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エンジニア向け 会社紹介資料 2024.11.18 更新

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はじめに こんにちは、クラシコム代表の青木です。 クラシコムがシステム内製に舵を切ったのは2013年のことでした。 その成果として、ユニークなECプロダクト開発を進められていることもありますが、
 事業成果への寄与はそれだけに止まりません。
 
 自分たちの仕事をシステム化することに高いリテラシーと能力を持ち、
 より良くしていくことに意欲があり、それを主導するデベロッパーに対する
 リスペクトを持つカルチャーを築くことができていること。
 
 社内全体で、このカルチャーとケイパビリティを築けたことが
 我々のこれまでの成長を促進してきたことは間違いなく、
 システム内製の成果そのものではないかと考えています。 共に素晴らしいチームを作りたい方に、ぜひ仲間になっていただきたいです。
 数年後、あんなことも実現できたね、と一緒に振り返って
 笑い合いあえる幸せを共有しましょう。 開発への思いを綴ったTech Blogをぜひご一読ください。 2 © Kurashicom Inc. 我々はなぜシステムを内製してきたのか、我々は何者か、 我々はどこへいくのか。 https://note.com/kurashicom_tech/n/na7aaa2d1dac8

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クラシコムについて

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4 サービス展開 「フィットする暮らし、つくろう。」をミッションに、 D2C 世界中のセレクト商品とオリジナル開発商品を販売 • 定価販売率95%超える ブランドソリューション ナショナルブランドのマーケティングを支援 • お取り組みは200ブランド以上 コンテンツパブリッシャー 多様なコンテンツでお客さまとの繋がりを強める • YouTube動画再生数は1.5億回を突破 • 商品開発からプロモーションまで、ブランディ ングの全フェーズをサポートするメニュー提供 • ポッドキャストやドラマ、プレイリストなど  様々なコンテンツを配信 • オリジナルアパレルが5年で8.5倍売上 EC運営に加え、BtoBサービス展開や多岐に渡るコンテンツ配信など、 ユニークな事業展開を行っています。 © Kurashicom Inc. 北欧、暮らしの道具店を運営しています。

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5 事業の特徴 幅広いエンゲージメントチャネルを通じてお客さまとの接点がつくられ、 多岐にわたるコンテンツによって、継続的なつながりを維持しています。 © Kurashicom Inc. エンゲージメントアカウント数:公式 SNS のフォロワー数、YouTube チャンネル登録数、アプリのダウン ロード数、メルマガ会員数等の合計(「LINE」は 2020年2月をもってLINE@より現アカウントへ移行。 「Instagram」は、店長公式アカウントのフォロワー数含む) 2024年7月期末

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6 成長の歩み 18期連続で増収増益を達成。 公式アプリ経由の売上比率が71%に成長。(2024年10月時点) 公式アプリは400万ダウンロード突破 公式アプリ経由の売上比率の推移 売上高・経常利益の推移 © Kurashicom Inc.

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7 会社概要 社員数 2024年7月に実施した全体会議 2022年8月上場 94 名 沿革 2006年9月 (2024年7月末) © Kurashicom Inc. 2007年9月 2010年11月 2013年6月 2015年6月 2016年4月 2019年11月 2020年4月 2022年8月 2023年8月 2024年10月 クラシコム創業 北欧、暮らしの道具店 創業 独自のバイイングシステム稼働開始 初のエンジニア入社。システム開発自社内製化へ オリジナルブランド「KURASHI&Trips PUBLISHING」誕生 ECシステムをASPから自社開発へ切り替え 初スマホアプリ・iOSアプリ公開 Androidアプリ公開 東京証券取引所グロース市場へ新規上場(証券コード:7110) ファッションD2Cブランドfoufouがグループジョイン 公式アプリ400万ダウンロード突破

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クラシコムの プロダクト開発

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9 開発で大切にしている考え方 お客さまが、「世界観」を楽しむための土台づくり • お客さまと「世界観」でつながるプラットフォームだからこ そ、その信頼に応え、信頼され続けるための土台を構築する • 安心して楽しんでいただくための、公平性やシステムの安定、 ストレスのないUIや情報設計を意識する • 事業発展とともに、より多くのお客さまが安心して楽しめるよ う持続可能性を大切にする 社内受託にならない、協働のコミュニケーション • 社内スタッフがお客さまに届けたい体験が何か、コミュニケー ションを重ねながら一緒に考える • クリエイティブの枠や可能性を広げられるような開発提案を行う • 現在の課題解決に止まらない、変化に柔軟に対応できるような 開発を行う 強みの幅を広げる、フルサイクル開発 • 担当領域を持ちながらも、広いカバー範囲を柔軟に対応 • 要件定義から設計、実装、リリース後の運用まで、一気通貫で 進めていく • 節目のタイミングでは、意識的にオフサイトミーティングや振 り返りを実施 小さく試し、無理なく続ける • 短期的な利益よりも、サステナブルに維持・発展することを大 切にする • 優先順位やスケジュールを細やかに調整することを厭わない • 「何の課題を解決したいのか」を大事にする。全てを自前で実 装しない、開発インパクトが少なければ運用でカバーするなど 手段は柔軟に考える © Kurashicom Inc.

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10 顧客体験と開発領域 © Kurashicom Inc. お客さま向けプラットフォーム より良い顧客体験のためプロダクト開発が支える領域 iOS,Androidアプリ
 株式会社Sun Asteriskとの共同開発 Webサイト コンテンツ管理 商品管理 受注・出荷管理 発注管理 スタッフ向けプラットフォーム 株式会社ソニックガーデンと共同開発 インフラ・開発基盤の整備 「北欧、暮らしの道具店」の顧客体験を複数の領域から支える。 コンテンツを楽しむ 動画・ラジオ・読みもの 顧客体験 買い物をする 商品・決済 商品を受け取る 配送

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11 組織構成 テクノロジーグループはシステムプラットフォーム部に所属。 経営と密に連携し、システム全般の開発・運用を担っています。 © Kurashicom Inc. クラシコム (経営) システムプラットフォーム部 テクノロジーグループ プロダクトマーケティンググループ ストア領域 ECメディア部 事業開発部 ビジネスプラットフォーム部 コーポレートプラットフォーム部 ロジ領域 お客さま向け商品・各種コンテンツ企画(to C) クラシコムのアセットを活用した社外の事業支 援・プロモーション企画(to B) カスタマーサポート・倉庫物流・データ分析 総務・財務・法務 その他の部門 社外アドバイザー SRE:藤原 俊一郎さん(面白法人カヤック) UXデザイン:深津貴之さん(THE GUILD) 社外パートナー iOS,Androidアプリ開発 : 株式会社Sun Asterisk 社内向け基幹システム開発:株式会社ソニックガーデン クラシコムを支えるシステム全般の開発・運用 マーケティングチャネルの開発・運用、UXリサーチ アプリ・Webでのお買いもの・コンテンツ体験など主 にお客さまが利用するサービスの開発・運用 受発注・物流など主にスタッフの業務を可能にする サービスの開発・運用 取締役CTO 倉貫義人さん(ソニックガーデン)

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12 ストア領域 アプリ・Webでのお買いもの・コンテンツ体験など 主にお客さまが利用するサービスの開発・運用を担当。 © Kurashicom Inc. アプリやウェブのエンハンス • 導線を改善するためにA/Bテストを実施 • アプリのウィジェットによる新たなチャネルの開拓 ビジュアルマーチャンダイザー(VMD)の業務効率化 • お客さま向け再販商品再入荷通知に予約送信機能を追加 • レコメンドによる購入サポート PB開発 グループ MD グループ ストア編集 グループ メディア編集 グループ ブランド ソリューショングループ その他のグループ テクノロジーグループ ストア領域 株式会社Sun Asterisk アプリ開発 商品やコンテンツの公開方法の検討 業務効率改善 プロダクトマーケ グループ カスタマーリレーション グループ エンハンス 検討 UXリサーチによる顧客理解 広告などによる利用者拡大 お問い合わせ 不正注文対応 お問い合わせ対応 不正注文対策 データ基盤の運用 レコメンド 検索 開発・運用 エンハンスの実施

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13 ロジ領域 受発注・物流・経理など主にスタッフの業務を可能にする サービスの開発・運用を担当。 © Kurashicom Inc. お客さまの体験の向上のための業務改善 • 業務フローの設計・導入、運用サポート、部門間調整 • 制度変更への対応(インボイス制度等) 業務理解と課題の収集・発見 • 各部門との定期的なミーティング • 関連する法令・規則の読み合わせ・勉強会 • 社内・倉庫向けシステムのエンハンス(業務効率化、負荷軽減等) • 倉庫見学、物流展示会等への参加 お客さま 注文・決済 倉庫 仕入先・製造元 MD・PB開発グループ 財務経理 決済プロバイダ カスタマーリレーション グループ 会計事務所 監査法人 倉庫会社 WMSベンダ 北欧、暮らしの道具店 運送会社 在庫情報 出荷 返送 入荷 返送 請求 発注 支払 請求書 注文情報 決済情報 金額変更 在庫管理(基幹) 在庫管理(WMS) 返品・交換管理 受注・出荷管理 サポートデスクツール 請求管理 売上管理 在庫評価 監査 発注・入荷管理 商品マスタ ロジの開発領域 売上

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14 SRE 複数人で、インフラ・SRE領域を担う。 © Kurashicom Inc. 外部アドバイザーを交え、週一度にMTGを実施 • 面白法人カヤックの藤原さんと各チームから最低一人の有志が参加 • インフラ・DevOps・セキュリティ・監視まわりなどの課題を持ち寄る • 1週間内のアラート、メトリクスダッシュボード、SLI/SLO、インフラコ ストなどに不審な点がないかも毎回チェックしている サービスのシステム面での信頼性を担保する • 可用性を担保するため、適宜負荷試験や監視システムの構築および運用 を実施し、アプリケーション・インフラの改善を行う • セキュアな環境を維持するため、使用技術のバージョンアップ や移行、解析ツールの導入および運用を行う • SREではないメンバーでもオペレーションがしやすくなるよ う、CI・デプロイまわりを整備

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15 アドバイザー体制 藤原 俊一郎さん 面白法人カヤック インフラエンジニア/SRE SRE領域のアドバイザー • 週1回の定例ミーティングの実施 • インフラ、DevOps、セキュリ ティ、監視まわりなど、アドバイス 深津 貴之さん THE GUILD代表 note株式会社CXO UI/UXアドバイザー • 毎月の定例ミーティングの実施 • プロダクト改善のための具体的な ABテスト方法から、LLMの取り 入れ方まで幅広く議論 © Kurashicom Inc.

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16 開発プロセス 課題の理解から解決までを経営・各部門・エンジニア・デザイナーが共同で行う。 各チームが担当する部門との定期的な情報共有会 や、Slackチャネルを通して、部門ごとの課題・要望 を集約 各部門との情報共有 © Kurashicom Inc. 課題の集約 各チーム主導で、関係部門と具体的な解決方法を確 認・実装。チーム内や部門との振り返りによって改 善する チームや各部門との振り返り 打ち手の検討 実装・改善 直近の3ヶ月間に各チームがフォーカスする課題につ いて、経営・エンジニアが同じ場で、事業における 重要度・開発方針を議論 経営も参加したロードマップMTG 開発ロードマップ の策定 随時 隔週 週次

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17 技術スタック サーバサイド © Kurashicom Inc. フロントエンド ミドルウェア インフラ 監視・ログ 分析基盤 構成管理 CI/CD

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18 環境と働き方 働き方の特徴 • 残業を当たり前にしない働き方 全社員の平均残業時間は月に合計3.6H(2024年7月現在) • リモートメイン、月2回のオフィスデー • 年2回 リアル全社会議(オンラインは月2回) 環境整備サポート • JetBrains製のIDEなど有料のツール、 GitHub Copilot for Businessは会社負担 • 書籍購入支援 • リモートHQ導入により、リモート環境整備をサポート © Kurashicom Inc. • 通信手当支給(月額5,000円)

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19 評価制度 キャリブレーション制度 • 全7種類のRole(役割)ごとに「期待内容」を設定 • Roleごとの期待内容と、紐づく給与テーブルは全社にオープン • 半期に一度、Roleとのフィットを全経営陣・マネージャー・ 人事ですり合わせを行い本人へフィードバック クラシコムでは評価ではなく、期待をすり合わせて調整(キャリブ レーション)するという考え方をしています。 • マネージャーは、メンバーと継続的な1on1を実施 評価ではなく、期待値をすり合わせる。クラシコム のキャリブレーションという人事制度について https://kurashi.com/journal/11687 © Kurashicom Inc.

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20 採用情報 Webエンジニア募集! https://hokuohkurashi.com/note/339805 シニアエンジニア・エンジニアを募集しています。
 応募締切 : 2024/12/10 9:00am Tech Blog Kurashicom Tech Blog https://note.com/kurashicom_tech/ クラシコムのエンジニアによる、技術者向けのブログです。 普段の開発内容や、開発するなかでの気づきなどを発信しています。 Webエンジニア募集中 © Kurashicom Inc.