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運用マニュアル Notion 写真アルバム 配信マニュアル データで振り返る Platform Engineering Kaigi 2024 @ryuke 2024/08/19 Platform Engineering Meetup Online #3 - PEK Recap!

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スピーカー紹介 
 2 岩井龍之介 @ryuke 
 
 前職:株式会社メルカリ 
 Platform CI/CDチーム 
 
 現職:Cloudbase株式会社 
 
 事前:Analyticsチーム 
 
 当日:配信チーム(Track B) 
 
 


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Agenda 
 3 ゴール
 ● 未来のイベント主催者のための参考データを提供するこ と
 ● チャレンジと知見をコミュニティに共有すること 
 
 アジェンダ 
 1. データで見るPEK2024 
 2. Analyticsチームの取り組み 


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4 4 データで見るPEK2024 


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参加者人数 
 5 オフライン参加者人数 200 / 200 オンライン参加者人数 797 / 800

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CFP
 6 CFP申込数 63 / 6 CFP倍率 10.5倍

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スポンサー 
 7 スポンサー申込数 24 / 16 スポンサー倍率 1.5倍

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Webサイトアクセス数 
 8 通算PV 5.7万 当日PV 1.1万 当日のべ視聴 ユーザー 1092

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流入元分析 
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SEO分析 
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CFPアクセス分析 
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参加者属性分析 
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スタッフ人数 
 13 コアスタッフ人数 24 当日スタッフ人数 8

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運営者アクティビティ 
 14 起票タスク数 296 完了タスク数 194 お問い合わせ 16

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イベント満足度 
 15 参加者 4.7 / 83件 登壇者 4.8 / 4件 スポンサー 4.5 / 10件 運営者 4.5 / 18件

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アンケートで頂いた意見 
 16 Good
 ● 発表内容がどれも素晴らしかった 
 ● 会場が綺麗だった 
 ● 活発な交流ができた、熱量を感じられた 
 ● ライブ配信の品質が高かった 
 ● 食べ物が充実していた 


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アンケートで頂いた意見 
 17 More
 ● スポンサーブースが狭かった、動線が悪かった 
 ● ブースの騒音で発表が聞きづらいことがあった 
 ● 登壇の枠がもう少し欲しかった 
 ● スライドの下の方が後ろから見えにくかった 
 ● WiFiが欲しい 
 ● パネルディスカッション見たい 


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18 18 Analyticsチームの取り組み 


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Analyticsチームのミッション 
 19 ● Promotionチームの中のサブチーム(結果的に Promotion以外も担当) 
 ● Platform Engineeringをイベント運営で実践しようと いう取り組みの一環として 
 計測によってPEK運営チームの意思決定を支援する 


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Analyticsチームのタスク 
 20 ● KPIを定義して、計測するための基盤を作る 
 ● 運営メンバーが誰でも参照できる形でデータを可視 化し、意思決定を支援する 
 運営活動に関わるデータを集約し、データ分析基盤として 
 運営チームが手軽に利用できる形で提供する 


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KPIツリー 
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計測に用いたツール 
 22 ● SEO -> Search Console 
 ● Webサイトの指標 -> Firebase 
 ● リンクのアクセス分析 -> Bitly to BigQuery 
 ● その他Notion、eventbriteのデータもSpreadsheet経由で 同期して可視化ツールへ 


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Looker Studio 
 23 ● 可視化基盤としてLooker Studioを採用 
 ● 選定理由
 ○ 無料!!
 ○ すでにWebサイトで利用していたSearch Console やFirebaseとの相性が良かった 
 ○ URLが簡単に共有できる、埋め込みが可能 


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Looker Studio - 画面イメージ 
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KPI
 25 CFP フォームアクセス数 -> 申し込み数 満足度 アンケートの質問項目 参加申し込み フォームアクセス数 -> 申し込み数 Webサイト PV数、流入経路、 SEO(Impression / Click / CTR)

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KPI
 26 CFP フォームアクセス数 -> 申し込み数 満足度 アンケートの質問項目 参加申し込み フォームアクセス数 -> 申し込み数 Webサイト PV数、流入経路、 SEO(Impression / Click / CTR)

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データから得られた知見 
 27 ● CFPは締切最終日に申し込みが倍に増える(!) 
 ● Webサイトへの流入経路としては検索がダントツ、ついでXでほ とんど(80%以上) 
 ○ → コンテンツの充実によるSEOの向上とXの発信が重要 
 ● 参加者数1000人に対して、当日までのPV数は5万程度 
 ○ → 50PVあたり参加者1人程度の見積もり? 
 ● 一定規模でPlatform Engineeringを実施している組織の割合は 全体の3割程度 
 
 ● → これらの数字を、今後のイベント運営のベンチマークに 


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運用から得られた知見 
 28 ● Google Search Console、Firebase、Looker Studioは無料で使 える分析ツールの3種の神器 
 ○ BigQuery、スプレッドシートなども連携できる 
 ● コミュニティ・SNS分析系は予算の折り合いがつかず 
 ○ SocialBeeなどSNS管理ツール系は基本的なアナリティクス は備えているが、データ連携とかは難しい 
 ● 主要な指標をトラッキングすることで 
 ○ イベントの成功を定量的に把握できる 
 ○ 自信を持ってアクションできる・モチベーションになる(SNS投 稿など)


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最後に
 29 ● PEKにおけるデータ分析の取り組みについて紹介 
 ● 将来的には、分析テンプレートキットのような形で Platform化していけると良さそう 
 ● 今後のイベント運営の参考になれば幸いです! 


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