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AbemaTVの リモートプロダクション サイバーエージェント スタジオ運営センター 近藤 信輝 AbemaTV 技術局 本山 靖子
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1. スタジオ運営センターとLiveU 2. AbemaTVとLiveU
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自己紹介:近藤信輝 • 所属 サイバーエージェント スタジオ運営センター 兼 AbemaTV 技術局 兼 CA 次世代生配信技術室 …etc 過去:LINE LIVE, J-Stream, KENEK Japan • 映像とIPの狭間にいるテクニカルディレクター
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AbemaTVとは ◆4,000万ダウンロード突破!登録不要の無料で楽しめるインターネットテレビ局 【AbemaTVオリジナル番組もたくさん】 ◆大人気恋愛リアリティーショーからアニメ、オリジナルドラマ、 緊急ニュースまで、総エピソード数20,000以上! ◆20を超えるチャンネルを無料ですぐにお楽しみ頂けます。 ◆今なら見逃した番組をいつでもみられるAbemaプレミアムが「無料トライアル」 キャン ペーン中!(初回登録のみ)
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スタジオ運営センター シャトーアメーバにあるライブ配信向けスタジオ (大小10部屋)の管理を行い、 並行して新規スタジオ構築を担当する。 Mリーグスタジオ、AbemaTowersスタジオ など
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技術管理チームの仕事 • 正常な状態の管理 どの番組でも、スムーズに制作ができる環境整備 映像だけではなく音声・配信NW・照明 etc • 未来を見据えた技術の導入 TVの模倣だけではない、新しい価値を探す 番組内容の魅力アップにつながる技術提案 番組制作技術の作業はしません
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MリーグスタジオAR チームランキング 対戦カード 詳しくは「MリーグスタジオのARバーチャル技術 / AbemaTV DevCon 2018 TrackB Session B1」 https://developer.abema.io/2018/#session_3_b 選手の集中の邪魔にならないように、しかし会場に一体感を持たせるため、モニターをなくして ARとする。
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運営センターのLiveU管理 貸出し方法/返却日程のルール徹底など、厳密なルールで多くの番組に機器を貸し出し、 AbemaTVの番組制作において効率よく平等に利用がされるように注意をする。 ◯所有台数 送信機 20セット(LU200,600) 受信機 7台 IFBユニット 4セット バッテリー VマウントとBP 大量 →送信機貸出し 受信管理 ◯LU central コントロール 利用者に発放権限を渡さず、中央管理 Guest 権限のみ一部に提供 ◯保守/メンテナンス 異なるキャリアで受信機2重化/振り分け バージョンアップへの対応 (受信機NICが2個ほしい。。。)
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運営センターのLiveU運用 ・無線LANの入力/ビットレートの選択/帯域モードの設定などすべてスタジオ側で行う。 →伝送開始も本体操作 NG、誤操作で別スタジオを選択していた状態でのスタート予防。 ・LU-Centralを見るだけの権限を、サブの PCに仕込んでいる。 ・シャトースタジオでは、どのスタジオでも LiveUを利用することができる。 →制作側は設備の空き具合を心配することなく、企画を立てられる。 ◯現状、監視は行っていない。 →サブ内でヘルスチェックをしている →電波の受信状態はテスト時に重点チェック ※将来的にはアラート監視をしたい ※問題発生時のログ取得がしたい →技術情報の探求が必要。 ◯オーディオの取扱い →デマルチのポイントとタイミング。 →継ぎ足しで作った設備の課題。 Tricaster 8000 Yamaha TF5 demux demux demux div/FS div/FS div/FS LiveU Rx
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リモートプロダクションって スタジオ運営センターの目指す 「TVの模倣だけではない、新しい価値を探す。 番組内容の魅力アップにつながる技術提案」 いまどきのVideo Over IPのBuzzword、 リモートプロダクションって言っていいかな? ◯3カメ5カメは当たり前 ◯スポーツ/バラエティ/音楽 →取りたい画を指示するのは難しいが。 ◯スタジオでテロップ付とエンコード。 ◯制作を支える周辺機器 ・IFB →小規模トークバック ・LTEインカム →大規模制作ライン ・LiveBack →OA低遅延送り返し ・Skype TX →旧世代送り返し
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リモートプロダクションの追求 ◯Panasonic/Newtek/CAでPOC PTZカメラ・Tricasterを使った、NDIプロトコルのリモートプロダクション ・低遅延(0.3s) ・SDIへもどかない ・NWも線を繋げば準備完了 詳しくは 「リモートプロダクションを、フレッツと NDIで実現したかった」別途最新の追加も予定 https://speakerdeck.com/nobuterukondo/ おまけ →目的が合致すれば、低コストで導入できる。
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LU-Centralの管理性能について ◯詳細な接続/切断ログの記録がほしい 例:event log →接続/切断 エラーイベントの記録 event log はまったく出ていないので、ほしい。 statistics logは、 グラフはあるが過去に遡れない。 SNMPなどでアラート監視をしたい。 例:statistics log →数時間前までの状態確認
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2.AbemaTVとLiveU
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自己紹介:本山靖子 [所属] 株式会社AbemaTV 技術局 [過去] 共同テレビ 映像制作部 音声 • 現場/お金と向き合うテクニカルマネージャー
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・SPECIAL CH(バラエティ系のチャンネル) ・アニメ CH テクニカルマネージャーとしての担当CH 主にオリジナルコンテンツの 生配信/サブだしを担当 最終端エンコーダーにはお守りを
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AbemaTVの番組の傾向 故に..... 番組決定〜生放送までの期間が 1ヶ月を切っていることも多い.... 涙 演出要件をいかに具現化するかということが 課題である! 世間の話題性に特化した番組が多い! 番組枠全編LiveU伝送となる場合も多い
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生配信を通して気づいたこと ということで、AbemaTVの歴史の観点 から見たLiveUの使用実績をご紹介します! AbemaTVの 番組の歴史 LiveUとの軌跡 である!
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開局期 7.2 新しい別の窓 令和特番 2019/04 72時間ホンネテレビ 開局 2017/11 2016/04 2018/04 7.2 新しい別の窓 レギュラー開始 極楽とんぼ「KAKERU TV」 ~24時間AbemaTV生JACK〜 2017/03
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LiveUパラ2カメ伝送が主流 ・伝送Bitrate:5Mbps ・伝送Delay:5秒 HDSDI信号 HDSDI信号 1CAM 2CAM 配信スタジオへ 伝送 ・スイッチング ・テロップ入れ ・配信
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・伝送Bitrate:5Mbps ・伝送Delay:5秒 [主] HDSDI信号 配信スタジオへ 伝送 ・テロップ入れ ・配信 音楽ライブやイベントの配信の場合... SWOUTもらいを主副で伝送 SW [副] HDSDI信号
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72時間ホンネテレビ 7.2 新しい別の窓 令和特番 2019/04 72時間ホンネテレビ 開局 2017/11 2016/04 2018/04 7.2 新しい別の窓 レギュラー開始 極楽とんぼ「KAKERU TV」 ~24時間AbemaTV生JACK〜
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1st 現場 シャトースタジオ PGM 配信 2sub 3sub 4sub 5sub 回線sub 各 現 場 よ り 伝 送 スマホ 現場画1 現場画2 4st 中継子sub③@4sub ロケC 子sub 親sub a 0st 中継子sub④@0sub スタジオ ➕ ロケD 伝送、スタジオ構成図 3st 中継子sub②@3sub ロケB 伝 送 受 け エンコーダー PC:主 エンコーダー PC:副 PGM 伝送非常時のための アナウンサースタンバイ スマホ 現場画1 現場画2 スマホ 現場画1 現場画2 スマホ 現場画1 現場画2 2st 中継子sub①@2sub ロケA SW・テロップ AUD SW・テロップ AUD SW・テロップ AUD SW・テロップ AUD
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72時間で11台のLiveUをやりくり ・伝送Bitrate:5Mbps ・伝送Delay:5秒もしくは1秒 ●受けのスタジオとの掛け合いをしたい! ●受けのスタジオで再生したVTRに、ロケ現場のカメラ画をワイプ入れしたい! 伝送Delayを1秒に設定 LIVEU準備の様子
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伝送系統図
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LiveUやりくり事例
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7.2 新しい別の窓 7.2 新しい別の窓 令和特番 2019/04 72時間ホンネテレビ 開局 2017/11 2016/04 2018/04 7.2 新しい別の窓 レギュラー開始 極楽とんぼ「KAKERU TV」 ~24時間AbemaTV生JACK〜
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事例① VTR or スマホ SWOUTを LiveU伝送 ス マ ホ カメラ映像 セレクター VTR スタジオでPinP
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NX5R iVisX NX5R NX5R バス車内 DDA 1x3 5ch パラ収録致します。 1 2 3 4 VTR正 5 車内での SWOUTを LiveU主副 伝送 VTR副 6 事例② SW'ER 8ch HS 410 SW OUT RX 50 SW OUT Embed Embed 正 副 2mix 2mix DDA SW OUT VE DEMON QUAD LH910 Monitor 1741 キャストモニタ PVM A170 DDA GPI OUT タリー
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NX 5R NX 5R NX 5R DDA 3分配 (Dtap駆動) 配信 LIVEU3 東京タワーエンディング 配信 LIVEU2 ① ② ③ 配信 LIVEU1 WL① 香取 WL② 草彅 WL③ 稲垣 ④ガンマイク KS-342ミキサー (KS6001装備) ③ ② ステディカム・同行カメラ(音声) 生歌唱における PA OUTと同時 にトークパート Mic Mixを LiveU伝送 事例③ NX 5Rへ NX 5Rへ PAOUT 2mix マイク mix マイク mix ※歌唱以外のトーク部分
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バラエティ以外にも.... ・将棋 2カメ+αと、スタジオ盤解説カメラ ・ゴルフ ツアー期間中の、5カメパラ伝送 ・相撲 LIVEUとIPエンコーダーの組み合わせ ・釣り 湖上からのパラ伝送 ・海外 現地レンタルで調達 汎用的な伝送路として活用しています!
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事前の電波チェックの実施 必ず事前に現場にて電波テストを行うこと をルールとしている。 →最善の伝送手段の構築 →制作/技術相互の電波状況の認識 (例)エレベーター内は途切れる可能性が 大きいので、フタ画で逃げる等
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LiveUの発砲/停波はリモート ・現場ではLiveU本体の電源を 入れるのみ。 ・発砲/停波はリモート操作 ・リップチェックの実施も必須。
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LIVEUのお供
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映像送り返し...liveback 配信スタジオから 超低遅延で現場へ 映像を送りかえすことが 可能。 LiveUの伝送ディレイを 1秒にすれば、 ・カメラマンへの送り返し ・ワイプ組み をすることも可能。
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現場⇆配信スタジオの連絡手段 LTEインカム ・携帯電話網のデータ通信機能を使った無線機。 ・au対応端末、docomo対応端末がある。 ・上記キャリアが受かるところであれば日本中で 通話が可能。 ・多重通話も可能。
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伝送案件の今後の課題 ・低遅延かつ安定した伝送の実現 →0.5秒でもトラフィック変化に強い。 ・より高画質な伝送の実現 →情報量の多い音楽ライブ等 ・本番中のネットワークトラフィックに 捉われない伝送方法の模索
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ありがとうございました。