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株式会社センシンロボティクス ソリューションカンパニーの 開発組織はどう成⻑してきたのか 執⾏役員 開発部⻑ ⾼橋和也

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センシンロボティクス ≠ テックカンパニー 2 センシンロボティクスは、 企業や社会が抱える課題を、ロボティクス技術で解決する、 ソリューションカンパニーです。

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3 ⽇本が抱える社会課題 少⼦⾼齢化 労働⼈⼝減少 インフラ⽼朽化 メンテナンスコスト増⼤ 災害の激甚化 頻発する豪⾬被害

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労働⼒不⾜・ミス防⽌・安全性向上・時間・コスト をドローン等のロボティクス技術で解決 災害対策 警備監視 設備点検

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ソリューションを実現するシステム データ活⽤のためのアプリケーション例 Ξ ϓ Ϧ データ分析・ロボット制御プラットフォーム - FLIGHT CORE ϓ ϥ ỽ τ ϑ Ỽ ồ Ϝ データ収集のためのロボット/デバイス σ ό Π ε 全⾃動ドローン基地 国内・海外ドローン ⾃動⾛⾏ロボット ⽔中ドローン スマートグラス ソーラーパネル 点検 鉄塔/送電線点検 計器/配管点検 ⽯油タンク点検 屋根点検 Pilot ロボット経路計画 Monitor 映像共有/遠隔制御 Connect デバイス接続 Edge ロボット⾃律制御 AI 画像解析/統計分析 Mapper 点群/3Dモデル作成 API 外部システム連携 Datastore データ管理 360 VR 360°パノラマVR 四⾜歩⾏ロボット

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システムアーキテクチャ • メインプラットフォームはAzureに構築。 2019年にMicrosoft for Startupsに採択され Azureのスポンサーシップを受ける • 2020年からAWSに画像処理関連のバッチ環境 を構築。分散処理でコスト削減&パフォーマ ンス向上を実現

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⽴ち上げ エンジニア数:1〜10名 2017年後半〜2018年 テックリード導⼊ エンジニア数:11〜20名 2019年〜2020年前半 マネージャー採⽤ エンジニア数:20名〜 2020年後半〜 どのようにチームとシステムが成⻑してきたのか

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3名以上になってから、まずやったこと • 毎週の1on1 、半期毎の⽬標設定(MBO) • マネージャーへのフィードバックアンケート • 流動的なチーム構築。プロジェクトごとに求められる技術が多様な ため必要なスキルをもったエンジニアを集めてチームを構成する やらないと決めたこと • AIは内製化しない。外部パートナーに任せた • ドローンは開発しない。外部パートナーに任せた • リモートワークはしない。コミュニケーション重視 ⽴ち上げ エンジニア数:1〜10名 2017年後半〜2018年 マネージャー エンジニア エンジニア エンジニア シンプルな組織 コミュニケーションを重視し少ないリソースで最⼤の成果

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• 最初はアプリ(ソーラーパネル点検)の開発からスタート • 当初からプラットフォームを妄想。ただし実装はそれぞれ の機能をシンプルに開発。 • アプリとプラットフォームの境界も曖昧な設計 • まずはプロダクトのリリースに専念 将来像を妄想しながら必要最⼩限の開発 約 12億円の資⾦調達 ⽴ち上げ エンジニア数:1〜10名 2017年後半〜2018年

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技術⾯のメンターとしてテックリード制の導⼊ • 属⼈化が⽬⽴ってきたため、横断的な技術共有の必要性が増してきた • ⼈数が増え全員との1on1が難しくなったためテックリードが1on1を実施 チームを固定化 • PdMとのコミュニケーション強化のためチームを固定。スクラムを導⼊する チームも • 顧客サポートや障害といった突発的な事象の担当者/担当チームを明確に リモートワークの恒久的な導⼊ • コロナ禍でリモートワークに移⾏。チームでの開発が浸透していたため想定 よりもスムーズに移⾏ • フィールドでの実機テストや現場作業などの対⾯作業があるためコミュニ ケーションは希薄化しなかった • オフィスの半分を機材倉庫にリニューアルし、全員出社は無理な状態に 部⻑/マネージャー エンジニア エンジニア エンジニア エンジニア テックリード テックリード マネジメントツリーとチーム構成が別 テックリード エンジニア チーム1 テックリード エンジニア チーム2 エンジニア エンジニア チーム3 個⼈からチームの開発へ テックリード導⼊ エンジニア数:11〜20名 2019年〜2020年前半

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⽣産性の可視化 • GitLabのアクティビティを集計 • デリバリーの頻度(≒マージリクエストのクローズ数)やデ リバリーのリードタイム( ≒マージリクエストのリードタイ ム)を計測し、⽣産性の推移を可視化 • コードレビュー時のコメント数を計測し、コードレビューの 活性化を促進 テックリード導⼊ エンジニア数:11〜20名 2019年〜2020年前半

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• プラットフォームの機能改善とアプリ開発を並⾏し て進める • プラットフォームと各機能に名前を付け、対外的な アピール強化と機能毎のチームの意識付け • AIを実⽤化するためのPDCAが外部では難しかった ため内製化することに(優秀なAI技術者が採⽤でき 始めたのも⼀因) プラットフォームのブランディングで技術をアピール 約 22億円の資⾦調達 テックリード導⼊ エンジニア数:11〜20名 2019年〜2020年前半

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マネージャーを新たに採⽤し、マネジメントを強化 • プロジェクトが増えたためリソースプランニングを強化 • 内部統制やISMS取得、原価管理などにもリソースを割けるように テックリードを増員し、1チーム1テックリードに • チームをより⾃律的に動けるようにし、開発スピードを向上 • チームリーダーとメンターを⼀致させコミニュケーションラインを 統⼀し、⽬標管理や評価をスムーズに ςοΫϦʔυ 部⻑ マネージャー ΤϯδχΞ νʔϜ マネジメントツリーとチーム構成を統⼀ ΤϯδχΞ ςοΫϦʔυ ΤϯδχΞ νʔϜ ΤϯδχΞ ςοΫϦʔυ ΤϯδχΞ νʔϜ ΤϯδχΞ ガバナンスを意識した開発組織へ 今後の課題 • プロジェクトマネジメント⽅法がチームによってバラバラ • QA、デザイナーの組織化 • アプリを量産できる体制をどう作るか マネージャー採⽤ エンジニア数:21名〜 2020年後半〜

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• プラットフォームの機能やドローン以外の対応ロボット/デバイスを増やして、アプリの 幅を拡げ、お客様の多彩な課題へ対応可能に 機能を拡⼤しソリューションの幅を拡げる マネージャー採⽤ エンジニア数:21名〜 2020年後半〜

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