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問いの変遷
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最初の問い
2023年、
AIが話題になる
自分のやってる、
「UXリサーチ・デザイン」は
AI化されるのか?
メッシュワークのゼミに申し込んだ時、自分の問いは今とは違った。
一番最初の問いは
「UXやデザインはどこまでAI化できるのか?
人間がAIに効く/AIが人間に聞くことが成立しないとしたら、
人間が人間であることは、何を担保しているのか?」
だった。
なぜその問いを持ったかといえば、
世の中では「UXリサーチ・デザインはAI化できる」という流れと、
私の直感では「UXリサーチ・デザインはある程度AI化でき、どこからかできない」という感覚があった。
ここに答えを出せるのはUXリサーチ・デザインをやる当事者しかいないだろう。
そう思って自分の問いとした。
最初の問いの自分なりの答え
考えたり、リサーチ手法を見直したり、人とディスカッションしていくうちに、
今のUXリサーチ・デザインは、ユーザー理解ではなく、
ビジネス的に蓋然性の高いアイディアに辿り着けることを目的としており、AIで代替できるのではないか?
ということに至った。愕然とした。
今まで私がやってきたUXリサーチ・デザインは人を理解することが目的…と思っていたが、よくよく考えればそれは
手段に過ぎないのだ。
それならやっていることは理解ではなく、予測で代替できるかもしれない。
技術が発展すればきっとAIで代替できるだろう。
私はそういうビジネス的な解を見つけるものではなく、ちゃんとユーザー理解をすることが何かにつながると思って
いる。そういうリサーチについて、もっと考えようと思っていた。
この考えはnoteにまとめた。結構読まれた。ありがとうございます。
UXリサーチはどこまでAI化できるのか?を起点
に、昨今のUXリサーチはピュアに「ユーザーを理
解すること」を目的としておらず、「ビジネス的な
蓋然性の高いインサイトを効率的に得ること」に傾
倒していないか?という記事を書いた。
「UXリサーチのAI化」について考える
https://note.com/art_reflection/n/ncf1e89d
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