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イラストでわかるRAGを用いたbot開発 #生成AI #機械学習 #RAG プロダクトディベロップメント室 販促領域プロダクトディ ベロップメント5ユニット(まなび) 教育支援小中高プロ ダクト開発部 小中高SREグループ 高橋 あおい RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night-

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RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- #生成AI、#RAG イラストでわかるRAGを用いたbot開発

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RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- 高橋 あおい ドラマ鑑賞・読書 経歴 / Career 2021年にリクルートにキャリア採用入社。 オンライン学習サービス「スタディサプリ」の小学生か ら大学受験生向けのSite Reliability Engineer(SRE)と して従事。生成AIに関連する仕事が専門ではない。 趣味 / Hobbies プロダクトディベロップメント室 販促領域プロダ クトディベロップメント5ユニット(まなび) 教 育支援小中高プロダクト開発部 小中高SREグルー プ

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RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- Agenda 1. 仕事紹介 2. RAGとは? 3. 生成AIを使ったアプリ開発に関わるキーワードをご紹介 4. 実践!Chat Bot開発

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RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- RAGとは?

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RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- RAGとは? Retrieval-Augmented Generation (RAG) ● RAGは生成AI分野における用語 ● 生成AI + 検索システム = RAG ○ つまり生成AIを経由してGoogle検索ができるのもRAGの一種 ● 仕事でRAGを使いたいケース ○ すでに情報が蓄積しているデータベースがあり、使いたい ○ 生成AIに学習させたくないデータを使いたい ○ 特定の分野に関してのみ精度が高く回答できるようにしたい

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RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night-

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RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- 生成AIを使ったアプリ開発に関わるキーワードをご紹介

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RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- 生成AIを使ったアプリ開発に関わるキーワード①

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RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- 生成AIを使ったアプリ開発に関わるキーワード② LLM:Large Language Models、大規模言語モデル

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RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- モデルの違い ● モデルが同じだと機能・性能が同じ ● モデルによって性能の違いは大きい ● Saasベンダーによって使えるモデルが 違う ○ 「チ。」というアニメはNetflixでしか 見れない、みたいな

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RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- 生成AIを使ったアプリ開発に関わるキーワード③ LLM-Observability(可観測性) ● 普通のアプリケーションの場合 ○ メトリクス、ログ、トレース... ● LLMの場合も同様 ○ メトリクス ■ 評価結果はどうだった?正解だった? ○ ログ ■ 生成AIに投げられたクエリ、生成AIから返ってきたクエリ ○ トレース ■ 処理にどれくらい時間がかかったか

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RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- 実践!Chat Bot開発

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RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- 実践!Chat Bot 開発 ● スタディサプリ開発内で使われているbotを事例に説明します ● 社内のドキュメントをSlack経由で検索できるbot「saprus(サプラス)」 ○ 詳細はブログに書いています ■ https://blog.studysapuri.jp/entry/2024/06/26/100000

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RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- Chat Botのシステム概要 Azureの場合

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RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- 開発中の課題と解決策 回答の精度がどれくらいなのかがわか らない ・生成AIに回答の精度を評価させ、 Datadog LLM Observabilityに送信 ・ソースドキュメントのリンクを添付 することで一次情報が確認できる ドキュメントに日英両言語含まれる ドキュメントをアップロードするとき に英語であれば日本語に翻訳する 精度低下をある程度防止したい 読み込む対象ドキュメントを管理して いる →古い情報、誰もメンテしていない情 報が検索結果に出てくるのを防ぐ

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RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- まとめ ● 各SaaSベンダーのマネージドサービスを利用することで生成AIアプリ開発 が楽になってきている ● より高度な課題を解決できるようbot開発継続中 ○ SREの一次対応 ■ トラブルシューティングをサポート ● 次なる目標は「AIエージェント」を作ること ○ 「AIがAIに指示」「AIが自分で判断」ができるようになってほしい     → AI エージェント