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Company Introduction

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CONTENTS 01 Decentierについて 02 web3とは 03 コンサルティングサービス 04 Why “Decentier” 05 Appendix

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Decentierについて About Decentier 01

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会社概要 3 会社名 株式会社Decentier 代表 ⼩畑 翔悟 設⽴年⽉ 2023年2⽉ 所在地 東京都⽬⿊区⻘葉台1-27-1 ⻘葉台Aハウス 801 事業内容 web3関連事業における戦略⽴案・推進に係るコンサルティング / プロダクト開発⽀援 XXXXXX web3領域における⾃社プロダクト開発

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Mission すべてのモノをブロックチェーン上でやりとりできる世界をつくる Ø インターネットの誕⽣により私たちの⽣活は⼤きく変わりました。そしてブロックチェーンの登場により、 社会は”web3”という新たな時代を迎えています Ø これまでの「情報の流通」に加えて、「価値の流通」を実現することがブロックチェーン技術の本質です。 あらゆる権利がインターネット上で取引できるようになると、今まで価値をつけづらかったモノやサービス に資産性が⽣まれ、全く新しい経済圏の創出が可能となります Ø わたしたちはこの巨⼤なポテンシャルを持つweb3領域のプレイヤーとして、すべてのモノをブロック チェーンに載せて、障壁や偏向のないなめらかな価値交換が普及する新たな世界を創っていきます

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経営陣 5 市薗 啓太 取締役 2005年に新卒でNECソフトに⼊社後、 2010年にベイカレント・コンサルティング に参画し、⼤⼿企業向けサービス企画・ 開発、IT戦略・システム企画策定等の コンサルティング業務に従事 2018年にbitFlyerに参画し、暗号資 産やブロックチェーン関連の⾃社サービス 企画・開発、暗号資産交換業における 組織・管理態勢の構築、ブロックチェーン を活⽤した法⼈向け新規事業企画・開 発⽀援等の経験を有する 2022年にNOT A HOTELにてNFT事 業⽴ち上げ期におけるプロダクトマネージ メントに従事後、当社を共同創業。特に、 新規事業⽴ち上げ時のサービス企画・ 開発プロジェクトを数多くリード 岡嵜 翔太郎 取締役 2009年に新卒でNTTデータに⼊社後、 プライスウォーターハウスクーパース(現 PwCコンサルティング)、デロイト トーマ ツ コンサルティングを経て、2016年に経 営コンサルティング会社を起業 その後、2023年に当社を共同創業。 10年以上に渡り、⼤⼿・ベンチャー企業 向けに事業 / DX戦略⽴案、PoC / MVPマネジメント、オペレーション / シス テム最適化、プロジェクトマネジメント等 のコンサルティング経験を有する 国内⼤⼿暗号資産・ブロックチェーン企 業を6年以上に渡り⽀援した実績を持ち、 特に、web3領域におけるアイディエー ション、ビジネスモデル構築、プロダクト マーケットフィット等が得意領域 ⼩畑 翔悟 代表取締役 2008年に新卒で東京海上⽇動に⼊ 社し、海上保険の営業・引受に従事。 2017年にbitFlyerへ参画し暗号資産 取引所やブロックチェーン事業の事業開 発全般を担当 2022年にNOT A HOTELでNFT事 業の⽴ち上げ・推進をリード。「世界中の 全ての価値がインターネット上で流通す る」という確実に来る未来を⾒据え、 2023年に当社を共同創業 ビジネスとテクノロジーを両輪とした新規 事業・サービスの企画・開発が得意領域。 特に、bitFlyerの⽴ち上げ、NOT A HOTEL NFT事業の⽴ち上げ等、 web3領域で0→1の事業開発で複数 の実績を残す ⻑濱 貴也 執⾏役員 CTO Webシステム、MobileAppの開発に⻑ 年携わるフルスタックエンジニア エンジニアとして、2009年よりネット証券 の注⽂管理 / 資産管理システム、情報 配信システム、取引所接続システム等の 開発、2015年より医療専⾨サービスの システム開発に従事。その後、2017年 にbitFlyerへ参画し、フルスタックエンジ ニアとして⾦融機関との接続を伴う⼊出 ⾦システム、本⼈確認(KYC)・トレー ディング・財務管理システム等、暗号資 産交換業に必要となるシステムの設計・ 開発・保守に幅広く従事 2020年に独⽴し、フリーのエンジニアとし て、C向けプロダクト開発やSIなどの開発 業務に従事

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主要メンバー 6 ⻑澤 尚 リードリサーチャー 2006年に⼤⼿信託銀⾏に⼊社。その後、戦略系コンサルなどにて⾦ 融、通信、流通業界を中⼼に、戦略策定、事業企画、マーケティング 等のコンサルティングに従事。2017年に独⽴し、⾦融、通信業界向け にビジネス開発やマーケティング⽀援を⾏う。直近ではブロックチェーン関 連企業にて、Crypto、Blockchain、web3関連のリサーチを⼿掛け るなど、国内 / 海外のweb3市場に対する調査・分析も担当 島⽥ 理貴 リサーチャー 2019年に⼤⼿証券グループへ⼊社。新規事業部にてBizDevとして 多数のプロジェクトを推進した他、社内シンクタンクのリサーチャーとして Crypto系の戦略企画、レポート制作にも従事。 2023年に独⽴し、Web3関連のリサーチ、コンサル、ライティングなどを ⾏う。Web3をはじめFinTechに関する広範な知識と、現実的な社会 課題の解決⼒が強み 岩船 頌 シニアマネージャー 2011年に郵便事業株式会社(現︓⽇本郵便株式会社)に⼊社。 2015年にアクセンチュアにて市場調査、戦略策定、業務改⾰、実⾏ ⽀援関連等のプロジェクトを経験。2021年より、ブロックチェーン関連 企業にて新規事業⽴案、経営改⾰、プロダクト戦略⽴案等を担当 定常的な業務における業務改⾰・業務構築や、クライアントと協働し た伴⾛⽀援といったプロジェクト推進が強み ⽊次 ⼤樹 プロダクトマネージャー 2019年にデロイトトーマツコンサルティングに⼊社。主にファイナンス領 域のプロジェクトに従事。2022年1⽉より国内web3事業者 HashPortに参画、主にトークン発⾏⽀援・コンサルティング業務に従 事。2022年4⽉より同事業者⼦会社HashPaletteにて、最年少事 業開発部⻑に就任し、国内向けNFTマーケットプレイスやブロックチェー ンゲームプロジェクトの⽴ち上げ及び推進をリード 喜勢 沙理 フルスタックエンジニア 2007年より製造業の設備劣化予測と会員サイト、電⼒会社向け設 備管理システム、製造業の海外向け設備管理システムのシステム開 発に従事。2016年より薬局向けアプリのリファクタリング、追加製造な どに従事。2018年より暗号資産取引所のシステム開発 に従事 フロントエンド開発、バックエンド開発、サーバレス開発(Azure) をプ ロダクトとして担当。プログラム⾔語はC# / JavaScriptをメインに扱う 岩崎 純 フルスタックエンジニア 2005年より半導体関連のシステム開発に従事。2010年よりネット証 券のシステム開発として、注⽂管理 / 資産管理システム、情報配信 システム、取引所接続システム等の開発に従事 フロントエンド開発 、バックエンド開発、サーバレス開発(AWSサービ ス)をプロダクトとして担当。プログラム⾔語はC# / TypeScript / Dartをメインに扱う

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web3とは What is web3? 02

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インターネットの変遷とweb3の台頭 8 web3は特定の管理者が存在しない分散型インターネットを指す Web1.0 Web2.0 Web3.0(web3) n 1990年頃〜2005年頃 n Read︓ 情報閲覧がメイン n 2005年頃〜2020年頃 n Read, Write︓ 個⼈による情報発信 n 2021年頃〜 n Read, Write, Own︓ 個⼈主権型の情報保有 ü 発信者からの⼀⽅通⾏の 情報連携 プラット フォーマー ü プラットフォーマーを介した 双⽅向での情報連携 ü 個⼈主権の情報保持による 管理者が介在しない情報連携

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web3市場の概観 9 ⾜元、web3経済圏に多くのユーザー・資産が流⼊しつつある状況 Fiat Economy 法定通貨の経済圏 Crypto Economy 暗号資産の経済圏(web3経済圏) Shop Event / Leisure 銀⾏ 国家 Game ステーブルコイン (法定通貨裏付け) Web3プロジェクトの 暗号資産 上場 上場 チケット / 利⽤権 / 会員権 ゲームキャラ / アイテム ⾳楽 / 映像コンテンツ 発⾏ 流通 資産のトークン(NFT)化 経済圏の拡⼤ *1︓Virtual Asset Service Provider の略称。暗号資産に関連するサービスやプラットフォームを提供する法⼈や団体 *2︓Decentralized Exchanges(分散型取引所)の略称。管理者が介在せず、ユーザー同⼠が直接、暗号資産の交換を⾏える取引所 NFT Market Place web3 Services DEX*2 上場 GameFi DeFi 発⾏ 発⾏ 売買 スワップ (暗号資産間の交換) Mint 凡例) ︓法定通貨 ︓法定通貨の流れ ︓暗号資産 ︓NFT ︓暗号資産 / NFTの流れ VASP*1 ユーザー・資産の流⼊

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web3ユーザーの拡⼤ 10 過去のインターネットユーザーと同様、今後数年で⾶躍的な伸びが予想される *a16zのレポート「2023 State of Crypto Report: Introducing the State of Crypto Index」より抜粋して作成 2016 2035 2034 2033 2032 2031 2030 2029 2028 2027 2026 2025 2024 2023 2022 2021 2020 2019 2018 2017 1990 2009 2008 2007 2006 2005 2004 2003 2002 2001 2000 1999 1998 1997 1996 1995 1994 1993 1992 1991 インターネットユーザー数10億⼈ 現在のweb3ユーザー数は 推定2,000万〜1億2,000万⼈ インターネットユーザー数 年間取引アドレス(ウォレット)数 ⽉間取引アドレス(ウォレット)数 インターネットユーザー数 vs. web3ユーザー数 (Log scale) Source: World Bank、Dune Analytics。Layer2を含む⼀般的なEVMチェーン (Ethereum上)でトランザクションを送信している⼀意の公開鍵セットが含まれる 約10倍

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web3経済圏へのアセット流⼊ 資産トークン化のボリュームについても、今後数年で⼤きな増加が⾒込まれる ※出典) ボストン・コンサルティング・グループ︓Relevance of On-chain Asset Tokenization in 'Crypto Winterʻ(2022.9) Source: World Economic Forum – Global Agenda Council, BCG Analysis 1 For example, Insurance policies, Pensions, Alternative Investments; 2 e.g., Infrastructure Projects, Car Fleets, Patents Note: The analysis does not include crypto assets 約27倍 「伝統的⾦融商品、その他⾦融商 品」以外だけ⾒ても、$4.8tn(約 720兆円)の潜在マーケットが存在

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web3経済圏拡⼤のステップ 12 暗号資産経済圏への資産流⼊はUtility NFTから始まる *1︓様々な権利が付与された実⽤性(使い道)のあるNFT *2︓法定通貨の価値との連動が約束された暗号資産 *3︓Security Token Offeringの略。株式・社債等の各種証券をブロックチェーン上でトークン で発⾏・資⾦調達 *4︓Real World Assets *5︓公開情報よりDecentier作成 l STEP1 VASP︓ 経済圏を⾏き来するための Fiat⇔Cryptoの交換基盤であり、 最初期に運営開始 • チケット市場規模 3,210億円 • 会員権(リゾート) 3,970億円 • 動画配信市場規模 4,614億円 • ⾳楽配信市場規模 895億円 • 電⼦書籍市場規模 4,662億円 • 資⾦調達額(株式) 3.3兆円 • 資⾦調達額(社債) 15.3兆円 • 資⾦調達額(J-REIT)2,950億円 • 資⾦調達額(不特法) 1,556億円 - l STEP2 Utility NFT*1︓ 暗号資産経済圏へ流⼊しうる資産 の内、規制対応負荷が少なく早期 に普及する領域 l STEP3 Stable Coin*2・STO*3︓ 規制のため、参⼊事業者が限定的 / 運営負荷が⾼く、普及までに⻑期間 を要する領域 法規制の壁 市場規模*5 (法定通貨経済圏市場規模 (国内)を例として記載) 暗号資産 経済圏の拡⼤ STEP RWA*4(現実資産のトークン化)

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コンサルティングサービス Consulting Services 03

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Decentierの注⼒領域 14 web3ビジネスとして初期に⽴ち上がるVASP・Utility NFTが注⼒領域 *1︓販売所・交換所等のVASP事業の他、サービスへのVASP(Exchange等)機能の組込み、IEOに関するコンサルティング等を含む l STEP1 VASP︓ 経済圏を⾏き来するための Fiat⇔Cryptoの交換基盤であり、 最初期に運営開始 • チケット市場規模 3,210億円 • 会員権(リゾート) 3,970億円 • 動画配信市場規模 4,614億円 • ⾳楽配信市場規模 895億円 • 電⼦書籍市場規模 4,662億円 - l STEP2 Utility NFT︓ 暗号資産経済圏へ流⼊しうる資産 の内、規制対応負荷が少なく早期 に普及する領域 l STEP3 Stable Coin・STO︓ 規制のため、参⼊事業者が限定的 / 運営負荷が⾼く、普及までに⻑期間 を要する領域 法規制の壁 市場規模 (法定通貨経済圏市場規模 (国内)を例として記載) 暗号資産 経済圏の拡⼤ STEP 注⼒領域① VASP関連事業*1に 関するコンサルティング • 資⾦調達額(株式) 3.3兆円 • 資⾦調達額(社債) 15.3兆円 • 資⾦調達額(J-REIT)2,950億円 • 資⾦調達額(不特法) 1,556億円 RWA(現実資産のトークン化) 注⼒領域② Utility NFT関連の 事業開発コンサルティング

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Decentierの注⼒領域 15 VASPはFiat⇔Cryptoをブリッジする役割がより重要に *1︓交換した暗号資産はVASPのウォレットで管理されるため、これをCrypto Economyで利⽤するにはユーザーが⾃⾝で管理するウォレット(ノンカストディアルウォレット)に移動する必要がある Utility NFT VASP これまでのVASP これからのVASP n 法定通貨と暗号資産の交換による、ユーザーへの投資機 会の提供がメインのビジネス n ユーザーが交換した暗号資産はVASPが保管*1 n 当初、暗号資産経済圏は⼩さく、web3サービスへの接続 は想定されていなかった(VASPユーザーがweb3サービス へ接続するハードルが⾼い状況) n 暗号資産経済圏の急拡⼤を受け、従来ビジネスに加え web3サービスへ繋げる役割がより重要に n Non-Custodial Walletの提供やweb3サービスとの接続 等、法定通貨 / 暗号資産経済圏をシームレスに⾏き来可 能なUXの提供がVASPの価値を左右 暗号資産投資に関するサービスの提供 web3サービスへのアクセサビリティの提供 VASP web3 Services Fiat Economy Crypto Economy VASP web3 Services Fiat Economy Crypto Economy 従来のビジネス領域

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Decentierの注⼒領域 16 事例︓NTTドコモ n web3のEnabler(web3サービスの開発基盤)事業に最⼤6000億円規模の投資を発表 n web3サービスを利⽤するうえでのUXの悪さをペインと捉えており、暗号資産経済圏へのアクセサビリティを提供する 「これからのVASP」の実現を主軸に置いた構想を進めている *イメージはImpress Watch 2022年11⽉9⽇の記事「ドコモ、Web3に6000億の投資 「⽇本発グローバルデファクト」へ」より抜粋 VASP VASP機能 Utility NFT

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Decentierの注⼒領域 17 事例︓Coinbase(Wallet as a Service) VASP Utility NFT *イメージや内容はCoinbase Cloud Product 及び Coinbase Blog(Coinbase announces Wallet as a Service. Now any company can seamlessly onboard their users to web3.)より抜粋 n 暗号資産ウォレット導⼊を⽀援する企業向けサービス (Wallet as a Service)を提供開始 n ウォレットをスピーディーに開発できるAPI群。⾃社での ウォレットシステムの開発は不要で、カスタマイズも可能 n MPC(Multi-Party Computation)でエンドユー ザーとCoinbaseが秘密鍵を分割して保有。セキュリティ の確保とUX向上を⽬指す Ø ユーザーが単独で秘密鍵を管理するウォレットのペイン 解消が狙い Ø web3時代にキーとなるWallet領域をカバーし、 Coinbaseのエコシステムを拡⼤する動き Ø Embedded Finance(組込型⾦融)サービスが 暗号資産領域でも増加するものと想定

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Decentierの注⼒領域 18 NFTはCollectible(収集品)からUtility(実⽤性)へ Utility NFT VASP これまでのNFT これからのNFT n データに唯⼀無⼆性を付与するNFTは、デジタルアート / トレーディングカード等の収集品として台頭 n NFT⾃体に使い道はなく、保有(観賞⽤ / 所有感)や 売買(投資)を⽬的としたケースがほとんど n 裏付け資産 / 権利がない点で類似する初期の暗号資産 の様にブームが到来したが、現在は沈静化 n 保有 / 売買⽬的ではなく、様々な権利が付随する実⽤性 のあるNFTが発展し、転々流通性のある権利として暗号資 産経済圏で取引が活発化 n 企業が顧客エンゲージメントを⾼める⼿段に使ったり、 Collectibleとして発⾏したNFTに各種権利を付与する等、 ユースケースが拡⼤ 保有 / 売買することが⽬的(Collectible NFT) 使うことが⽬的(Utility NFT) NFT マケプレ NFT マケプレ 限定コミュ ニティへの 参加 特別な 宿泊施設 の利⽤ 従来のビジネス領域

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Decentierの注⼒領域 19 事例︓Starbucks(Starbucks Odyssey) n Starbucksが発⾏するNFT(Journey Stamps)を 獲得 / 購⼊できるプログラム n NFTはStarbucksが⽤意する様々なJourney(コー ヒー / Starbucksの知識を深めるチャレンジ等)をクリ アすることで獲得 n NFT保有者はバーチャルのエスプレッソ教室、限定イベン ト、 Starbucksのコーヒー農園への旅⾏等の特別な特 典 / 体験にアクセスできる Ø 保有者に特別な体験を提供するUtility NFT Ø 顧客は保有しているだけで特別感・満⾜感を得られ、 エンゲージメント向上に寄与 Ø NFTはマケプレで売買可能であり、獲得のモチベーショ ンに繋がる / 購⼊のハードルを下げる VASP Utility NFT

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Decentierの注⼒領域 20 事例︓NOT A HOTEL(メンバーシップNFT) VASP Utility NFT *イメージはNOT A HOTELのHPより抜粋 *1︓OpenSeaでの発⾏数から当社にて推定 n NOT A HOTELを1⽇から利⽤できる会員権NFT。会 員権NFTを保有するウォレットに、宿泊券NFTが毎年 付与(Airdrop)される n 会員権に刻印される⽇付、毎年付与される部屋がラン ダムとなっており、ユーザーに対する遊び⼼を提供 n 事業者視点では稼働率が100%となる仕組みであり、 安価な宿泊料の設定が実現 Ø 国内NFTプロジェクトとしては圧倒的な販売実績 (23年3⽉時点で発⾏額約9億円を販売*1) Ø NFT化することで利⽤権に資産性を持たせる設計とさ れている Ø Creator Feeが7.5%の設定。N次流通で7.5%の 収⼊が得られる仕組み

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Decentierのサービス 21 サービスライン 戦略⽴案 企画 / 計画 開発 / PMF n マーケットリサーチ n 将来構想・ロードマップ n 新規事業戦略⽴案 n サービス・業務設計 n PoC / MVP企画 n コンソーシアム / 協業企画 web3の各種テーマ n システム構想・基盤選定 n 要件定義・設計・開発 n PMFマネジメント n プロジェクト計画策定・プロジェクトマネジメント VASP Utility NFT

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Decentierのサービス 22 ご⽀援テーマ例 VASP Utility NFT VASP Utility NFT ビジネス • Cryptoの外部環境調査 • 交換業ライセンスの取得 • IEO事業の企画・開発 • カストディ事業の企画・開発 • 暗号資産を活⽤した 新規事業の企画・開発 • 事業計画策定 • マーケティングリサーチ・ 顧客受容性評価 • 事業のNFT親和性評価 • NFTプライマリー・セカンダリー サービスの構想策定・企画 • 事業計画策定 システム • ブロックチェーン技術の調査 • 暗号資産・ブロックチェーン サービスのシステム企画・開発 • ウォレットサービス企画・開発 • プロジェクトマネージメント • ブロックチェーンの選定 • オンチェーン / オフチェーンの モデル設計 • NFTプライマリーサービスの システム企画・開発 • ウォレット・決済システムの設 計、システム企画・開発 • プロジェクトマネジメント 法規制 • 法規制の動向調査 • 法規制を踏まえた各種管理 態勢の設計・構築 • 資⾦決済法 or ⾦商法など の法的位置づけの整理 • 証券該当性の調査・検討 • 賭博該当性の調査・検討 • 法的位置づけの定義、 規制当局への照会・調整 全体共通 • web3市場・競合調査 • web3経済圏の構想 • web3ビジョン・戦略⽴案 • 中⻑期ロードマップの策定 • web3事業全体管理

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Why “Decentier” Why “Decentier” 04

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Decentierの強み 24 事業会社やコンサルファームでのweb3領域の豊富な経験 多様な業界知⾒と ハンズオン型のコンサルティング 暗号資産交換業、 ブロックチェーン事業会社 における業務実績 スタートアップにおける NFT事業⽴ち上げ経験 n 暗号資産交換事業者でのサービス運営、ブロックチェーン事業会社における プロダクト / サービス開発・運営等を展開してきた実績を持つメンバーで創業 n ビジネス・技術の双⽅の専⾨性と知⾒・経験を活かしたコンサルティングに強み n ⾦融バックグラウンドや⼤⼿コンサルティングファームでの経験・幅広い業界知⾒ 等、各分野のスペシャリストが在籍 n ⼤⼿企業との共同事業開発を⼿掛けた実績も多数。コンサルティングだけでなく、 事業会社での事業運営経験もあり、ハンズオン的に価値のある⽀援が可能 n ユーティリティ系のNFTとして国内最⼤の販売実績を作ったNOT A HOTEL NFTの⽴ち上げをリードした経験 n 現在のNFT市場の環境と企業の既存顧客にマッチしたサービス開発に強み

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Decentierの実績 25 創業から1年強で、既に多数のweb3プロジェクトを推進中 # 業界 会社規模 プロジェクト概要 1 メーカー・エンタメ ⼤⼿ • web3市場への新規参⼊に向けた各種構想⽀援 • 暗号資産交換業ライセンス取得に向けたビジネス・システム戦略⽴案 2 暗号資産交換業 ⼤⼿ • web3領域における各種リサーチ・レポーティング • 暗号資産交換業者の規制対応に向けた各種プロジェクト⽀援 • プロジェクト投資判断における意思決定プロセス・会議体設計の⾼度化 3 銀⾏ ⼤⼿ • web3技術を活⽤した地域・地⽅創⽣のサービス企画⽀援 4 ホテル・リゾート ⼤⼿ • NFTを活⽤したリゾート会員権 / ゴルフ会員権他に関する新規事業開発⽀援 5 コンシューマーゲーム ⼤⼿ • ブロックチェーンゲーム開発のためのアーキテクチャ選定に向けた各種リサーチ 6 スポーツメディア 中⼩ • プロスポーツチームとファンによるコミュニティDAO⽴ち上げに向けた構想⽀援 • NFTを活⽤したホテル / セカンドハウス開発・運営の新規事業開発⽀援 7 不動産開発・運営 スタートアップ • web3×⾃社ビジネスにおけるビジョン策定 • NFTを活⽤したセカンドハウス開発・運営の新規事業開発⽀援 8 不動産開発・運営 スタートアップ • ホテル / セカンドハウス開発・運営のためのDAO⽴ち上げに向けた検討⽀援 9 ブロックチェーン スタートアップ • パブリックチェーン (Layer1) の事業戦略、マーケティング戦略の策定⽀援 10 教育・リスキリング スタートアップ • web3研修教材の作成、講義の実施(講師として参加) 11 ファブレス酒造 スタートアップ • NFTを活⽤したメンバーシッププログラム、限定商品販売 / 流通等の事業構想⽀援

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Appendix. ご⽀援テーマ補⾜ 05 Appendix. Supplemental Support Themes

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web3全体戦略のポイント 27 現時点でユーザー数はWeb2経済圏が圧倒的に多い点を意識する必要あり VASP Utility NFT VASP*1(法定通貨⇒暗号資産) 1.5〜2億⼈*3 Web2経済圏(法定通貨) 50億⼈*2 web3経済圏(暗号資産) 〜1億⼈*4 *1︓Virtual Asset Service Provider の略称で、暗号資産に関連するサービスやプラットフォームを提供する法⼈や団体(本書では暗号資産交換業者を指す) *2︓インターネットユーザー数(グローバル・参考値) *3︓VASPユニーク⼝座数(グローバル・参考値) *4︓Non-Custodial Walletユニークユーザー数(グローバル・参考値) • ユーザーがweb3経済圏に⼊るためには 法定通貨⇒暗号資産の交換が必要となるため、 必ずVASPを経由する • web3経済圏の市場構造については次⾴参照

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web3全体戦略のポイント 28 VASP⇒ノンカストディアルウォレットへ資産移転し、Dappsで利⽤する仕組み VASP Utility NFT プレイヤー分類 *1︓Virtual Asset Service Provider の略称で、暗号資産に関連するサービスやプラットフォームを提供する法⼈や団体(本書では暗号資産交換業者を指す) *2︓Decentralized Exchanges(分散型取引所)。管理者が介在せず、ユーザー同⼠が直接、暗号資産の交換を⾏える取引所 Web3市場構造 Asset Protocol 売買 利⽤ Service n ブロックチェーン 上で流通する 資産の発⾏者 n 資産の売買 (交換)サービ スの提供者 n 資産を利⽤して 対価(稼ぐ / 楽 しむ等)を得る サービスの提供者 n 資産・サービス の開発 / 動作 基盤の提供者 ノンカストディア ルウォレット *個⼈が管理する ウォレット。暗号資 産等の保管、 Dapps利⽤のた めに必要 ステーブル コイン NFT NFTマケプレ (オンチェーン) 暗号資産 DeFi (DEX*2) SocialFi GameFi DeFi (レンディング他) ブロックチェーン(L2) ブロックチェーン(L1) Dapps (DAO等 で運営) … 中央集権型 Asset移転 VASP*1 NFTマケプレ (オフチェーン) VASP等から の出庫 / ⼊ 庫時のみ記録 取引の都度記録

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web3全体戦略のポイント 29 どの領域に参⼊し、どの様にマネタイズすべきかを適切に⾒定める必要あり VASP Utility NFT Web2経済圏 web3経済圏︓マネタイズポイント ユーザー数(百万⼈)︓5,000〜*1 150〜200*2 〜100*3 Fiat Economy Crypto Economy DEX接続⼿数料(暗号資産スワップ時にユーザーに⼿数料を徴収) 提供サービスの対価 (例︓NFT販売収益、 レンディング⼿数料等) ネイティブトークン値上 がり益、トランザクショ ン⼿数料(バリデーター としての報酬) Dapp Dapp Dapp ブロックチェーン(L2) ブロックチェーン(L1) 暗号資産売買の⼿数料(スプレッド)、カストディ業務報酬(法⼈ウォレットの利⽤料等) VASP ノンカスト ディアル ウォレット *1︓インターネットユーザー数(グローバル・参考値) *2︓VASPユニーク⼝座数(グローバル・参考値) *3︓Non-Custodial Walletユニークユーザー数(グローバル・参考値)

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web3全体戦略のポイント 30 世界⼤⼿のCoinbaseはVASPを起点にweb3サービスに送客する戦略 VASP Utility NFT Web2経済圏 *1︓Coinbaseユニーク⼝座数(参考値) *2︓Coinbase Walletユニークユーザー数(参考値) ユーザー数(百万⼈)︓- 100〜*1 10〜*2 web3経済圏︓Coinbase Fiat Economy Crypto Economy DEX接続⼿数料含め無料。当該領域での収益化は現状構想外か 23年8⽉ローンチ後、 10⽉時点で100以上 のDapps。特にweb3 版SNS”friend.tech” が現状で最⼤規模 ローンチ2⽇でデイリーア クティブユーザーが10万 ⼈を突破。その多くが friend.tech起因 CoinbaseはBASEの バリデータとしてトランザ クション⼿数料を確保 Dapp Dapp Dapp ブロックチェーン(L2) ブロックチェーン(L1) 現状、暗号資産売買の⼿数料等、web3ビジネス全体収益の多くをVASP周辺が占める * Web2.0ユーザー基盤のないCoinbaseはVASP ユーザーがweb3経済圏の起点となる (VASP⇒Non-Custodial Wallet⇒Crypto Economyの流れ) VASP ノンカスト ディアル ウォレット

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“組込型VASP”の潮流 31 メルカリは23年3⽉に売上⾦⇔ビットコインの交換サービスでVASPに参⼊ VASP Utility NFT *⽇経新聞 2023年4⽉5⽇の記事「メルカリがビットコインの売買サービス その深慮遠謀」等より作成 サービス 概要 n メルカリ残⾼でビットコインを購⼊するサービス Ø メルコインのVASPをメルカリアプリに組込み実現 n ⼀般ユーザに対するハードルを取り除くことに注⼒ Ø かねてより暗号資産やNFT購⼊ではVASP開設 / Wallet作成等のハードルが⾼い点に着⽬ Ø KYC済ユーザは最短30秒で申込、ビットコインの み、⽇本円表記のみ等、UI / UXを⼯夫 n 結果、申込開始7ヵ⽉で100万⼝座を突破 n 「ユーザに早く暗号資産に慣れてもらう」ことが⽬的。 これをフックに多様なweb3サービス展開を予定 中⻑期 構想 n 将来的に暗号資産決済やNFT売買基盤(現メル カリのスキームに載せるかは未定)の展開を想定 Ø 販売所・取引所等のVASPサービスの充実ではなく、 顧客基盤を活かした新規web3サービスの⽅向性 UIイメージ ビットコインは、メルカリ売上 ⾦(滞留資⾦)の運⽤先 という位置付け グループのコンセプト メルコインはBlockchain をベースに多様なサービス の展開を⽬指している メルカリの組込型VASP事例

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“組込型VASP”の潮流 32 VASP⼝座獲得の早さは驚異的。今後1〜2年で業界⾸位獲得の可能性も *1︓各社公開情報より作成 n メルコインはメルカリからの送客により、7ヵ⽉で100万⼝座という 驚異的なスピードでVASPユーザーを獲得 n これには、売上⾦(滞留資⾦)の活⽤先としてのビットコイン の魅⼒、裏側のVASPの存在を感じさせないほどの滑らかな UI / UX(KYC済みユーザーは30秒で完了)等の要因あり メルカリ (6,000万DL・国内) メルコイン (100万⼝座) 内、メルペイ *KYC済み (1,100万ユーザー) 送客 メルカリからの送客イメージ bitFlyer Coincheck メルカリ (メルコイン) GMOコイン 250万⼝座 *21年3⽉時点 174万⼝座 *22年9⽉時点 100万⼝座 *23年10⽉時点 54万⼝座 *22年11⽉時点 9年9ヵ⽉ (14年1⽉〜) 9年2ヵ⽉ (14年8⽉〜) 7ヵ⽉ (23年3⽉〜) 6年5ヵ⽉ (17年5⽉〜) ⼝座数 サービス期間 ⼝座数ベースでは既にTOP3。サービス期間を勘案すると、 向こう1〜2年で業界⾸位の座を獲得する可能性あり 国内⼤⼿VASPとの⽐較*1 VASP Utility NFT

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“組込型VASP”の潮流 33 その他主要企業もマス層をターゲットにVASP機能をサービスに組み込む潮流 ※各社公開情報から作成 ⾃社サービス グループ内提携 提携先 凡例) VASP機能提供 VASP VASP(US) ZUSD, GYEN発⾏ メルカリ VASP 23年末 Wallet導⼊ LINE PayPay VASP wallet VASP VASP 対象ユーザー (Dappsユーザー) web3 サービス 事業者 ブランド (Dapps, IP) イネイブラー (API, wallet) ライセンス ホルダー (VASP) ステーブルコイン・ セキュリティトークン 等の⾦融商品 - - SBI NFT wallet VASP Adam (NFT) - Wallet VASP BASE (上のDapps) トレーダー・個⼈投資家 - - マネックス 証券 Amazon Pay Shopify VASP - - - 物販、デジタルコンテンツ等の購⼊、 決済⽤途メインのマス層 (DappsやNFTの汎⽤化後に参⼊) 国内 国内 海外 海外 PayPal Venmo (JAL, CCC等の パートナー企業) メルカリ LINE NTT (docomo) Stripe PayPal GMO SBI Coincheck Coinbase トークン基盤 - MUFG (progmat) 機能提供なし 機能提供不明 (サンリオ等の パートナー企業) 単体VASP GMO-PG 組込型 (決済代⾏) VASP機能なし - Walletがイネイ ブラーとして機能 - 組込型 (決済代⾏) 組込型 組込型 Circle (USDC発⾏) ODX (STの PTS運営) PYUSD発⾏ Walletがイネイ ブラーとして機能 VASP Utility NFT

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Utility NFTのサービススキーム 34 Utility NFT事業 / プロダクトの開発においては多様な論点が存在 VASP Utility NFT 規制当局 暗号資産交換業者 コミュニティ セカンダリ市場 プライマリ販売(発⾏体) ユーザ 貴社 … … … … Crypto / Fiat NFT 検査・ 監督 Crypto ⇔Fiat 運営 参加 / 運営 Crypto / Fiat⇔NFT マーケティング︓ • セカンダリの流動性を上げる仕組みがあるか • なぜユーザがセカンダリでNFTを購⼊するのか NFT発⾏︓ • 技術(Blockchain・NFT)を使う⽬的は何か • 何をNFT化するのか、ユーザーメリットは何か オペレーション︓ • Fiat決済を提供するか、顧客情報を取るか • NFTのmintは誰がやるのか 法規制︓ • ⾦商法 / 資⾦決済法 / 不特法 / 景表法 / 賭博法等、関わりうる規制上で問題がないか コミュニティ運営︓ • ユーザーコミュニティは必要か、その場合のコミュニティのあるべき姿はどの様なものか • ファーストピンをどう育てるのか、Discord / LINE等、どこに作るのか サービス フィードバック

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ウォレット ウォレット Utility NFTのサービススキーム 35 国内⼤⼿の事例では⼤きく3パターンに別れ、それぞれにPros / Consがある パターン① パターン② パターン③ NFT販売サイト (プライマリ販売) NFTマケプレ (セカンダリ市場) ウォレット 購⼊ 出品 / 購⼊ NFT販売サイト NFTマケプレ 購⼊ 出品 / 購⼊ NFT販売サイト NFTマケプレ ユーザー 購⼊ 出品 / 購⼊ フルパッケージサービス利⽤ マケプレサービス(販売含む)利⽤ 独⾃構築 ユーザー ユーザー 独⾃構築 n プライマリ・セカンダリ・ウォレットまで簡単に 構築可能 n フルパッケージの提供は現状LINEのみ n NFTはLINE独⾃仕様で、外への持ち出 し不可(LINEサービス上でのみ流通) n プライマリ・セカンダリを簡単に構築可能 n ユーザーが⾃⾝で管理するウォレットを接 続する必要があるが、NFTを外部へ持ち 出せて、Opensea等、好きなプラット フォームでの販売が可能 n プライマリ・セカンダリを⾃社で構築要(裏 側の仕組み(ホワイトラベル)を提供す る事業者がいるためゼロベースではない) n ⾃由なUI / UX設計が可能で、独⾃性 のあるブランディングがしやすい VASP Utility NFT

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Utility NFTのサービススキーム 36 パターン①事例︓JAL *1︓LINE NFTのJALページより作成(https://nft.line.me/store/brand/183) n 2023年7⽉、国内線で配布していた「都道府県シール」をNFT化した「JAL TODOFUKEN NFTコレクション」をLINE NFTで販売開始 n 5種コンプリートでスペシャルNFTを配布。当選者限定でNFTデザインを実物の搭乗券サイズで再現した限定グッズを郵送するキャンペーン展開 … • LINEマケプレのブランドの⼀つとして表⽰ • 個別ブランドページ(直接リンクさせることも可) • 上部がプライマリ、下部がセカンダリ • 購⼊したNFTはウォレットに格 納され、ここから出品もできる • LINEアカウントを持っていれば 簡単に(数タップで)ウォレット 作成可能 • ⼀⽅、LINE NFTの経済圏の 中でのみ流通可能 • タップするとNFT個別購⼊ ページに遷移 VASP Utility NFT

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Utility NFTのサービススキーム 37 パターン②事例︓JR東海 *1︓SBINFT MarketのJR東海ページより作成(https://sbinft.market/partners/jr-tokai-agency?type=3) n 2023年10⽉、JR東海傘下のJR東海エージェンシーがSBINFT Marketで、「鉄道の⽇」の制定30周年を記念するアートNFT30枚を販売 n SBINFT MarketはMetamask、Coinbase Wallet、SBI Web3ウォレットの3つのウェブウォレットに対応するオープンNFTマーケットプレイス • LINEマケプレのブランドの⼀つとして表⽰ • 個別ブランドページ(直接リンクさせることも可) • ⼆次流通はオークション⽅式も選べる • タップするとNFT個別購⼊ ページに遷移 • NFT売買には外部ウォレット 接続要でハードルが⾼い • ⼀⽅、外部ウォレットにNFT が格納されることで多様なマ ケプレでの⼆次流通が可能 VASP Utility NFT

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Utility NFTのサービススキーム 38 パターン③事例︓ANA *1︓ ANA GranWhale NFT MarketPlaceより作成(https://nft.ana-granwhale.com/) n 2023年5⽉30⽇、独⾃のNFTマーケットプレイス「ANA GranWhale NFT MarketPlace」をオープン n 第⼀弾として航空写真家ルーク・オザワ⽒のデジタル写真、第⼆弾としてB787初号機の特別塗装機と幻のデザイン案の販売を実施 • 独⾃構築のNFTマーケットプレイス • ワン・オブ・ゼムではないブランディングが可能 • タップするとNFT個別購⼊ページに遷移 • NFT購⼊⾃体は通常のアカウント(メールアドレス・ パスワード)で可能 • 外部に持ち出す(多様なマケプレで販売可能な状 態にする)場合に、外部ウォレットとの接続が必要 となり、ハードルが⾼い VASP Utility NFT

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Utility NFTのサービススキーム 39 事例の採⽤スキームは様々。⾃社⽅針に沿って適切なオプションを選択したい *各社公開情報よりDecentier作成 社名 概要 NFT販売サイト NFTマケプレ 決済⼿段 ウォレット JAL • 航空券チケットをモチーフとしたTODOFUKEN NFTコレクション • 5つの都道府県NFTを集めるとスペシャルNFT配布等 LINE NFT LINE NFT 暗号資産 / LINE pay DOSI Wallet (LINE) JR⻄⽇本 • 同社の鉄道専⽤SNSアプリ「Railil」のキャンペーン施策 • ⼤阪環状線323系⾞両をモチーフにしたイラストをNFT化して無料配布 LINE NFT LINE NFT 暗号資産 / LINE pay DOSI Wallet (LINE) ⻄⽇本鉄道 • ⾞両基地で開催する⾒学イベント期間中のキャンペーン施策 • 同社のメタバース「にしてつバース」の⾞両ラストラン写真 / 動画をNFT化 LINE NFT LINE NFT 暗号資産 / LINE pay DOSI Wallet (LINE) JR東海 • 「鉄道の⽇」の制定30周年を記念するアートNFT30枚を販売 • ボクセルアートで描かれた東海道新幹線5種類の⾞両画像をNFT化 SBINFT Market SBINFT Market 暗号資産 / クレカ Metamask / Coinbase Wallet / SBI Web3ウォレット 東急不動産 • ニセコのスキー場で、雪質のよい12⽉〜2⽉の計67⽇間のいずれかの⽇限定 の「アーリーエントリー権」を付与したNFT(NISEKO Powder Token) PLT Place PLT Place 暗号資産 / クレカ Metamask / Wallet Connect ANA • 独⾃のNFTマケプレ、GranWhale NFT MarketPlaceの展開 • 航空写真家のデジタル写真や、⾶⾏機の幻のデザイン案等をNFT化 独⾃構築 独⾃構築 暗号資産 / クレカ Metamask NOT A HOTEL • NOT A HOTELの世界観を表現した独⾃販売サイトを構築 • ラグジュアリー・セカンドハウスの利⽤権をNFTにして販売 独⾃構築 構築なし *Opensea等、外部マ ケプレで⼆次流通可 暗号資産 / クレカ Metamask TOKI • 新潟の新興航空会社。NFT独⾃販売サイト「CLUB TOKI」を構築 • ファンコミュニティと、コミュニティ向けNFTを販売 独⾃構築 構築なし *Opensea等、外部マ ケプレで⼆次流通可 暗号資産 / クレカ Metamask JR九州 • CryptoLabのOEMにて独⾃のNFTマケプレ、JR九州NFTを展開 • 鉄道コレクションNFTの販売や、列⾞利⽤でNFT無料配布イベントを企画 独⾃構築 独⾃構築 暗号資産 / クレカ Metamask / ValueBase 主要事例⼀覧 ! " # $ ① ! " # $ ② ! " # $ ③ VASP Utility NFT

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