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AI駆動プロダクト開発で 最速 価値検証 プロダクトマネージャーLT Night 〜PMは業務でどう活用している?生成AI活用最前線!〜 株式会社asken プロダクトマネージャー  Kawai Naoki (nakawai) 1

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本LTのキーメッセージ 「小さく早く学ぶ」から「AI駆動で早く学ぶ」への変革 2

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自己紹介:Kawai Naoki (nakawai) 株式会社askenプロダクトマネージャー 個人キャリアの特徴:エンジニア歴が長め。PdMは3年目 2004〜:エンジニア (PdMっぽいことも含め兼任いろいろ) 2021〜:エンジニアリングマネージャー 2023〜:プロダクトマネージャー 生成AIとの出会い 2016年に「人工知能が書いた絵」に衝撃を受ける スマホのオンデバイスAIで生成AIの実用化に挑むが、届かず 3

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株式会社askenのミッション ひとびとの明日を今日より健康にする 4

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「小さく早く学ぶ」から 「AI駆動で早く学ぶ」への変革 5

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プロダクト開発では「小さく早く学ぶ」を重視したい ビルドトラップを避ける "顧客のニーズではなく(中略)不要な機能をリリースする「ビルドトラップ」" ― Melissa Perri 『プロダクトマネジメント』 MVPで学ぶ "顧客の望みを学ぶためにどうしても必要なもの以外の努力はなくてもいい" ― Eric Ries『リーンスタートアップ』 6

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でも「小さく早く学ぶ」の、けっこう難しい… 例えば「複数ユーザーが、同時に編集できる動画編集ソフト」 というソリューション仮説を、どのように検証するか? 7

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でも「小さく早く学ぶ」の、けっこう難しい… 例えば「複数ユーザーが、同時に編集できる動画編集ソフト」 というソリューション仮説を、どのように検証するか? ⭕️開発せずに検証しやすい LPだけ作り、顧客や課題が存在する か確かめる Figmaでモックアップを作り、UXの フリクションやユーザビリティを確 かめる ❌開発しないと検証しにくい その機能がもたらす体験が、ほんと うに顧客の課題を解決するかどうか 8

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目的は「早く学ぶこと」 。 「開発せずに検証」は、その手段のひとつ 9

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早く学ぶための新しい手段:AI駆動で早く学ぶ 10

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早く学ぶための新しい手段:AI駆動で早く学ぶ AI駆動開発は、動くプロトタイプを作るコストを大幅に削減できる リーンスタートアップ提唱者のSteve Blank氏も、生成AIの登場による変革に言及している 「AI Revolutionizing Lean Startup Methodology: Faster, Cheaper, Smarter by Lomit Patel」 11

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「AI駆動で早く学ぶ」の社内事例 🏃🏻‍♂️AI駆動なし PdMとデザイナーでモックアップを 作り、ユーザーに触ってもらう チームで数ヶ月かけて開発し、ユー ザーに当てる 🚀AI駆動あり PdM一人(非エンジニア)が、4日で新 機能を体験できるプロトタイプを完 成させ、ユーザーに当てる 12

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PdM(非エンジニア) × AI駆動の壁を乗り越えるには 1. AIに的確な依頼ができない 最初にCursorで作ってみようとしたら、うまく依頼できず挫折 初学者のうちは、ChatGPTのほうが学びやすい AIと開発する感覚を掴んでからCursorに移行したら依頼できるように 2. 途中からプロトタイプが拡張できなくなってしまう プロトタイプの中身が、とんでもないスパゲッティコードになっていた 早く学ぶためと割り切って拡張性を捨てるのもアリ Cursorが使えるようになってきたら「リファクタ」に挑戦してみる 13

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専門性 × AI駆動でプロダクトチームを加速させる 14

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専門性 × AI駆動でプロダクトチームを加速させる 管理栄養士 × Dify 生成AIを用いた新機能の開発で、RAGやプロンプトのチューニングを担当 デザイナー × Devin SlackからFigmaなどのアウトプットでDevinに依頼し、PRのスクショをレビュー プロダクトオーナー(元エンジニア) × Cline 開発者ロールにスイッチし、開発タスクを巻き取ってスプリントゴール達成に貢献 15

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専門性 × AI駆動の壁をどう乗り越えるか 1. プログラミングの基本概念でのつまづき Difyはノーコードツール。とはいえ変数や条件分岐など、基本概念の理解が必要 自身の専門性が活かせる部分を見極め、学習するスコープを絞る チームで学ぶ。チームでDify勉強会を開催し、同じ教材動画を視聴 2. AIエージェントが仕事をしやすい環境になってない Devinに依頼しようとしたら、依頼するための改修が必要になった ルンバに掃除してもらうためには部屋を片付ける必要がある AIエージェントが仕事しやすい環境は、人間も仕事しやすい 16

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まとめ 「AI駆動で早く学ぶ」を推進し、最速で価値に辿り着こう! 17

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おわりに 採用強化中です AI駆動でプロダクト開発を 推進していきたいメンバー募集中! お気軽にお声がけください https://x.com/nakawai_ naoki.kawai@asken.inc 18

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ご清聴ありがとうございました 19