Slide 1

Slide 1 text

しょーてぃー/@shoty_k2 AI時代のUXデザインと プロンプトデザインの本質 Decoding UX and Prompt Design Essence in the AI Era

Slide 2

Slide 2 text

なぜ使われない AI機能・プロダクトを生み出してしまうのか

Slide 3

Slide 3 text

あなた...だれ!!? Who are you!?

Slide 4

Slide 4 text

しょーてぃー Experience & Prompt Designer  体験設計:ビジネス、ユーザー、AIの視点を統合 した実践。新規立ち上げや 100万以上のユー ザーを持つ複数のサービスのUXを進Q  生成AIサービスを運営:「アイデアからユー ザー仮説を逆解析するサービス」の開4  ハンズオン:国外のAIサービスの監修、生成AI を活用したワークショップ、講義 shoty_k2

Slide 5

Slide 5 text

Twitter 生成AI×UXについて発信中 https://twitter.com/shoty_k2 note 生成AIの活用の実践と本質が知れる! https://note.com/shoty/ Profile 色々な取り組みを覗いてみてね! https://bento.me/shoty MENTO ワテに相談できる(かも)! https://menta.work/plan/10904 mitene!

Slide 6

Slide 6 text

P P

Slide 7

Slide 7 text

UU:約2,000人 仮説生成数:約4,300回 Value Discovery アイデアから仮説を逆引きする Prompt&Experience Design

Slide 8

Slide 8 text

No content

Slide 9

Slide 9 text

No content

Slide 10

Slide 10 text

All in One AI tool Easy-Peasy.AI Prompt&Experience Design

Slide 11

Slide 11 text

Newspicks/Productzine Schoo/コミュニティ配信動画 AI SHIFTパートナーメンバー 大学授業・市町村での生成AI活用 Prompt&Experience Design

Slide 12

Slide 12 text

note Prompt&Experience Design

Slide 13

Slide 13 text

Experience Design Prompt Design AIインクルーシブ AI-Inclusive Design AIインクルーシブ AI-Inclusive Design AIインクルーシブ AI-Inclusive Design 意味のデザイン指向 Design-Driven Oriented 意味のデザイン指向 Design-Driven Oriented 意味のデザイン指向 Design-Driven Oriented 対話デザイン Dialog Design 対話デザイン Dialog Design 対話デザイン Dialog Design 問のデザイン Question 問のデザイン Question 問のデザイン Question XX X XX X XX X プロンプトの作成 Prompting プロンプトの作成 Prompting プロンプトの作成 Prompting XXXXXXX XXXXXXX XXXXXXX 新しいプロンプトの型の発明 Invent Prompt Approach 新しいプロンプトの型の発明 Invent Prompt Approach 新しいプロンプトの型の発明 Invent Prompt Approach WIP

Slide 14

Slide 14 text

No content

Slide 15

Slide 15 text

好きなモノについて一言でAI(愛)を コメントくだせい! 例:boseイヤフォン耳がうずいて気持ちい ハオ!

Slide 16

Slide 16 text

なぜ使われない AI機能・プロダクトを生み出してしまうのか

Slide 17

Slide 17 text

使われないAI機能・プロダクトを生み出ださないために 1.プロダクトアウトからの脱却 2.期待値のデザイン -”AI技術”を忘れる -”メンタルモデル” Is All You Need - ”AIの限界”を伝える

Slide 18

Slide 18 text

プロダクトアウト からの脱却

Slide 19

Slide 19 text

AIは我々をプロダクトアウト思考にさせる

Slide 20

Slide 20 text

ペルソナ (ジョブパフォーマー) 達成したい成果 GOAL 障壁 状況 ペルソナ (ジョブパフォーマー) 達成したい成果 GOAL 障壁 状況 代替手段 出典:Hayakawa Kazuki from PM DAO 機能やニーズではなく「ジョブ」に向き合う

Slide 21

Slide 21 text

まずは問を変える NG 「AIを使用して___________できますか?」 OK 「私たちはどのようにして___________を解決できますか?」

Slide 22

Slide 22 text

期待値のデザイン

Slide 23

Slide 23 text

期待値のデザイン プロダクトやサービスの初めての使 用から継続的な使用に至るまでの、 ユーザーの期待と実際の体験の間に 生じるギャップを埋めるプロセス

Slide 24

Slide 24 text

”AI技術”を忘れる

Slide 25

Slide 25 text

AIが「どのように」働くのか「何ができるか」のでは なく、AIがユーザーに「何を提供できるか」 例:「AI技術を採用した気象予報アプリケーション OK:「あなたの生活とニーズに適応し、予期せぬ天候による影響を最小限に抑えるためのパー ソナライズされた天候予報を提供します。これにより、あなたは予定を効果的に計画し、天候 によるトラブルから自由になります。」 NG:「当社のAI技術を採用した気象予報アプリケーションは、一般的な気象データと個々の 利用者の行動パターンを複雑なアルゴリズムにより分析し、パーソナライズされた天候予報を 提供します。」

Slide 26

Slide 26 text

AIが「どのように働くのか」、「何ができるか」 ↓ AIがユーザーに「何を提供できるか」 Not How AI functions but its capabilities can offer significant benefits.

Slide 27

Slide 27 text

人からみた動作原理の共通点は?

Slide 28

Slide 28 text

メンタルモデルとは? 人が物事の仕組みや動作原理を理解し、それを基に行動を予測し、 適切に操作するための心の中のフレームワークや地図のこと

Slide 29

Slide 29 text

Metal Model Is All You Need. “To break a mental model is harder than splitting the atom.” Albert Einstein (but probably not) メンタルモデルを打破することは、自分や他者の思考の 前提を変えることになるので難しいことである

Slide 30

Slide 30 text

メンタルモデル 行動 結果 強化学習

Slide 31

Slide 31 text

メンタルモデルに挑戦することがMVPではないので、 シンプルなインプットフォームとタンジブルなカードごとで出力

Slide 32

Slide 32 text

メンタルモデルはマジ All You Need 経験の橋渡しをする Mental models are truly 'All You Need,' bridging the gap of experience.

Slide 33

Slide 33 text

No content

Slide 34

Slide 34 text

AIの限界を伝える

Slide 35

Slide 35 text

価値探索をメインにしているため。あえて最適化していない「AIの限界」 とプロダクトのコンセプトが繋がっているからこそ、ユーザーに対して 「完璧な解」を提供するのではなく「可能性と探索」を提供する

Slide 36

Slide 36 text

「AIの限界」をポジティブに言い換える AI's Boundaries" reframed positively could be "AI's Frontiers.

Slide 37

Slide 37 text

顧客にとっての出力精度 とは何なのか

Slide 38

Slide 38 text

GPT-4超えの モデルが登場すれば! イケてるスーパー プロンプトを作れば!

Slide 39

Slide 39 text

顧客にとってのアウトプット精度変数 AI Model Input Output プロンプト

Slide 40

Slide 40 text

顧客にとってのアウトプット精度変数 Input AI Model Output Final
 Output Modify by User Modify by User Prompt 何をすれば いいかわかる AI modelに 無い経験を言語化できるか 曖昧なユーザーインプットと いつ出るかわからない 高精度なAIモデルに頼るよりも Final Output精度を高める インプットをどう共創するか 問いやサジェストにより 何をすればいいか更にわかる 経済的で適切なモデル 選択ができるか

Slide 41

Slide 41 text

インプットの共創:問いやサジェストの設計 適切な問やサジェストでガイドしつつも、ユーザーの選択肢は奪わない Good Input Bad Input

Slide 42

Slide 42 text

アウトプット精度を高めるインプットを ユーザーとどのように共創するか How Users and AI Collaborate to Cultivate High-Precision Outputs

Slide 43

Slide 43 text

AIはユーザーの反応に応じて振る舞いが大きく変化するので、時間を意識した体験設計の難易度が高い 予期的UX (Anticipated UX) 体験を想像する 利用前 一時的UX (Momentary UX) 実際に体験する 利用中 エピソード的UX (Episodic UX) ある体験を内省する 利用後 累積的UX (Cumulative UX) あらゆる利用期間を回想する 利用時間全体 メンタルモデルの考慮 価値・ベネフィットを伝える 多段階的オンボード XXXXX 問いやサジェストの設計 AIの制限の明確化 時間軸とAIの振る舞いの変化を意識したデザイン Time spans of user USER experienceの「 EXPERIENCE WHITE PAPER」をアレンジ

Slide 44

Slide 44 text

生成AIをフル活用した デザインプロセスの再構築 Reconstructing the design process by fully utilizing generative AI

Slide 45

Slide 45 text

No content

Slide 46

Slide 46 text

リサーチ設計、分析を自動化する 多角的に分析することで、より人間の分析者が取りこぼしてたことや 自身が陥っていたバイアスに気づきを与える Value Discoveryの内容を ChatGPTに出力 プロンプティング 質問設計

Slide 47

Slide 47 text

リサーチ設計、分析を自動化する 多角的に分析することで、より人間の分析者が取りこぼしてたことや 自身が陥っていたバイアスに気づきを与える 発話者分離・校正 分析&プロンプト設計 プロンプティング

Slide 48

Slide 48 text

リサーチ設計、分析を自動化する 効率化は当然に加えて、多角的に分析することで、より人間の分析者が取り こぼしてたことや自身が陥っていたバイアスに気づきを与える 分析共有 人間からのFB カスタマージャーマップへの変換

Slide 49

Slide 49 text

@shoty When a "job performer" (entrepreneur, or problem solver, facilitator) faces "circumstances" where they need to break free from conventional thinking and find fresh perspectives, they want to use FlipPerspective to collaboratively generate socially meaningful concepts and seize opportunities through problem reframing and AI-collaborative design, achieving the "outcome" of creating innovative solutions and valuable insights. JOB Statement @shoty Concept&Values FlipPerspective(フリッペ)は従来の考え方や常識を覆し、新しいアイデアや 視点を提供するサービスです。AIと共創して問題をリフレーミングし社会に意 味のあるコンセプトを創り出します。 Concept Exploration:従来のフレームやバイアスを破り、新しい視点やアイデアを提供することで、 課題解決やビジネスチャンスの発見をサポートを Insi ght Disco ver y:AIとのイン タラクティブな協働に より、 「問のデ ザイン 」を 重視し、 ユー ザー が 自分たちの課題やチャンスを より 深く理解し、 それに 対する新しいアプ ローチを見 つける 手助けを Meanin gful Impact : ユー ザーや社会にと ってポジ ティブな影響を もたらすアイデアを 追求し、意味 のあるコンセプトを創出することで、 価値ある モノづくりや 場づくりを Concept Values @shoty Concept&Values FlipPerspective(フリッペ)は従来の考え方や常識を覆し、新しいアイデアや 視点を提供するサービスです。AIと共創して問題をリフレーミングし社会に意 味のあるコンセプトを創り出します。 Concept Exploration:従来のフレームやバイアスを破り、新しい視点やアイデアを提供することで、 課題解決やビジネスチャンスの発見をサポートを Insi ght Disco ver y:AIとのイン タラクティブな協働に より、 「問のデ ザイン 」を 重視し、 ユー ザー が 自分たちの課題やチャンスを より 深く理解し、 それに 対する新しいアプ ローチを見 つける 手助けを Meanin gful Impact : ユー ザーや社会にと ってポジ ティブな影響を もたらすアイデアを 追求し、意味 のあるコンセプトを創出することで、 価値ある モノづくりや 場づくりを Concept Values @shoty Cop y 視点をひっくり返せ 可能性が広がる。 フリッペで新しいコンセプトを創造しよう。 @shoty Cop y 視点をひっくり返せ 可能性が広がる。 フリッペで新しいコンセプトを創造しよう。 Vision &Concept Design UX Design &Prompt Journey Making 60分でプロダクトの芯を言語化する

Slide 50

Slide 50 text

15分でコンセプトとプロトタイプを複数つくる ただ生成するのではなく、必要な要素が考慮されてうまれた コンセプトの言語化およびその可視化ができる プロセスとプロンプトデザイン 4つのデザインコンセプト →画像生成プロンプトへの変換 方向性と世界観の可視化(合計50枚程度)

Slide 51

Slide 51 text

“意味”のデザイン 〜代替されない体験づくり〜 あと40ページ残し第一回はここで終了