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幅を広げる
幅を狭める
大部分の空間的一貫性を保つ
アイコン整列手法の提案
塩出 研史 宮下 芳明 (明治大)
研究背景
Reflow:横書きの文章の読む順に並べる整列手法
提案手法
可逆性
移動アイコンが少ない
[1] Uddin, S., Gutwin, C. and Cockburn, A.: The Effects of Artificial Landmarks on Learning and Performance in Spatial-Memory Interfaces, In Proc. Of CHI ‘17,
pp.3843-3855, 2017.
[2] Scarr, J., Cockburn, A., Gutwin, C. and Bunt, A.: Improving Command Selection with CommandMaps, In Proc. Of CHI ’12, pp.257-266, 2012.
[3] Scarr, J., Cockburn, A. and Gutwin, C.: Testing the Robustness and Performance of Spatially Consistent Interfaces, In Proc. Of CHI ’13, pp.3139-3148, 2013.
関連研究
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幅を広げる
幅を狭める
空間的一貫性を崩すReflow
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幅を広げる
幅を狭める
幅を広げる
大部分の空間的一貫性を保つアイコン整列手法
ファイルエクスプローラ 設定メニュー
提案手法:横幅が広がる時,読む順で最後のアイコンが新しい列へ移動
横幅が狭まる時,消える列のアイコンが読む順で最後へ移動
空間的記憶を失いアイコン探索時間を長くする
表示幅の変更に伴い多くのアイコンが移動
横幅が一気にアイコン数個分変化する時,
アイコン1個分変化する時の動作を繰り返す
大部分の空間的一貫性を保つ
アイコン探索時間を短縮する
スケーリング[3]
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表示幅に合わせて拡大縮小
ポインティング難易度が高くなる場合あり
Reflowよりも空間的一貫性を保つ
空間的記憶力に関する研究
目印アイコンを配置したインタフェース[1]
目印はユーザの空間的記憶を補助する
メニューを画面全体表示するCommandMaps[2]
熟練者はリボンメニューに比べて空間的記憶を活かせ,
メニュー選択時間が短くなる
17個も
移動
幅を広げる
幅を狭める
幅を狭める
5個だけ
移動
16個も
移動
4個だけ
移動
アイコンが見えづらい場合あり
Reflowとデザイン互換性
アイコンの大きさ変化なし
スケーリングの過縮小によるポインティング
難易度問題,見えづらさの問題を解決
デザイン的にReflowから提案手法へ移行が容易
●提案手法は名前順・時系列順の状況で適用が難しい
●アイコンの大きさに最小値を設けたスケーリングと提案手法のハイブリッド手法
今後の展望