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1 LayerX Inc. 抜擢されるには 2024/1/9 LayerX 全社週次定例 by nrryuya

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2 ● 抜擢 = 通常より急に、役割・責任が拡大すること ○ チーム/プロジェクトのリーダー ● LayerXが今後も急成長し続けるためには、どんどん「抜擢」が生まれるはず ● 私は2020年にLayerXの執行役員に ○ 客観的には「抜擢」だった ■ 当時の私: 23歳、非正規雇用、高卒、運転免許なし(?) 「抜擢」と私

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3 「抜擢」されるには? ● 役割に抜擢される人物の条件とは?を4つ考えてみた ○ 特に、リーダー・責任者的な立場を想定 ● 注: ただし、抜擢ではない、標準的な昇進や役割拡大も重要 ○ 「抜擢」は負担も大きく、全員に勧められるわけではない

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4 1. キャッチアップ能力が高いこと ● 「抜擢」の定義からして、やったことないことを色々やることになる ● 管掌範囲も急に広がる ○ プロダクト、開発、マーケ、営業、マネジメント、採用、PR、etc. ● よって、働きながら色々同時並行で学ぶ能力がとても重要 ● (詳細は前回の資料「キャッチアップ速度が速い #とは」を参照)

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5 2. メンタル (器) の準備が整っていること ● リーダー・責任者にとって、心の底から当たり前でないと厳しい「感覚」が色々ある ○ うまくいったらみんなのおかげ、失敗したら自分のせい、結果責任、etc. ○ 「リーダーシップの本質」という本がおすすめです ● 1日の全ての振る舞いが重要 ○ SNS・飲み会での発言、休みの日の過ごし方、etc. ○ 周りには常に「見られる」立場 ● 大きな成果を上げることも大事だが、大崩れしないことも必須 ○ サイバーエージェント藤田社長の言葉 「キレたらそこでゲームオーバー」 ● 現状の役割ですらキャパオーバーしていたら、抜擢は難しい

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6 ● 「他の人ではなく、敢えてその人を選ぶ理由」になる武器があると良い ○ 経験だけならもっと豊富な人が常に周りにいるはず ● また、自分だけの価値があることで、周りがチャレンジを支える・補うのが自然になる ○ 足りてない部分ばかりだと、周りに教えてもらう・助けられるだけになってしまう ■ 周囲との「交換条件」があると良い? (ドライな関係というわけではないが) ● 当時の自分の場合: ブロックチェーンにかなり詳しかったこと ○ 研究テーマが偶然、当時のLayerXの課題だった、ブロックチェーンのユースケース探求と 相性がよかった ● チームにおける「超重要だけど緊急ではない」テーマにオタクのように取り組むのがいいのでは ● 急がば回れ (?) ○ 自分のキャリアは、(別の会社の) IS/FS/CSのインターンから始まった ○ データ分析、エンジニア、研究と徐々にテック色が増していった 3. 尖った武器があること

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7 ● 時を待つ! ● LayerXはきっと良い環境 ○ 新規事業のアイデアより責任者の数が足りない状況 4. タイミング

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8 以上! 今年もよろしくお願いします。