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OpenAI DevDayから考える Generative AI業界の潮流 Algomatic CEO ⼤野峻典 © 2023 Algomatic Inc.

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資料はXにも上げています @ono_shunsuke © 2023 Algomatic Inc. 2

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⾃⼰紹介 3

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写真で⼀⾔「私は誰?」 © 2023 Algomatic Inc. 4

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東京⼤学⼯学部卒。東京⼤学にて深層学習を⽤いた 研究プロジェクトに従事。卒業後はIndeedにて新 規事業のソフトウェア開発‧プロダクトマネジメン ト、機械学習基盤の開発を⾏う。2018年、機械学習 ‧深層学習を⽤いたソリューション開発を⾏う株式 会社Algoageを創業し、100名超の組織に成⻑。 2020年、DMMグループへM&Aによりジョイン。 2023年、⼤規模⾔語モデル等⽣成AI技術を活⽤し た、サービスの開発‧提供を⾏う株式会社 Algomaticを創業。 Algomatic 代表取締役CEO ⼤野 峻典 / Shunsuke Ono 5 © 2023 Algomatic Inc.

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結局、何が変わったか 7

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● コスト削減 ● Function Callingの進化 ● JSON mode ● 知識更新 ● GPT-4 Fine Tuning可能に ● Rate Limit引き上げ ● etc 8 © 2023 Algomatic Inc. 連続的(に⾒える)変化 ⾮連続的(に⾒える)変化 ● GPTs:⽤途特化のカスタマ イズ‧拡張 ● GPT Store:GPTのマーケッ トプレイス ● Assistants API:エージェン ティブな挙動⽤の共通機能 ● etc 結局、何が変わったか?

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● コスト削減 ● Function Callingの進化 ● JSON mode ● 知識更新 ● GPT-4 Fine Tuning可能に ● Rate Limit引き上げ ● etc 9 © 2023 Algomatic Inc. 連続的(に⾒える)変化 結局、何が変わったか? 「便利」 「わかる」

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10 © 2023 Algomatic Inc. ⾮連続的(に⾒える)変化 ● GPTs:⽤途特化のカスタマ イズ‧拡張 ● GPT Store:GPTのマーケッ トプレイス ● Assistants API:エージェン ティブな挙動⽤の共通機能 ● etc 結局、何が変わったか? 「既にAPIを、使えばできた事」 「何が、したい?」 「今後、どうなる?」

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OpenAI DevDayから考える Generative AI業界の潮流 11

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12 ❶ 「正しい使い⽅」の理解 の促進 ❷ 「新しい使い⽅」の発明 の促進 ❸ 「普及するAI-UI/UX」の発明 の必要性 ❹ 「ライトに作り、リーンに改善」という作法 ❺ 「拡張から始め、徐々に⾃動化」という思想 Agenda

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❶ 「正しい使い⽅」の理解の促進 © 2023 Algomatic Inc. 13 「⽣成AI活⽤体験」を増やし、より多くの⼈に「正しい使い⽅」を伝授 ● 「⼈類は⽣成AIの正しい使い⽅がわから ない」という、普及のボトルネック ● ⽤途特化GPTの利⽤のハードルを下げる ○ カスタムプロンプト ○ ナレッジ付与 ○ 外部API連携 ● これまでの「ChatGPT」より“深い”活 ⽤が、簡単に ○ 既に⽞⼈はできた(プロンプト / API × 実装) ○ より多くの⼈が、簡単に、LLM‧⽣成AIを活⽤ できるような補助輪的位置づけ ⾞に鞭を打っても動かない

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❷ 「新しい使い⽅」の発明の促進 © 2023 Algomatic Inc. 14 「作る‧試す」ハードルを徹底的に下げ、ユースケース探索を簡単に ● 技術的不確実性(伸びしろ)の⼤きさ ○ 未知のユースケースはたくさんあるはず ● 「既にできたこと」を、誰にとっても 「徹底的に簡単に‧ラクにする」思想 ○ GPTsやAssistants APIで、「技術的にできるこ と」はこれまでも既にできた ○ ⾯倒な共通機能を、ラクに作れるように ○ PoCのハードルが、下がった ● PoCのハードルを下げることで、試⾏回 数を⼈類全体で最⼤化

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❸ 「普及するAI-UI/UX」の発明の必要性 © 2023 Algomatic Inc. 15 ChatGPTの延⻑には無い、AI-UI/UXの発明‧既存の体験への溶け込み ● APIの進化 ○ GPTs等、ユーザの⼊り⼝を抑えたそうな動き はあれど、APIも引き続き進化(Assistants API ● ⽤途ごとに適切なUI/UXが発明されたい ○ チャット(≒汎⽤)UI/UXで実現できることに 限界あり。優秀な⼈間とでも「チャットでの み」のやり取りでは、働きづらい ○ Cursor、GitHub Copilot Chat ● 「能動的にChatGPTを開く」ことなく、 既存の体験の中に、溶け込みたい ○ 能動的な⾏動前提では、普及し⾟い

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❹ 「ライトに作り、リーンに改善」というお作法 © 2023 Algomatic Inc. 16 まず、動くものをに作る。実験しながらリーンに改善、というお作法 ● GPTs‧Assistants APIの「ライトに作 る」のやりやすさ ● 「まずはミニマム要件で動くものを作 る。そして、要件との差分を埋めるよう 徐々に改善する」というお作法の布教 ○ ML/DLの時のお作法と同様 ○ 「やってみなきゃ、どこまでうまくいくかわか らない」ときに有効な⼿法 ○ 要件の差分を埋めるために、適宜、プロンプト 改善‧ナレッジの付与‧外部API連携‧etc

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❺ 「拡張から始め、徐々に⾃動化」という思想 © 2023 Algomatic Inc. 17 まずは⼈間の「能⼒拡張」、徐々に「⾃動化」という思想 ● 現状は「能⼒拡張」的な⽤途がメインか ○ チャットインターフェースでの⼀問⼀答的な 「⾃動化」的ではないユースケースが現状は主 に、想定されていそう ○ いきなり「⾃動化」は難しいこと多い ● その先の「⾃動化」を⽬指す、エージェ ント的な思想も意識されていそう ○ ワークフローにおける「AI」の守備範囲を広げ ていけるような設計‧思想(ワークフロー全て 置き換えれば、⾃動化) ○ Assistants API、GPTsの外部API連携 一連のタスク・ワークフロー ⼈間 AI ⼈間 ⼈間 ⼈間 AI ⼈間 AI ⼈間 拡 張 ⾃ 動 化

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会社紹介 18

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19 シゴラクAI:LLMを活⽤した法⼈向けの⽣産性向上⽀援サービス LLM STUDIO:業界特化型LLMの開発 新カンパニー:(準備中) ⽣成AI領域で「なんでもやる」 © 2023 Algomatic Inc.

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20 ① ⼀丁⽬⼀番地を、早く取る ② ⼀次情報から学び、未踏なサービスを⽣み出す ③ 中⻑期で勝ち続けられる強い組織を作る なぜ⽣成AI領域で「なんでもやる」のか? © 2023 Algomatic Inc.

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21 構想に共感したDMM⻲⼭会⻑との共同創業と いう形で、Algomaticは創業されました。初期 からカンパニー制を採⽤し同時多発で複数事 業を⽴ち上げるという構想を、実現出来る資 ⾦を確保しています。 DMMから20億円の 創業資⾦の調達 © 2023 Algomatic Inc.

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22 5年で1000億円、10年で1兆円企業を⽬指します。 時代を代表する企業になる ⽣成AI技術は、インターネットの登場のように、私た ちの⽣活やビジネスに⼤きな変⾰をもたらします。 Algomaticは、この技術⾰新によって⽣まれるチャン スを掴み、時代を変える事業を⽣み出します。 私たちが⽬指すのは、⽣成AI時代のトップランナーと して「時代を代表する企業」になることです。 5年で1000億円、10年で1兆円企業を⽬指します。 Our Vision © 2023 Algomatic Inc.

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● Software Engineer ● Machine Learning Engineer ● Product Manager ● BizDev(新規事業) 23 © 2023 Algomatic Inc. 時代を代表する会社を作りましょう Twitter(X) @ono_shunsuke ご清聴ありがとうございました!