210730 WinActorバージョンアップを極める CTCエスピー清水直さん

Slide 1

Slide 1 text

Slide 2

Slide 2 text

Copyright 2021 CTCSP Corporation All rights reserved. 1 自己紹介氏名：清水直会社名： CTCエスピー株式会社 WinActor 1次代理店（伊藤忠テクノソリューションズグループ）経歴： 1998-2001 中小ソフトウェアハウスにてシステム開発 2002-2017 CTCエスピーにて社内システム担当としてスクラッチ開発、OracleEBS、SAP S/4導入対応経営企画、営業推進、受発注部署、総務などを兼務し自社の業務効率化を立案、推進。 Excel/Access VBAでのアプリ開発なども対応。 2012-2017 社内の経験を生かし兼務でRPAのプリセールスを担当。 2018～ RPA及びDX分野のエキスパートとしてプリセールス、コンサルティング、構築に従事趣味は犬の散歩好きなこと「ラグビー観戦」

Slide 3

Slide 3 text

Copyright 2021 CTCSP Corporation All rights reserved. 2 自己紹介現在の担当業務全部 (ヽ´ω`)  プリセールス  ベンダーリレーション  パートナー様への情報提供  エンドユーザー様支援（製造、金融、運輸、流通、サービス、研究機関、地方自治体）  ソリューション企画開発  技術検証（RPA, AI）  ロボット開発支援  プロモーション活動全部をやってるおかげで、エンドユーザー様の要望、ご意見をベンダーへ直接フィードバック

Slide 4

Slide 4 text

Slide 5

Slide 5 text

Copyright 2021 CTCSP Corporation All rights reserved. 4  WinActor® Ver7.2.1.1 (.NETベース)  WinActor® Ver6.3.1 (Javaベース) Ver7.0は2020/1からリリース順次バージョンアップを継続中 WinActor現在販売中のバージョン・弊社お取引ユーザー様では約7割のお客様が順次Ver7へ移行中。・移行期間の間、Ver6.3.Xを平行販売中。実行プログラムの大きな変化運用中のロボット（シナリオ）の移行が必要 (ヽ´ω`)

Slide 6

Slide 6 text

Copyright 2021 CTCSP Corporation All rights reserved. 5 実行環境の注意点ソフトウェア動作環境およびハードウェア推奨環境 v6.3.1とv7.2.1の比較表項目 V6.3.1 仕様 V7.2.1 仕様オペレーティングシステム Windows 7 Professional SP1 Windows 8.1 Pro update1 Windows 10 Pro Windows Server 2012 R2 Windows Server 2016 Windows 10 Pro Windows Server 2016 Windows Server 2019 実行環境 Microsoft .NET Framework 4.8以上項目 V6.3.1 推奨スペック V7.2.1 推奨スペック CPU 4コア、2.5 GHz以上の x86 または x64プロセッサー Core i3-6100(2コア、3.7GHz)以上の x86または x64プロセッサーメモリー 2GB以上 HDD 空き容量 3.0GB以上空き容量 3.0GB以上画面 1024×768 以上 FHD(1920×1080)以上サウンドシナリオ中で音を出すためのサウンド機能シナリオ中で音を出すためのサウンド機能 Win10 1909以降なら入ってますミドルクラス以上の PCスペックがオススメ

Slide 7

Slide 7 text

Copyright 2021 CTCSP Corporation All rights reserved. 6 ライセンスと利用について 1.Ver.7 のインストール Ver.6 と同一マシンにインストールすることが可能です。 ※Ver.7 のマシン推奨スペックに注意して下さい。 2.ライセンス引き継ぎ Ver.7から“v5またはv6からコピーしてライセンス登録” を実行することで、過去バージョンのライセンスを引き継ぐことができます。 3.Ver.5、Ver.6 で作成したシナリオを Ver.7 で読込み、実行基本的に、Ver.5,Ver.6のシナリオはVer.7そのまま動作します。読み込んだ Ver.6 のシナリオを保存した場合 Ver.7 のシナリオとして保存されます。（読み込んだ Ver.6 のシナリオはそのまま残ります。）過去バージョンと Ver.7がいっしょに使えるので少しづつ移行が出来ます

Slide 8

Slide 8 text

Copyright 2021 CTCSP Corporation All rights reserved. 7 シナリオ移行の注意点  実行速度の高速化による操作対象とのタイミングのズレ要注意「画像マッチング」「エミュレーション」「指定時間待機」「ウィンドウ待機」  エミュレーションの座標指定クリックの位置の微妙なズレ  変数の小数点対応  一部ライブラリの変更が必要。（Ver6時点から） Ver5.X⇒6.Xで発生：「Excel関連ライブラリ」「Excel全て閉じる」が不要に Ver6.1⇒6.2で発生：「WinActor制御」「デバッグ：変数値保存」の置き換えが必要 Ver6.3以降で発生：「WinActorノート」「WinActor Eye」「ブラウザ関連」「外部サービス連携」の置き換えが必要 ※詳細は各バージョンライブラリ変更点の資料をご確認ください。必ず改修が必要な訳ではありません

Slide 9

Slide 9 text

Slide 10

Slide 10 text

Slide 11

Slide 11 text

Slide 12

Slide 12 text

Slide 13

Slide 13 text

Slide 14

Slide 14 text

Slide 15

Slide 15 text

Slide 16

Slide 16 text

Slide 17

Slide 17 text

Slide 18

Slide 18 text

Slide 19

Slide 19 text

Copyright 2021 CTCSP Corporation All rights reserved. 18 【参考】マッチング3兄弟の選ぶポイント選ぶポイント手段「色と形限定でこの画像を探したい！」と決め手がある場合画像マッチング画像マッチングだと不安定。色やフォントが変わることがある場合輪郭マッチング「この言葉は画面の他に登場しない」「一覧からキーワードでクリックしたい。」 OCRマッチング選ぶポイント手段古いホストの画面、Windowsのプログラム等エミュレーションでキーボード操作 Web画面の操作 IEモード、ブラウザ操作ライブラリ＜各種マッチング以外の方法＞

Slide 20

Slide 20 text

Slide 21

Slide 21 text

Slide 22

Slide 22 text

Slide 23

Slide 23 text

Slide 24

Slide 24 text

Copyright 2021 CTCSP Corporation All rights reserved. 23 ＜初級者向け＞WinActor Storyboard A. 手作業 B. フローチャート申し込みメール #1 申し込みメール #2 申し込みメール #n … 受信トレイに未読メールがあるかどうか確認申し込み内容を excelに転記 CSVに変換して交通費入力画面に登録 C. WinActor Storyboard

Slide 25

Slide 25 text

Copyright 2021 CTCSP Corporation All rights reserved. 24 ＜上級者向け＞WinActor Scenario Script テキストエディタでシナリオ開発が可能な上級者向け開発言語機能 ● .USS7 ファイル画像等のバイナリデータが格納されているファイル ● .WSS7 ファイルテキストファイル (抜粋) main { // start FACTORIAL = callsub "階乗計算" [name = "サブルーチン呼び出し", comment = ""] (10); WinActor.WaitBox [name = "待機ボックス", comment = ""] ( mode = $WaitBox.Confirm, message = FACTORIAL ); } // end sub "階乗計算" [comment = "", x = 340, y = 80, tab_id_ref = 0] localvars(X), chkempty(true) { // start FACTORIAL = 1 [name = "FACTORIAL=1", comment = ""]; while [name = "1 < X の間繰り返し", comment = ""] (1 < X) // condition (Counter '') { // start FACTORIAL = FACTORIAL * X [name = "F = F × X", comment = ""]; X = X - 1 [name = "X = X - 1", comment = ""]; } // end return(FACTORIAL) [name = "サブルーチン終了", comment = ""]; } // end ● UMS7ファイル実行版で実行が可能なファイル ① ② ④ ⑤ ① シナリオの新規作成時に「WSS出力可能シナリオ」を指定します。 ② フローチャートでシナリオを作成して保存すると、USS7(バイナリ) とWSS7(テキスト) の二つのファイルが出力されます。 ③ 任意のエディタでWSS7を編集しシナリオ作成ができます。 ④ USS7とWSS7をWinActor (フル機能版) で読み込む事により、再びフローチャートでシナリオの編集、実行ができます。 ⑤ UMS7としてシナリオを保存する事により、実行版で利用可能なシナリオファイルが作成できます。UMS7からWSS7に再度変換する事はできません。