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事業拡⼤とデータドリブン組織を⽀える BizOpsチームの⽴ち上げとその後 2023.6.26

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LayerX Inc. 2 アジェンダ - ⾃⼰紹介 - 会社紹介 - BizOpsについて - BizOpsをなぜ⽴ち上げたのか - BizOps⽴ち上げ後にやったこと - LayerXにおけるBizOps組織のGood & More

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⾃⼰紹介

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LayerX Inc. 4 ⾃⼰紹介 鈴⽊ 崇之 (すずき たかゆき) 株式会社LayerX バクラク事業部 事業企画部 BizOpsグループ マネージャー システム エンジニア カスタマー サクセス データ アナリスト 略歴 オンプレ型ソフトウェアサービスの 導⼊プロジェクト推進 ASP型レコメンドサービスの 導⼊推進とサクセス⽀援 ビジネスチャットのサクセス⽀援および ユーザーグロース施策の推進 バックグラウンド @suuu_ts メルカリJPアプリの グロース系施策の分析

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会社紹介

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LayerX Inc. 6 LayerXについて ⼈の⽣産性 ⽇本社会の構造的課題 LayerXの課題認識 LayerXの事業/ミッションとのつながり お⾦の⽣産性 データの⽣産性 バクラク事業 Fintech事業 PrivacyTech事業 ⼈⼝減社会 なぜやるのか ⼈⼝減社会で起こる課題の解決を、ソフトウェアでサポートする

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LayerX Inc. 7 LayerXについて なぜやるのか ⼈の⽣産性 ⽇本社会の構造的課題 LayerXの課題認識 LayerXの事業/ミッションとのつながり ⼈⼝減社会で起こる課題の解決を、ソフトウェアでサポートする お⾦の⽣産性 データの⽣産性 バクラク事業 Fintech事業 PrivacyTech事業 ⼈⼝減社会 BizOpsは ここに所属

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LayerX Inc. 8 バクラク事業について 請求書処理や経費精算は、「紙」が多く、「⼿作業」も多い、最もアナログな領域の⼀つ - 紙でのやりとりが中⼼で、⼿⼊⼒や⽬視でのチェックが多く、ミスも発⽣しやすい。 - 複数のサービス間でデータが連携されずに、確認⼯数が増加しやすい。 「⼿⼊⼒だ⼤変」 「記⼊ミスで⼿戻り」 「承認し忘れる」 「承認が多く⼤変」 「⼿⼊⼒が多い」 「ミス‧⼿戻りが多い」 「仕訳作成/確認が⼤変」 「⽀払データ作成が⼤変」 「属⼈性が⾼い」 「データ転記が発⽣」 「同じ情報を何度も⼿⼊⼒⽬視チェックが⼤変」 「紙で保管、共有が⼤変」 「税務‧監査対応。過去データを出すのが⼤変」 「請求書が来ない」 「領収書がない」 回収 稟議 承認 データ ⼊⼒ 仕訳/⽀払 データ作成 ⽀払 保管/税務‧監査対応 会計ソフト反映 現場‧全社の課題 経理の課題 経理/総務の課題

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LayerX Inc. 9 バクラク事業について ⼿作業が多くなりがちな⽀出管理業務のデジタル化を⼀気通貫でサポート 管理部⾨だけでなく、現場社員からも喜ばれる圧倒的な使いやすさにこだわっているため、ITツールが苦⼿な⽅でも安⼼ してご利⽤いただけます。 現場‧全社の課題を解決 経理の課題を解決 経理/総務の課題を解決 回収 稟議 承認 データ ⼊⼒ 仕訳/⽀払 データ作成 ⽀払 保管/税務‧監査対応 会計ソフト反映 デジタル受け取り ⾃動受け取り スマホ ‧ Slack AI OCR ⾃動⼊⼒ API連携 ‧ ⾃動出⼒ クラウド管理 ‧ 電⼦帳簿保存

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BizOpsについて

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LayerX Inc. 11 BizOpsについて バクソク 事業拡⼤ バクラク 顧客体験 これらを両⽴させるためのビジネスインフラを作り上げたい。 そのために必要なことは「何でも」やる。 BizOpsミッション バクソク事業拡⼤とバクラク顧客体験を両⽴させる

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LayerX Inc. 12 BizOpsの業務範囲

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LayerX Inc. 13 BizOpsの業務範囲 BizOpsが特にオーナーシップを 持って取り組んでいる領域

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LayerX Inc. 14 組織図 事業開発 マーケティング‧インサイドセールス カスタマーサクセス セールス 事業企画 BizOps バクラクカード プロダクト 事業開発 Platform Engineering Data & ML バクラク事業部 Biz Dev

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LayerX Inc. 15 組織図 BizOps 業務企画 スキャン代⾏ システム企画 ビジネスアナリスト 「⾒積〜⼊⾦プロセス」「お客様環境管理プロセス」など、 組織横断したプロセスの業務設計および業務遂⾏を担う スキャン代⾏プロセスを安全かつ効率的に遂⾏するための オペレーション設計を担う Salesforceを中⼼としたBiz組織全体で利⽤するシステムの 導⼊‧設計‧実装‧運⽤を担う 現場チームにコミットしたオペレーション改善、および チーム横断のイシュー解決に向けたプロジェクト推進を担う

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BizOpsをなぜ⽴ち上げたのか

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LayerX Inc. 17 なぜBizOpsを⽴ち上げたのか note Speaker Deck 詳細は以下のコンテンツをご覧ください!

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LayerX Inc. 18 なぜBizOpsを⽴ち上げたのか 課題解決のための組織としてBizOpsが誕⽣ ● 社内プロセス / 社内システムが複雑化し、管理‧対応⼯数が増加 ● リソースのサイロ化 ● 複数部⾨に跨るイシュー解決のオーナーの決めにくさ

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BizOps⽴ち上げ後にやったこと

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LayerX Inc. 20 BizOps⽴ち上げ後にやったこと note 詳細は以下のコンテンツをご覧ください!

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LayerX Inc. 21 BizOps⽴ち上げ後にやったこと プロセスオーナーによる業務巻取りと改善 ● バクラクのお客様環境作成およびマスタセットアップ対応 ● バクラクの契約更新(リニューアル)にまつわる定型連絡や事務⼿続き ● IT導⼊補助⾦にまつわるお客様および事務局対応 ● スキャン代⾏事業の実務オペレーション 他チームの 業務巻取り 他チームの 業務巻取り 他チームの 業務巻取り プロセスの 改善と型化 定型業務の 業務委託メンバー への移管

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LayerX Inc. 22 BizOps⽴ち上げのその後 現場組織の⽣産性に直結するシステム改善 ● Saleforceによるプロセス改善 ○ バクラクカードの商談‧ご利⽤状況管理 ○ パートナーチームの代理店商談‧ご利⽤状況‧⽀払管理 ● KARTEのシナリオやターゲティングデータ連携の設計‧実装 ● Data Enablingチームと連携したデータ分析環境のアップデート

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LayerXにおけるBizOps組織の Good & More

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LayerX Inc. 24 LayerXにおけるBizOps組織のGood & More 【Good】「プロセスオーナー」の明確化 他チームの 業務巻取り 他チームの 業務巻取り 他チームの 業務巻取り プロセスの 改善と型化 定型業務の 業務委託メンバー への移管 プロセスオーナーが⼀連の流れを⼀⼈格で⾏うことで、 アウトプットの品質を担保したままプロセス全体の⽣産性改善も可能となる

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LayerX Inc. 25 LayerXにおけるBizOps組織のGood & More 【Good】現場Opsとの役割整理と連携 BizOps マーケティング インサイド セールス フィールド セールス カスタマー サクセス XX MOps IS Ops Sales Ops CS Ops XX Ops ⚫ 特定チームのみのシステム‧オペレー ションであり、横断的なadmin役割/業務設 計が不要な業務 ⚫ ⽐較的⾼度なドメイン知識や業務理解が 必要で、各チームで実⾏した⽅が⽣産性が ⾼いと想定される業務 ⚫ チームを跨ったシステム‧オペレーショ ンであり、横断的なadmin役割/業務設計が 必要な業務 ⚫ 定型化が可能で、集約して実⾏した⽅が ⽣産性が⾼いと想定される業務 業務領域

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LayerX Inc. 26 LayerXにおけるBizOps組織のGood & More 【Good】データ品質へのこだわり ● データ分析は“Garbage In, Garbage Out”であり、 ゴミデータをどれだけ丁寧に分析してもゴミな結果しか得られない ● しかし、SFA/CRMといったシステムは、利⽤者のオペレーションや システム設計の問題でゴミデータが溜まりやすい SFA/CRMのUX改善や バリデーション追加 不備のあるデータの 「検知」と「修正オペレーション」 ゴミデータを⽣まない仕組み

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LayerX Inc. 27 LayerXにおけるBizOps組織のGood & More 【More】アウトカムの評価 BizOpsの業務はインプット/アウトプットは⽐較的明確である⼀⽅、 アウトカムの評価が難しいものが多い 他チームの 業務巻取り インプット 他チームの 業務巻取り アウトプット アウトカム

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LayerX Inc. 28 LayerXにおけるBizOps組織のGood & More 【More】イシュー対応優先度決め 業務領域の拡⼤とともにイシューも積み上がる⼀⽅、 イシューの対応優先度の付け⽅の難易度も上がってきている

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LayerX Inc. 29 LayerXにおけるBizOps組織のGood & More 【More】⼈材の採⽤‧育成‧キャリアパス 業務プロセス/システム/データ/セキュリティのそれぞれの領域で 活躍できる⽅を迎え⼊れ、成⻑できる場を作り続ける必要がある

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Thanks!