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大黒市で発生した大規模インシデント の ポストモーテムから読み解く、 記憶媒体消去の大切さ 2026/4/11 【劇場版】アニメから得た学びを発表会2026 しゅういちろ

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目次 1. 目次 2. 自己紹介 3. 電脳コイルについて 4. 大黒市で発生したインシデント 5. ファイルの正体 6. フォーマット 7. まとめ

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自己紹介

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自己紹介 しゅういちろ 2004.4 2024.7 中堅SIerに入社 SESで顧客先で常駐しつつ、実装から要件定義、 PMOなど を経験する。大障害の中の青い銀行の中の人だったこともあ ります。 パッケージソフトのSaaS化プロジェクトにて開発組織の立ち 上げ、スケールを実践し、自分の可能性を感じて転職を決意 ビットキーへjoin 2026.4 全てのエンジニアが幸せに、開発に集中できるようにするこ と(技術広報/採用/組織開発/EM育成) shucho0103

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自己紹介 趣味:本を書く 商業誌 同人誌 技術書典20で新刊頒布中です 『せ25』 New

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電脳コイルについて

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電脳コイルとは 「電脳コイル」(でんのうコイル)は、磯光雄が原作・監督を務めた日 本のSFアニメーションです。 基本情報 放送: 2007年、NHK教育テレビで全26話 監督・原作: 磯光雄 制作: マッドハウス ジャンル: SF、子供向け冒険、電脳(AR)世界

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電脳コイルとは あらすじ 近未来の日本を舞台に、子供たちが「電脳メガネ」という AR(拡張現実)デバイスを日常的に使っている世界が描かれ ます。主人公の小此木優子(ヤサコ)が大黒市に引っ越してきたことをきっかけに、電脳空間にまつわる不思議な事件 に巻き込まれていきます。 特徴 先見性: 2007年の作品ながら、ARグラスやデジタル空間と現実の融合といった概念を描き、現在の AR技術を予見し ていたと評価されている 電脳メガネ: 作中の中核デバイスで、現実世界に電脳情報を重ね合わせて表示する イリーガル: 電脳空間に存在するバグや古いプログラムの存在が物語の鍵となる 子供たちの冒険と成長: 技術的なSF要素と、子供たちの友情・成長の物語がうまく融合している

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なぜ、今年電脳コイルの話をするか 今年(2026年)が劇中の年だからです https://x.com/DennohCoil/status/ 2018493898923114615?s=20

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なぜ、今年電脳コイルの話をするか あと、いまAmazon Primeで観れます

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本日触れる電脳コイルのネタバレ ● 劇中で起こる一部の事件 ● 電脳コイルの世界観

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今日必要な電脳コイルの知識 ワード 内容 大黒市 劇中の舞台となる架空都市 電脳メガネ ウェアラブルデバイス、現実世界に重ね合わせてデジ タル空間の情報を見せることができる メタバグ デジタル空間のバグの結晶、電脳メガネを通して確認 することができる。大黒市でのみで採取可能

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電脳コイルから読み解く「地方自治法」 ● 寄稿してます ● 電脳コイルのエピソードから、自治 体に着目して法律を読み解いてい ます

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大黒市で発生したインシデント

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ポストモーテム資料 要約すると ● デジタル空間と現実空間の座標のずれ が発生し、交通事故が発生 ● デジタル空間の座標のずれは、イリーガ ルと呼ばれるデジタル空間のバグによっ て発生 ● イリーガルはディスクドライブの再利用に よって発生 ● ディスクドライブの再利用時はフォー マットが大切 ● 再利用時の人のチェックも重要 ※架空の資料です

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本日お伝えしたいこと ● フォーマットについて ● その前段のファイルシステムとかについて

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ファイルの正体

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ファイルを操作する関数の裏側 これらの関数使ったことあると思います 言語 関数/方法 例 Python open() f = open("file.txt", "r") Java FileReader / Files.readString() Files.readString(Path.of("file.txt")) C fopen() FILE *f = fopen("file.txt", "r"); C++ std::ifstream std::ifstream ifs("file.txt"); Go os.Open() f, err := os.Open("file.txt") Rust File::open() let f = File::open("file.txt")?; Ruby File.open() File.open("file.txt", "r") C# File.ReadAllText() File.ReadAllText("file.txt") Swift String(contentsOfFile:) try String(contentsOfFile: "file.txt") Kotlin File().readText() File("file.txt").readText()

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Pythonの例

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Pythonの例 OSごとの言語の処理系のレイ ヤー

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Pythonの例 ファイルシステムの レイヤー

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ファイルシステムのおかげ ここより下はどの言語でも同じ

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ファイルシステムとは ファイルシステムの主な役割 ● ファイルに名前を付け、フォルダ(ディレクトリ)に分けて整理(構造化) ● データがストレージ(HDD/SSD)の物理的などの位置に書き込まれているかを記録し ます(場所の管理) ● どのエリアが使用中で、どこに新しいデータを書き込めるかを管理(容量管理) ● 誰がそのファイルにアクセスできるか(認可)

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主なファイルシステム 種類 主なOS 特徴 NTFS Windows 現在のWindowsの標準。セキュリティ機能や復旧機能に優れる。 APFS macOS Apple製品(Mac/iPhone)向け。高速でSSDに最適化されている。 ext4 Linux Linuxの標準。非常に安定しており、サーバーなどで多用される。 FAT32 共通 互換性が高いが、1ファイルの最大サイズが 4GBまでという制限があ る。 exFAT 共通 FAT32の制限をなくしたもの。 USBメモリやSDカードでよく使われる。

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ファイルシステムが管理するメタデータ 以下のデータをメタデータとして管理している。メタデータはファ イルの実際のデータとは別に 管理されている。 ● ファイル名(ディレクトリ名も含む) ● プロパティ(作成日時、更新日時、ファイルサイズなど) ● インデックス(データの物理的な場所)

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フォーマット

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ディスクフォーマットには2種類ある ● 論理フォーマット (High-Level Format) ● 物理フォーマット (Low-Level Format)

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論理フォーマット (High-Level Format) OSがデータを読み書きできるように、特定のファイルシステム (NTFSやFAT32など)を構築すること。 ● 管理領域(インデックスなど)を新しく作成する ● すぐ終わる ● クイックフォーマットと呼ばれることもある

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物理フォーマット (Low-Level Format) ストレージの物理的な記録面に直接働きかけ、データを記録す るための最小単位(セクタ)を再構築すること。 ● すべてのセクタに情報を書き込むことでリセットし、工場出 荷状態に近い形に戻す ● ストレージの物理的なエラー(不良セクタ)を修復・除外する ● その代わり、非常に長く時間がかかる(容量によっては数時 間〜数日)。

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お気づきですか?

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お気づきですか? ● 論理フォーマットは管理するメタデータしか書き換えていな い ● 実際のファイルのデータは残っている =データを取り出す ことができる

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お気づきですか? ● 電脳コイルのイリーガルの原因は、この残ったデータとも考 えられる ● ディスクを再利用する際は、物理フォーマットをしましょう

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注意:物理フォーマットは磁気媒体のみに使用しましょう ● HDD(Hard Disk Drive)やLTO(Linear Tape-Open) テー プストレージは磁気媒体 ● 磁気媒体を破棄、転用する場合は物理フォーマット必須 ● SSD(Solid State Drive)は物理フォーマットはドライブの寿 命を縮めます ● SSDの場合はメーカーが用意したツールを使用します

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まとめ ● ファイルシステムはOSによって違う ● ファイルシステムはメタデータを管理している ● 磁気媒体を破棄、流用する場合は物理フォーマットをする ● SSDはメーカーのツールを利用する