缶サット
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缶サットに出会って •災害用缶サットの開発 「南海トラフ巨大地震を想定した通信インフラの迅速な復旧」 ●動機 東日本大震災で通信インフラが崩壊し 家族との安否確認ができない事態が多数発生 →死者増加の可能性 通信基地局の役割を代替する缶サットの開発
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研究内容 研究概要
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研究成果 3G.LTE通信が行えないスマートフォン同士で シリアル通信(文字を用いた) Google Map上に缶サットの位置情報記録
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缶サット甲子園に出場 和歌山地方大会:準優勝 全国大会:ベストミッション賞 ●宇宙飛行士の山崎直子さんに出会う 缶サット甲子園全国大会2018にて
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宇宙飛行士の山崎直子さんに出会う ●Space is waiting for you!
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宇宙飛行士の山崎直子さんに出会う ●缶サット甲子園全国大会出場者 →男子ばっかり →女子だと宇宙を目指すのは難しい? ●山崎さんに出会ったことで 宇宙を目指すことを決意 缶サット甲子園2018全国大会
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缶サット開発を通じて得られたこと ●チームで何か一つのものを開発する楽しみ ●山崎直子さんとの出会い ●宇宙に興味をもつ →宇宙に関する職業につきたい 缶サット研究のチームメンバー
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JAXA種子島ASSに参加
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JAXA種子島エアロスペーススクールに参加 ●JAXAエアロスペーススクール 高校生が協力して 「宇宙航空ミッション」に取り組む宿泊プログラム (大樹・角田・調布・筑波・名古屋・種子島) JAXA ASS 募集ポスター
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●JAXA種子島エアロスペーススクール(4泊5日) ・モデルロケット打ち上げ ・射場見学 ・エンジニアの話を聞く ・ロケット打ち上げシミュレーション ・将来の宇宙輸送方法について議論 etc… JAXA種子島エアロスペーススクールに参加
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●なぜ種子島に? 一番開催が近いJAXAエアロスペーススクールだった →宇宙には興味を持っていたが宇宙のどの分野かは 明確ではなかった JAXA種子島エアロスペーススクールに参加
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●将来の宇宙輸送方法について考えた 2040年に打ち上げる 次世代宇宙輸送システムを検討せよ JAXA種子島エアロスペーススクールに参加
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●将来の宇宙輸送方法について考えた ミッション報告会 JAXA種子島エアロスペーススクールに参加
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卵を割らないように工夫 4人1チームで開発 JAXA種子島エアロスペースに参加 ●モデルロケット開発
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●ロケット打ち上げシミュレーション JAXA種子島エアロスペーススクールに参加 打ち上げ担当リーダーとして エンジン点火ボタンを押した 総合司令棟にて
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JAXA種子島エアロスペーススクールに参加 JAXA種子島ASS2018にて ●宇宙が好きな友達ができた
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●宇宙が好きな仲間ができた ●ロケットに関わる仕事につきたいと思った JAXA種子島エアロスペーススクールに参加
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●Space Xのファルコンヘビーの打ち上げ(2019/4/11) ブースター2機が同時着陸 JAXA種子島ASS参加後
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●Space Xのファルコンヘビーの打ち上げ(2019/4/11) (大学入学前) →Space Xみたいな再使用ロケットを日本の技術で作りたい ブースター2機が同時着陸 JAXA種子島ASS参加後
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●現在の夢 ロケットに携わる仕事がしたい ・どの分野に就くか決められない ・誘導制御 ・レーザー推進 ・運用管制 etc… JAXA種子島ASS参加後
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学会発表で得たこと
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●京都大学サイエンスフェスティバル 学長賞 「自己満足のものを研究開発してもいいが 一番に研究者が考えなければならないことは社会に役にたつかどうかである」 学会発表で得たこと
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●再使用ロケット →本当にコスト削減できるのか? ・再使用にかかるコスト 修理費, 安全点検, 機体をより丈夫に設計する必要有 社会に役に経つものとは?
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メリット デメリット ・コストの削減ができる ・本当にコスト削減になるのか不明確である ・Space Xが何年もかかって開発した技術を 数年で開発できる ・Space Xの真似になる →海外が開発しているのに日本で 開発する必要はあるのか 再使用ロケット ●トレードオフ表
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メリット デメリット ・コストの削減ができる ・本当にコスト削減になるのか不明確である ・Space Xが何年もかかって開発した技術を 数年で開発できる ・Space Xの真似になる →海外が開発しているのに日本で 開発する必要はあるのか 再使用ロケット ●トレードオフ表 →様々な知識を得て本当に有効なのか考えたい
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大学に入学して
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●大学内の宇宙コミニュティに参加 ・Space Black ・KEPRA(ロケット) ・KIT CATS(CAN-SAT) 大学でやりたいこと Space Black公式Twitter KEPRA公式Twitter
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●NASA Space Apps Challenge Kushimoto 大学でやりたいこと ・高校時代に開発した缶サットの パワーアップ版を開発中
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●やりたいことが多すぎる! ・宇宙 ・ロケット ・缶サット ・ローバー ・制御 ・教育 ・航空 ・語学 etc… 大学でやりたいこと
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これからの宇宙産業について
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これからの宇宙産業について ・コスト 使い捨てロケットが主流 →H2Aロケット 約100万円で1kg運ぶ ・安全性 ソユーズの成功率(最も安全性が高い)…97% (飛行機の墜落率…0.001%) ロケットの問題点
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●ロケットの需要を高める必要性 ロケット →宇宙への輸送手段 これからの宇宙産業について 宇宙へ行く需要を高める必要がある
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最後に
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●宇宙業界はビジネス分野, 研究分野など様々な部分で 無限の可能性をもっている ●女性だからといって目指せないことは絶対ない 最後に ●やりたいことは全部やる
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ご清聴ありがとうございました