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Kagglerが学会コンペに参加したら無双できる説 ※画像はchatgpt4で⽣成

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⾃⼰紹介 ● 名前︓鈴⽊ 明作(スズキ メイサク) ● 所属︓NTT docomo R&D ● Kaggle︓Kaggle expert

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● ⾦メダルが遠い ● 公開ベースラインを使うことが多い(ゼロからベースライン作成しないため実装⼒が⾝に付かない) ● kaggleに参加していないと健康に悪い(成⻑機会損失による精神衛⽣上の不健康。けど参加したいコンペがない) → 学会コンペがおすすめです︕ こんなkagglerの⽅はいませんか︖

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● 学会コンペとは ○ 国際学会に併設されているデータ分析⼤会 ○ 学会の特⾊が反映したお題が出題されることが多い ● 学会コンペの例 ○ KDDCUP︓KDD(データマイニング)開催コンペ ○ Recsys Challenge︓Recsys(推薦システム)開催コンペ ○ WSDM CUP︓ WSDM (Web・データマイニング)開催コンペ ○ GIS CUP︓ SIGSPATIAL(地理情報システム)開催コンペ etc. 学会コンペとは

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● 数年前から趣味でkaggleを始めて、1年前にデータ分析部署に異動。 ● ⼀⽅、kaggleでは⾦メダルが取れない⽇々が続く。kaggleで⾃信を失いかけていたところ... ● 会社チームで学会コンペに参加して、まぐれで⼊賞︕ ※NTT docomoでは、KDDCUP参加時に使えるクラウド環境も⽤意 Amazon KDD CUP 2023 Track3: 9位⼊賞 (NTT docomoとしてはTrack3 6位, 9位の2チーム⼊賞) KDD CUP OAG-challenge AQA 2024 : 6位⼊賞 (NTT docomoとしてはOAG IND6位, OAG AQA6位, OAG PST8位の3コンペで⼊賞) ⾃⾝の経験

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世の中のkagglerが学会コンペに参加したら無双するのでは︖ こんな⾃分でもまぐれで⼊賞できたってことは…

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● Amazon KDD CUP 2023, 2024 : NVIDIA全トラック優勝 ● Recsys challenge 2024 : DeNA優勝 https://blogs.nvidia.com/blog/recommendation-systems-win/ https://blogs.nvidia.com/blog/nvidia-ai-masters-kdd-cup-2024/ https://dena.ai/news/recsys-challenge-2024/ もう無双してました

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● メリット ○ kaggleと⽐較して参加⼈数少ないので競争率が低く上位に⼊りやすい ○ ⼊賞すれば(10位以内など)、現地発表&論⽂をかける ○ ベースラインから⾃分で作成する必要があり、実装⼒がつく(気がする) ● デメリット ○ kaggleと⽐べてディスカッションやコードの公開は控え⽬(ケースバイケース) ○ 学会コンペごとにsubmit⽅法が異なりsubmitするのに⼀苦労なことも 学会コンペのメリット・デメリット

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Letʼs 学会コンペ︕ 最後に