「クラスメソッドメンバーズ」で
 AWSをよりお得に！
 活用のコツをまとめてみた
 2023/04/20, 21
 クラスメソッド株式会社
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2 自己紹介 ● 【名前】 菊池 聡規 ● 【所属】 AWS 事業本部 コンサルティング部 ● 【キャリア】 金融機関向けオンプレのインフラエンジニア１０年ほど→ 自社Webサービスをもつ企業で３年ほど→ クラスメソッドにジョイン ● 【Blog】 https://dev.classmethod.jp/author/tooti/ ● 【好きなアマゾン ウェブ サービス (AWS)】 Amazon EventBridge, AWS Step Functions

3 本セッションの目的 対象者 • AWSを既に使用されていてコスト削減に課題感を持たれている 方 • クラスメソッドの請求代行サービスをご存知ない方 目的 • クラスメソッドの請求代行サービス及びそのオプションについて 活用方法を知ってもらう • コスト削減のアイデアを持ち帰って頂く

4 AWSでのコストに関するよくある相談・課題 こんなお悩みありませんか？

5 AWSでのコストに関するよくある相談・課題 ● オンプレミスからAWSへの移行が完了し、クラウド活用の次の一手とし てコスト最適化に取り組みたい ● ビジネスの成長に伴いAWS利用料の増加が課題として顕在化してきた ● コストの観点で、AWSのベストプラクティスに則った構成になっている か、AWSのサービスを正しく活用できているのかが不安 ● AWSの料金体系やコスト最適化方法が分からない ● コスト最適化に関する全社的な方針やルールがない

6 AWSでのコストに関するよくある相談・課題 そのお悩みクラスメソッドが 解決します！

7 アジェンダ ● クラスメソッドのコスト関連サービスの紹介 ○ クラスメソッドメンバーズサービスのプラン ○ サードパーティ製品のディスカウント ○ コスト最適化アセスメント ○ 事例紹介 ● 一般的なコスト最適化のtips ○ Reserved Instance/Savings Plans※の買い方例 ※　以下本資料内では Reserved Instanceのことを「RI」、Savings Plansのことを「SP」と記載します

8 クラスメソッドのコスト関連サービスの紹介 クラスメソッドメンバーズの料金プラン • 用途に応じた３つのプラン • アカウント毎にプランを選択可※ or 全リージョン割引(最大62%), GETリクエスト料金無料 ＊ 割引が適用されるインスタンス、リージョンにはそれぞれ 制限があります。 ＊上記の割引率は外部要因により予告なく変更される場合が あります。 主要Amazon EC2オンデマンド：11%OFF CloudFrontのアウトバウンド通信費 5%OFF ＊ 中国リージョン、GovCloudは除きます。 　AWS Marketplaceなど一部のサービスは対象外となります。 ＊上記の割引率は外部要因により予告なく変更される場合が あります。 AWS全サービス全リージョン 一律5%割引プラン Amazon EC2・CDN割引プラン or 3%OFF ＊ AWS Organizationsがご利用頂けます。一部制限がございます。 ＊ 中国リージョン、GovCloud,Amazon Connect, 　AWS Marketplaceは除きます。一部のサービスは 対象外となります。 ＊上記の割引率は外部要因により予告なく変更される場合があります。 AWS全サービス全リージョン 組織管理プラン ※　組織管理プランを選択した場合、対象の AWS Organizations内のアカウントは全て組織管理プランとなります。

9 クラスメソッドのコスト関連サービスの紹介 一律５％割引プランのポイント • 様々なAWSサービスが割引対象 • 全リージョンが割引対象 • RI/SPの購入額も5%OFF※1 ＊ 中国リージョン、GovCloudは除きます。AWS Marketplaceなど一部のサービスは対象外となります。 AWS全サービス・全リージョン利用料 一律5%OFF ※1 一律5%割引プラン ※１　詳細については 弊社サイトにてご確認頂くか、弊社サイトのお問い合わせページよりお問い合わせください。

10 クラスメソッドのコスト関連サービスの紹介 Amazon EC2・CDN割引プランのポイント • Amazon EC2(オンデマンド)とAmazon CloudFrontの割引に特化 • Amazon EC2は東京リージョンのみ、かつインスタンスタイプも指定 がある点に注意、リザーブドインスタンス/SPについても割引対象 外 Amazon EC2・CDN割引プラン 対象のAmazon EC2オンデマンド 利用費(東京リージョン) 11％OFF ※1 Amazon CloudFront アウトバウンド 通信費（全リージョン） 最大62％OFF ※1 Amazon CloudFront (http,https)GETリクエスト料金 100％OFF ※1 Amazon S3 データ保存料金（スタンダードストレージ ) 5％OFF ※1 インターネットへのデータ転送料 （東京リージョン) 5％OFF ※1 ※１　詳細については 弊社サイトにてご確認頂くか、弊社サイトのお問い合わせページよりお問い合わせください。

11 クラスメソッドのコスト関連サービスの紹介 組織管理プランのポイント • RI/SPを複数アカウントで共有可能 • AWS Organizations使用によりガバナンス観点でもメリット • AWS Organizationsを使用しつつ3%割引でコストダウン可能 ※１　詳細については 弊社サイトにてご確認頂くか、弊社サイトのお問い合わせページよりお問い合わせください。 ＊ 中国リージョン、GovCloudは除きます。AWS Marketplaceなど一部のサービスは対象外となります。 AWS全サービス・全リージョン利用料 一律3%OFF ※1 組織管理プラン

クラスメソッドのコスト関連サービスの紹介
 Webサービス構成例
 No サーバー用途 サービス種別 備考 1 CDN (Contents Delivery Network) Amazon CloudFront アウトバウンド通信は日本リージョンを限定 月間5TBを配信想定 2 LoadBalancer Elastic Load Balancing (Application Load Balancer) 接続平均数を1000req/secを想定 3 Webサーバー Amazon EC2 Amazon Linux 2 m6i.large(EBS:100GB)を オンデマンド利用想定 4 Databaseサーバー Amazon RDS Amazon Aurora MySQL-Compatible(100GB) db.r6g.large 1ノードを利用想定 5 静的コンテンツ配信 Amazon S3 S3 Standardストレージクラス(50TB)を利用想定 12

クラスメソッドのコスト関連サービスの紹介
 一律5%OFFプラン利用概算 No サービス種別 通常費用 割引金額 請求金額 1 Amazon CloudFront $584 $29 $554 2 Elastic Load Balancing $251 $13 $239 3 Amazon EC2 $100 $5 $95 4 Amazon RDS $241 $12 $229 5 Amazon S3 $1,280 $64 $1,216 13

一律5%OFF、Amazon EC2・CDN割引プラン併用利用概算 No サービス種別 通常費用 割引金額 請求金額 1 Amazon CloudFront $584 $362 $222 2 Elastic Load Balancing $251 $13 $239 3 Amazon EC2 $100 $11 $89 4 Amazon RDS $241 $12 $229 5 Amazon S3 $1,280 $64 $1,216 クラスメソッドのコスト関連サービスの紹介 14

15 クラスメソッドのコスト関連サービスの紹介 料金比較 No サービス種別 通常費用 請求金額 (一律5%割引のみ) 請求金額 (プラン併用) 1 Amazon CloudFront $584 $554 $222 2 Elastic Load Balancing $251 $239 $239 3 Amazon EC2 $100 $95 $89 4 Amazon RDS $241 $229 $229 5 Amazon S3 $1,280 $1,216 $1,216 月額総計 $2,456 $2,333 ($-123) $1,995 ($-461) 年額総計 $29,472 $27,996 ($-1,476) $23,940 ($-5,532)

クラスメソッドのコスト関連サービスの紹介
 ● クラスメソッドメンバーズご加入のお客様のみが対象 ● AWS Marketplace提示価格から約5％割引された料金 SPPO（Solution Provider Private Offers）
 「Trend Micro Cloud One」
 多様化するクラウド環境の保護に役 立つセキュリティサービス
 「Snyk（スニーク）」
 コード、コンテナやIaC(Infrastructure as Code) における脆弱性を見つけて修正す るためのツール
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クラスメソッドのコスト関連サービスの紹介
 ● AWSアカウントをお持ちの全てのお客様が対象 ● AWSアカウントIDをご提示頂くことで、そのAWSアカウントIDからし か見えない独自プラン・価格をご提供 CPPO（Consulting Partner Private Offers）
 「PagerDuty」
 AWSや監視ソフトウェアなどからのア ラートを分析し、対応する必要のあるも ののみをエスカレーション。
 「Databricks」
 データの高性能な統合基盤として、機械学 習やAIといった高度な分析までもワンス トップで利用可能。
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クラスメソッドのコスト関連サービスの紹介
 • クラスメソッドメンバーズのプ レミアムサービスご加入の お客様のみ • 通常はコンサルティング料 金を頂いて実施 • キャンペーンにより無料でご 提供可能なタイミングもあり コスト最適化アセスメント
 お客様の状況に合わせて AWSベストプラクティスに沿っ たコスト削減案をご提案しま す
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19 クラスメソッドのコスト関連サービスの紹介 コスト最適化アセスメントによる改善項目（具体例） ● NAT Gatewayに毎月かなりの費用がかかっていることに着目 ○ →Amazon ECRからのイメージダウンロードに通信がかかっていたことが発覚。 Amazon VPC エンドポイントで代替出来ないかをご提案 ■ ご参考： そのトラフィック、NATゲートウェイを通す必要ありますか？適切な経路 で不要なデータ処理料金は削減しましょう ● Amazon CloudWatch Logs（以下CloudWatch Logs）料金に着目 ○ CloudWatch Logsはデータ取り込み時の料金が特に高い（$0.76/GB） ○ →CloudWatch Logsへの出力は主にAmazon ECSタスクからとのことなので、AWS FireLensを使いAmazon S3にログを出力できないかご提案 ● Amazon EC2/Amazon RDSのリソース使用状況に着目 ○ →AWS Compute OptimizerやAWS Trusted Advisorを使ってインスタンスタイプの見直 しや夜間停止運用等をご提案

20 事例紹介（星野リゾート 様） • クラスメソッドのコンサルティングを通じてAWS利用費を29％削減 • コストカットできた予算で浴場の混雑状況を可視化するサービスなどの新サー ビスを開発 • 新しい挑戦ができることでまたコストが下げられる良いスパイラルが生まれた • 新型コロナウイルスの流行と緊急事態宣言により自社運営施設が大幅な稼働 減 • 全社的なコロナ禍対策の一環でシステム部門もコスト最適化を検討 • 自力以上のコロナ禍対策をパートナーに依頼 コスト削減ポイント • 請求代行プラン見直し • インスタンスタイプ・サイズの最適化 • インスタンスの稼働時間の見直し • リザーブドインスタンス購入 お客様の声 「大切なのは内製化です。変化をいかに早く 察知して対応するか、現場や経営陣から出た 意志をいかに実現するか。そのスピード化を 図るには、組織の内製化が必要です。それは 完全に自分たちだけでできるとは思っていま せん。コストダウンなどでクラスメソッドの 力が必要でした」 before after

21 事例紹介（星野リゾート 様） 大きな改修やリスクなしで効果が出る方法でコストを削減し、削減したコストをク ラウド最適化へのリソースに 内製を前提とし、日頃からAWS の情報キャッチアップ、スキル アップに取り組む 割引オプション適用等、大きな 改修やリスクなしでできるよる コスト削減 AWSのフルマネージドサービスを活用した新規サービス開発

22 一般的なコスト最適化のtips 最適化手法 適用例 コスト最適化効果 構成変更 設定見直し ● インスタンスサイズ/タイプの最適化 ● ストレージタイプの最適化 小〜中 不要 割引オプションの活用 ● Savings Plans ● リザーブドインスタンス 大 不要 リファクタリング① ● マネージドサービス利用 ● 運用の自動化 中〜大 一部必要 リファクタリング② ● オートスケーリング ● スポットインスタンス利用 ● サーバーレス化 大 必要 一般的なコスト最適化手法 本日はここに ついて解説

23 一般的なコスト最適化のtips RIとSPはどちらを買うべきか ● 基本的にはSPをオススメ ○ RIとSPの違い ■ 1時間あたりに最低限使用する（割引後）利用料を指定 ■ 全OSで自動的に適用（OS毎に割引率は異なります） ■ インスタンスサイズ変更の柔軟性の違い（RIの場合制限事項あり） ■ 詳細についてはこちらをご参照ください
 ● EC2 でリザーブドインスタンス（RI）と Savings Plans （SP）のどちらを選ぶべ きか？基準とするための最強の比較表を作ってみた

24 一般的なコスト最適化のtips Savings Plansの購入タイプ ● EC2 Instance Savings Plans（以下EC2プラン） ○ 割引対象：Amazon EC2 ○ インスタンスファミリーを指定して購入 ○ リージョン単位で購入 ○ Compute Savings Plansよりも割引率が高い ● Compute Savings Plans（以下Computeプラン） ○ 割引対象：Amazon EC2,AWS Fargate,AWS Lambda ○ 全インスタンスファミリーで適用 ○ EC2プランより割引率は低いが、柔軟に利用できる

25 一般的なコスト最適化のtips Savings Plansの購入戦略 ● 購入方法の一例をご紹介 ● 「Computeプラン」3年を中心に購入、「EC2プラン」1年で調整 ○ Computeプラン 3年で60%を購入 ■ Computeプランはかなり柔軟性があるのでインスタンスタイプの 変更やアーキテクチャ自体の変更（例えばAmazon EC2→AWS Fargate等）にも柔軟に追従できる ○ EC2プラン 1年で微調整 ■ 上記でカバーしていない部分を1年毎の購入で微調整 ■ 1年間はインスタンスファミリーを変えないものを選定

26 一般的なコスト最適化のtips 実例

27 一般的なコスト最適化のtips
 No EC2 オンデマンド費用 SP(EC2プラン:1年) SP(Computeプラン3年 とEC2プラン1年併用) 1 m6i.xlarge*3台(月額) $536 $331 $331 2 r6i.2xlarge*3台(月額) $1,313 $811 $622 3 c6i.xlarge*3台(月額) $462 $284 $462 4 t3.medium*3台(月額) $118 $69 $69 月額総計 $2,429 $1,496 $1,484 ※　小数点以下四捨五入で計算 ※　東京リージョンにて OSにLinuxを使用し、24h*30日起動した場合の 概算になります。 ※　SP(EC2プラン)については東京リージョン、期間１年、全額前払い、 LinuxOS、共有テナンシーの想定の金額になります。 ※　SP(Computeプラン)については東京リージョン、期間 3年、全額前払い、LinuxOS、共有テナンシーの想定の金額になります。 r6iはCompute プラン3年 r6iとc6iはス ペック変更 の余地あり c6iはオンデマ ンド この買い方だとインスタ ンスタイプを１年固定に しなければならない ほぼ同じ金額だがr6iと c6iの部分をある程度自 由に変更可能に 実例

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