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カイゼンと僕と E2E テスト 02 ( 大津 和槻) システムテスト自動化カンファレンス 2019

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自己紹介 02 ( 大津 和槻) Twitter: cocoeyes02 株式会社ウィルゲート(新卒2 年目) バックエンドエンジニア QA 領域にも興味がある(QA エンジニア) 趣味:ジャズ鑑賞、カホン、ゲーム

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今日は私が業務で触っている プロダクトの改善について お話をします

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テストコード( 主にE2E テスト) メインのお話です

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触っているプロダクト 去年リリースされた BtoB 向けの案件管理システム リリース当初から 「業務が止まってしまうような障害が多い」 という大きな問題を抱えていた 当時のマネージャーからも 「なかなかシステム品質が悪い」の一言

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触っているプロダクト 去年リリースされた BtoB 向けの案件管理システム リリース当初から 「業務が止まってしまうような障害が多い」 という大きな問題を抱えていた 当時のマネージャーからも 「なかなかシステム品質が悪い」の一言 「よし、カイゼンだ!」

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問題:バグが多い バグの発見は手動のシステムテスト頼り 漠然と「システム品質が悪い」と思う状況だった ので、どの機能に問題があるのかわからない

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問題:バグが多い バグの発見は手動のシステムテスト頼り 漠然と「システム品質が悪い」と思う状況だった ので、どの機能に問題があるのかわからない 「よし!カイゼンだ!」

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対応:E2E テストを導入した 素早く確実にバグを見つけたい、品質を可視化したい → テストコードの導入を検討 しかし、当時ユニットテストを書くにはリファクタリ ングが必要だとされていた 内部処理が複雑になっている リファクタリングの心理的障壁が高い ユニットテストと比べると 内部的なコードをあまり気にせずテストができる E2E テスト(puppeteer) を用意することにした

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問題:E2E テスト作る時間が あんまりないよ! 時間がないのはしょうがないとして、そもそも テストコードを作る優先順位がきまってなかった 当時はそもそもテストを使って何を担保したいのか、 テストの目的が定まっていない状況だった

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問題:E2E テスト作る時間が あんまりないよ! 時間がないのはしょうがないとして、そもそも テストコードを作る優先順位がきまってなかった 当時はそもそもテストを使って何を担保したいのか、 テストの目的が定まっていない状況だった 「よし!カイゼンだ!」

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対応:主要機能の Never Must Want を定めた まず、事業部と開発で整理し、主要機能について以下 をスプレットシートに記入しました あってはならない(Never ) できなければならない(Must ) あったら良い(Want ) テストコードでは「Never が起きていないこと、 Must ができることを担保する」という目的を定めた

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問題:E2E テストが全然運用 に乗っていなかった 運用し始めたあと、デザイン変更などが理由で 半分ぐらいの E2E テストが壊れていた

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問題:E2E テストが全然運用 に乗っていなかった 運用し始めたあと、デザイン変更などが理由で 半分ぐらいの E2E テストが壊れていた 「よし!カイゼンだ!」

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対応:修正 + 結果を見やすく 泥臭く修正した! ただ修正するだけじゃなくて、以下の改良も加えた テスト失敗したときには画面のスクリーンショッ トを取って保存する そもそも何を確認したいE2E テストなのか、 テストケース名を整理して結果に表示する

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問題:バッチの挙動は E2E テストで担保できない! E2E テストで担保できている範囲も広くなったが、 流石にここはE2E テストでは担保できない

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問題:バッチの挙動は E2E テストで担保できない! E2E テストで担保できている範囲も広くなったが、 流石にここはE2E テストでは担保できない 「よし!カイゼンだ!」

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対応:リファクタリングをし て、ユニットテストを導入 バッチ処理をリファクタリングし、重要ロジック部分 をユニットテストで担保した 初めてユニットテストを導入するので、若干リファク タリングはした 改めて、E2E テストで担保すべき場所を見直すことに

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問題: 「このプロダクト、 ユニットテスト書けないわけ ではないよ?」「えっ」 02 や設計者以外のチームメンバーが、設計に対する ユニットテスト導入のアプローチを勘違いしていた 大規模なリファクタリングをしなくても、 ユニットテストが導入できる

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問題: 「このプロダクト、 ユニットテスト書けないわけ ではないよ?」「えっ」 02 や設計者以外のチームメンバーが、設計に対する ユニットテスト導入のアプローチを勘違いしていた 大規模なリファクタリングをしなくても、 ユニットテストが導入できる 「よし!カイz 「あ、02 くん来月から別のチーム と兼任になるので稼働半分ぐらい減るからね」 「えっ」

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to be continued...

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今後アプローチしたいこと

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指針: 僕がいなくてもテストコード を書く作業ができる状態にしたい ユニットテストにかかる工数を見積もりたい 優先度の高い機能から見積もりをし、チケット化 する E2E テストの範囲に含まれているところから手をつ けると良いかも

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指針: 僕がいなくてもテストコード を書く作業ができる状態にしたい テストコード指針を書きたい UI(E2E) テスト、結合(feature, API) テスト、ユニッ トテストで得意領域と苦手領域は違うはず Never Must を見て、どの機能をどのテストで担保 するのかだけは書いておく

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指針: 僕がいなくてもテストコード を書く作業ができる状態にしたい 各テストの書き方マニュアルを用意する 簡単なハンズオンリポジトリみたいなのも用意し ても良いかも?

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カイゼンに終わりはない オレたちのカイゼンは これからだ!!

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Thank You For Listening! Twitter: cocoeyes02 Github: cocoeyes02