Slide 1

Slide 1 text

ShowNet x 宇宙ネットワーク

Slide 2

Slide 2 text

L2L3 2024 テーマ 2 多様化するネットワーク環境を柔軟に統合する ルーティングテクノロジー Compressed SIDを用いたSRv6のさらなる活用 キャンパス・アクセスネットワークにおける Ethernet VPNの活用 SRv6による地上ネットワークと衛星回線の シームレスな統合に向けた取り組み

Slide 3

Slide 3 text

3 Compressed SIDを用いた SRv6のさらなる活用 = SRv6 uSID バックボーン キャンパス・ アクセスネットワークにおける Ethernet VPNの活用 = EVPN Type 5 による L3VPN SRv6による地上ネットワークと衛星回線の シームレスな統合に向けた取り組み = 地上・衛星 2系統での SRv6-VPN

Slide 4

Slide 4 text

ShowNet Backboneのキーテクノロジー Segment Routing ネットワーク上の要素を”Segment”と表現 例: ノード、隣接関係、BGP Peer、サービス ヘッドエンドのルータでパケットにSegmentのリストを挿入 1. パケットはリストの最初のSegmentを持つノードへ届く 2. ノードはパケットの宛先をリストの次のSegmentに書き換えて送信 パケットは送信元が指定した箇所を経由しながら転送される(Source Routing) A B C D E Packet List: C,B,D Packet Packet 4

Slide 5

Slide 5 text

ShowNetとSegment Routingの変遷 ShowNetではSegment Routing黎明期から様々な取り組みを 行ってきました Dataplaneを手作りしていた時代からはじめ、去年までの営 みでかなり成熟したことを確認 2018 小島で相互 接続検証 2019 Data Planeで Service Chaining 2020 コロナ禍で 開催中止 2021 SR-MPLSメイン+ SRv6 L3VPN相接 2022 /2023 SRv6 L3VPN Single Stack

Slide 6

Slide 6 text

2024年のShowNet Backbone 6 EVPN/VXLAN網 Type5によるL3VPN ce5732 catalyst9300 nexus93108tc ex4400 fx2 今年のBackboneは SRv6 uSIDを用いた L3VPNで構築 アクセス網側はEVPN VXLAN Type5のL3VPNで 構築 MX304 uSID:6007 NE8000m4-2 uSID:6008 MX204 uSID:6001 Cisco8608 uSID:6002 NE8000m4-1 uSID:6003 ACX7348 uSID:6009 FX2 uSID:6010 Cisco8201 uSID:6004 PTX10002 uSID:6005 NCS57b1 uSID:6006 SRv6 uSID L3VPN網

Slide 7

Slide 7 text

SRv6 Layer-3 VPN over 衛星回線 • 僻地を想定し、普段は地上のバックボーン回線を利用 • バックボーン障害時には衛星リンクを利用 • ヘテロジニアスな回線をSRv6で統合して利用する試み • 回線種別に応じたTraffic Engineeringも可能 7 3ホール海側の衛星車に 接続されています

Slide 8

Slide 8 text

SRv6 Layer-3 VPN over 衛星回線実験 地上局 Internet x Space Summit FX2 地上経由 衛星経由 SID A uSID 車載アンテナ 静止衛星 • SRv6 SIDの使い分けにより 経由する回線を制御 • Cisco Accedian Skylight 「SFP型ハードウェアセンサー モジュール」をバックボーン ルータに導入し、計測を実施中 8

Slide 9

Slide 9 text

Delay Torerant Network (DTN)デモ 9 • 惑星間ネットワークを模擬(遅延のエミュレーション) • Bundle Protocolを用いた、中継ノードでStore & Forward • 繋がるまでStoreし、送れるようになればForward • Contact Graphをアニメーション描画

Slide 10

Slide 10 text

Internet x Space 惑星間ネットワーク トピック 標準化動向 衛星通信 ??? x Space