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2025−2026年度 会員増強拡大部門 出前セミナー 「素晴らしさが伝われば仲間は増える」 〜世代を超えて仲間を増やそう〜

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自己紹介 奥村誠基 49歳 会員増強拡大部門長 所属クラブ 熊本西南ロータリークラブ 会員歴 10年8か月 職業分類 建築資材販売

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なぜ会員の増強が必要なのか 地区会員の平均年齢は 約68歳だそうです。 10年後・20年後のクラブの姿を 想像してみてください 日本人の平均寿命は? 男性 81,09歳 女性 87,14歳

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会員増強と維持の重要性 • 未来のロータリーに今と同等の以上の 規模を求めるならば増強が必要。 • 時代に合わせて変化するために若い会 員が必要(若い会員は最先端)。 • ブレてはいけない根幹や品格を含めた 継承のためにも現会員の維持は必要で す。(先輩方は若い会員に伝承するこ とができる貴重な存在です)

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クラブが今後も 有意義な団体で あるためにも クラブでの活動が活発であるために スケールを活かした事業をするために クラブの職業分類ごとの会員を 充実させるために 各クラブが世界各地で活動することで さらなるスケールが生まれる。

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ロータリークラブの 社会に対する役割は? 国境を越えて また政治や言語を越えて 世界中で共通の思いを持った経営者 たちが他人のために役にたとうとし ている団体です。 だからこそ各地域に必要で多様な専 門家の職業人が必要なのではないで しょうか

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どのようにして増強するか 増強委員長だけの頑張りでは困難です。 まずはクラブ全体で想いを共有しましょう。 危機意識 このままだとどうなるのか 未来予想図 最先端の洗練されたクラブ 有名企業の社長がいる 職業分類の充実 ・・

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誘える雰囲気であるか (重要) クラブの雰囲気は良いか 会員同士が仲が良いか 会員に品格はあるか 有意義な事業をしているか 等 もしどれかが欠けていると感じる部分があれば クラブ全員で変えていきましょう。 ぜひそれはクラブの会長が全員想いを共有して 先導して頂きたいです。

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ロータリーを外部の人 に語れるか ロータリーの有意義性を第三者に語れますか? ロータリーって何かいいことあるの? 個人や会社として入会して良かったことを語れるかどう か ・グローバルな友人ができる ・年齢差に関係なく友人ができる ・社員教育 奉仕活動へ社員の参加機会 (健康経営認定や企業イメージ向上にも) 社員を巻き込めたら社員の理解も進むと思います。

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どのように候補者にメリットを伝えられるか

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会員増強は数を増やすこと だけが目的ではありません 職業分類を充実させることの重要性 スケールメリットだけではなく専門分野が増えることで出来ることが 増えます。それはクラブにとっても会員個人にとっても有益です。 革新を促します 多様なアイデアは革新をもたらし最新へと変化します。 クラブに足りていない部分を埋められる方という目線でも候補者を探 してみてはいかがでしょうか。 先輩方には大切な役割があります(会員の維持) 歴史あるロータリーを正しく伝えて是非とも継承してください。 本質や根幹がブレた団体は意義を見失います。 すると魅力も低下すると思います。

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このように誘うの はどうですか? なぜあなたが必要なのか 「この職業分類の会員がいないんだ。 クラブの活性化にはあなたが必要です。」 頭数要員としてではなく、その人が必要な理由をつ け加えてみてはどうでしょう。 社員も誘って奉仕活動に 奉仕活動に一緒に参画してもらって他の経営者との 交流機会も得られます。また社長の株も上がると思 います。 現代は働く意義や会社の社会貢献度も社員のモチ ベーションになるようです。 アプローチの多様性 例会や奉仕事業に招く クラブの懇親イベントに招く リストを作って共通の知人がいないかのチェック

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一旦のまとめ 会員増強のポイント クラブ全体で行なう 全員で同じく目標をもって会員増強の妨げになる ような課題の解決に取り組む クラブの全員に常に火を焚べる 会長と共に会員増強さんが「これはクラブの存続 に関わる重要案件だ」と全員の意識を統一するこ とが出来たら最高です。 現会員の維持 折角の増強も現会員が減ってしまっては意味があ りません。 全ての会員はクラブにとって大切な存在です。 全員が誰かに推薦され、審査されて選ばれた方々 なのですから。もし仮に、ある会員の資質が問わ れるようなことがあるとするならば、先輩や仲間 が導いてあげて頂きたいです。

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ここからは他のクラブの取り組み(事例・参考資料) 「会員増強月間に寄せて」ガバナー月信8月号 国際ロータリー第 2560 地区 2014-15年度 ガバナー 佐々木 昌敏 様 1)国際ロータリー第2560地区 第3分区 ガバナー補佐 木村 晃 様(村松RC) 2)国際ロータリー第2560地区 第2分区 ガバナー補佐 藤田 晋様(新潟南RC) 3)国際ロータリー第2560地区 第4分区 ガバナー補佐 菊池 渉 様(三条 RC) 4)国際ロータリー第2560地区 第7分区 ガバナー補佐 大谷 光夫 様(高田RC) 事例① コーディネーターニュース 2015 年 10 月号 会員増強の事例報告 (RI Zone2 ARC 田嶋 好博 様) ロータリーアンの声(ロータリーに入会して良かった事) 事例② 事例③

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他のクラブの取り組み(事例・参考資料) 会員増強の事例報告 (RI Zone2 ARC 田嶋 好博 様)コーディネーターニュース 2015 年 10 月号 私の所属する RI 第 2760 地区の名古屋北ロータリークラブは、 1959 年 5 月 21 日創立された RI 第 2760 地区の東名古屋分区で最も古く創立されたクラブです。 過去 20 年間の会員数と平均年齢は、以下のとおりです。 会員数が 115~113 名の時期の平均年齢は62.44 歳、88 名の時期の平均年齢は 65.5歳と会員数が少ないほど会員の平均年齢が高くなり、退会者は年齢の若い会 員が多いことを示しています。 事例①

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事例① 最近の入会に至る傾向は、入会を勧誘してから 2~3 年たって入会するこ とが多く入会までに時間を要します。名古屋北クラブは会員数が 80 名代 に減少し危機感を抱き、長期的視野に立ち以下の取り組みを始めました。 ① 歴代会長が会員増強を強調するようにしました。 ② 地区幹事経験者をリーダーとする新入会員に対する 研修と研修終了後の親睦を毎年続けています。 ③ 会長、幹事が会員に積極的に声を掛けたり、 いろいろな役割りをお願いしたりしております。 他のクラブの取り組み(事例・参考資料)

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事例② 第 2560 地区 2014-15年度 ガバナー 佐々木 昌敏 様(村松RC) 「会員増強月間に寄せて」 ガバナー月信8月号~ ①当第3分区内ではここ数年会員数の減少が続いており ます。近年の時代の移り変わりによりクラブも変化して いかなければと考えています。 ②地域に根付いた活動を通してロータリークラブについ て一般の方々に幅広く知っていただくための周知活動を 行っておりますが、まだまだ会員増強という結果に結び ついておりません。 今まで行ってきた地域活動に加えて、テレビやインターネット等のメ ディアを利用した地区発信の広報活動、地区からの具体的なロータ リークラブ活動の発信を、一般の方々にも広めて、効果的なクラブの 存在感と重要性をアピールし、増強への足掛かりにしたい。 1)国際ロータリー第2560地区 第3分区 ガバナー補佐 木村 晃様(村松RC) 他のクラブの取り組み(事例・参考資料)

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第 2560 地区 2014-15年度 ガバナー 佐々木 昌敏 様(村松RC) 「会員増強月間に寄せて」 ガバナー月信8月号~ 2)国際ロータリー第2560地区 第2分区 ガバナー補佐 藤田晋 様(新潟南RC) ①私たちは退会をする人々の退会動機をよく知る必要があり ます。各種寄付をはじめ出費の負担はどうか、時間の負担は どうか、会員の輪の中に入れないで疎外感を味わっていない か、ロータリークラブの掲げる崇高な目的を理解するととも にその目的達成の一役を担っているという自覚がもてている か…。 ②新会員が例会出席拒否症候群に陥らない為、会員全 員が温かく迎え入れ、温かく教授し温かく見守るとと もに、やりがいの感じられる役割を与える事も重要。 他のクラブの取り組み(事例・参考資料) 事例②

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第 2560 地区 2014-15年度 ガバナー 佐々木 昌敏 様(村松RC) 「会員増強月間に寄せて」 ガバナー月信8月号~ 3)国際ロータリー第2560地区 第4分区 ガバナー補佐 菊池 渉 様(三条 RC) そこに身を置いているものが喜んでいないところへ誰が 集まってくれるのでしょうか?「このリンゴは由緒正しき産地 で、一流のデパートから買ったのです」とPRしているのがこ んにちのRCのような気がしています。 美味しいリンゴを食べた人が、「あなたもどうぞ!」と薦めず にはおれなくなる。自分が感動した話を一緒に聞いてもらう、 こっちが先ではないでしょうか? そのメンバーが喜んでいないなら、上滑りに終わってしまうのではないで しょうか?メンバーひとり一人がその生き方を通して、にじみ出るもの、 その輝き、人間的深み、そんな「薫り」を振りまいて初めて、お仲間が増 えるのではないでしょうか?私はそう思います。 他のクラブの取り組み(事例・参考資料) 事例②

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第 2560 地区 2014-15年度 ガバナー 佐々木 昌敏 様(村松RC) 「会員増強月間に寄せて」 ガバナー月信8月号~ 4)国際ロータリー第2560地区 第7分区 ガバナー補佐 大谷 光夫 様(高田 RC) 7 分区では、増強、増強とやみくもにするのではなくロータリアンとしてふ さわしい方に入会いただけるように、一事業一専門職、または一種類の社会 奉仕に偏らないバランスの取れた会員構成となるよう各 RC にお願いをして おりますと同時に、せっかく新会員になられた方に、ロータリーは楽しく有 意義であると思っていただく為に、分区内 RC に親睦を軸に楽しい例会、楽 しい集い、楽しい奉仕となるよう、現、ロータリアン全員が行動していただ くようにもお願いをしております。 他のクラブの取り組み(事例・参考資料) 事例②

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ロータリアンの声(ロータリーに入会して良かった事) A会員 家族で楽しめるクラブライフ!親睦旅行、志摩観光ホテ ルでの晩餐会は懐かしい思い出に。留学生を受け入れて、 孫は大喜び、妻はチョットお疲れ気味。 B会員 地域にある不登校児見守り施設の方から、施設の軒下にウッド デッキを設置したいと、クラブに協力要請がありました。素材 のパレットは運送会社の会員、設置は建築会社の会員が担当し て完成しました。完成式の際、子供たちから、うれしい手作り の感謝状をいただきました。仕事のスキルを生かして、クラブ で協力して地域のために行なえた事。 他のクラブの取り組み(事例・参考資料) 事例②

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ロータリーアンの声(ロータリーに入会して良かった事) 事例③ C会員 週1回の昼食付で、良き仲間に会えることに、幸せを感じている。生活 リズムの中で、昼食はどこででも、いつでも食べるのであるから、例会 はほんとうに効率的で、有意義である。会社で、各種組織での人間関係 論的に、ロータリーの「4つのテスト」はすばらしい規範として、私の 胸の中にある。20代、30代でロータリーを経験していれば、もっと 役に立つ人間になれたと思う。 D会員 取引会社の社長に勧められて入会しましたが、入会当初はよくわかりません でした。例会に出席し各役割分担を経て、他業種の多くの人と知り合え、親 睦活動、旅行会、ゴルフ同好会等幅広く多くの知己を得られました。又、国 際大会に家内と参加し、国内はじめ世界中の人々と知り合えオーストラリア、 イプスウィッチシティロータリークラブとの姉妹提携による交流、相互訪問、 そして、年1回の卓話の当番に勉強の機会が与えられます。 他のクラブの取り組み(事例・参考資料)

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最後に。 会員増強の方法に明確な回答はございません。 ただ、ひとつだけ明確なヒントがあります。 今よりもっと「入会したい」 もしくは「辞めたくない」 と思えるクラブに していくことではないでしょうか。 その一歩が将来の増強にきっと繋がると思います。

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ご清聴ありがとうございまし た。