Slide 1

Slide 1 text

ちょっと待て! kintoneはグループウェアだよ アプリ以外も忘れないで プロジェクト・アスノート 松田 正太郎

Slide 2

Slide 2 text

• Shotaro Matsuda • https://pj.asunote.jp • Twitter: @Shokun1108 • Facebook: shokun1108 松田 正太郎(まつだしょうたろう) プロジェクト・アスノート代表 業務改善エバンジェリスト かりんこラボ(プラグイン開発):プロデューサー 「業務改善職」という新たな職種をこの世に作り出すことを ライフワークとし、kintone業務改善の支援や業務改善人材を 世の中に増やすため、プロジェクト・アスノートを複業(個 人事業)として主催。 これまでに作ったkintoneアプリは、のべ1500以上。 これまでの講演・LTなど: 2015/9/4 kintone Café 東京 Vol.4 https://www.joyzo.co.jp/corp_blog/archives/246 2015/10/15 kintone hive vol.2(事例講演) https://kintone.cybozu.com/jp/event/hive2015/10/report/ 2016/6/1 Cloud Day九州(基調講演) https://kintone-blog.cybozu.co.jp/event/000211.html 2017/11/10 kintone Café JAPAN 2017 http://ascii.jp/elem/000/001/592/1592069/ 他多数 自己紹介

Slide 3

Slide 3 text

No content

Slide 4

Slide 4 text

No content

Slide 5

Slide 5 text

No content

Slide 6

Slide 6 text

No content

Slide 7

Slide 7 text

No content

Slide 8

Slide 8 text

No content

Slide 9

Slide 9 text

意外にとっつきにくいアプリ活用 確かにマウスでフィールドを配置し、設定変更するだけで簡単にアプリを作るこ とができます。しかし、実際に業務に使えるアプリを作り、それを他のメンバー と一緒に使うには、次のようなステップが必要になります。 1.どの業務を対象とするか決める 2.どんなアプリの構成にすればいいか考える 3.必要に応じて、通知やアクセス権、プロセス管理などの設定を行う 4.メンバーに説明し、利用をスタートさせる 5.メンバーがkintoneを使った業務のやり方に慣れるようフォローする 6.運用する中で出てきた改善ポイントをkintoneアプリに適用し、修正する。

Slide 10

Slide 10 text

それぞれのステップの難易度は、選んだ業務の種類や、 従来どのようなやり方をしていたか、 メンバーの感度(ITリテラシー, 変化への抵抗度) によって異なる

Slide 11

Slide 11 text

業務のkintone化のよくあるパターン 従来の業務 ✓ Excel等の電子ファイルや紙の帳票に データを記載・蓄積 ✓ 電子メールや電話でコミュニケー ションを取りながら業務を進め ✓ 結果は台帳(Excelや紙)に記載し保 存する ✓ 集計はExcelでゴリゴリ このような従来型の業務をkintoneを中心としたやり取りに 変えていくことは、メンバーの構成によっては、慣れるまで 時間がかかったり、そもそも最初の抵抗感を乗り越えること ができなかったりすることもあります。

Slide 12

Slide 12 text

意外にとっつきにくいkintoneアプリ

Slide 13

Slide 13 text

アプリを作らないkintone導入のすすめ

Slide 14

Slide 14 text

スペースによるコミュニケーション アプリを作って使い始めるその前の第一歩として、 kintoneの「スペース」機能を使ったコミュニケーションからはじめてみること をオススメします。 あくまでkintone活用のメインはアプリを使うところですが、ここではこのよう なシステムに不慣れな人や、いきなり仕事のやり方が変わることに抵抗がある人 に対してのとっかかりとして、ゆるいコミュニケーションから始めてみる提案で す。

Slide 15

Slide 15 text

No content

Slide 16

Slide 16 text

80% 55% 22% ①知っている ②使ったことがある ③よく活用している スペースの利用度調査(当社独自調査による) あなたはkintoneのスペース機能を知っていますか? いろいろな機能があるkintoneですが、活用率の低い機能の 代表格がスペース。。。だと思います

Slide 17

Slide 17 text

✓ ポータルとしての活用ができる(アプリの貼り付けや、関連リンク等) ✓ 1つのスペースでテーマを分けてコミュニケーションしたい場合 (複数のスレッドが使える) ✓ あるテーマのグループでいろいろなことに使うポータル機能のイメージ スペースのポータルと複数のスレッドあり(ポータル型)

Slide 18

Slide 18 text

✓ 単発の機能をまとめたページ(アプリのデータ貼付けや、単独の掲示板) スペースのポータルと複数のスレッドなし(スレッド単体型)

Slide 19

Slide 19 text

スレッドを使った業務のやりとりの例 業務に関するやり取りも、ここを使って緩やかに行うことができます。アプリを 使うにはちょっとハードルが高いかも。。。という場合は、最初はスペース機能 だけを緩やかに使って、これまで電話や電子メールでやり取りしていたことを、 kintoneの場でやってみるというのを、kintone活用のスタート地点としてみるの もオススメです。 1.休みや遅刻の連絡 2.掲示板的な使い方(周知事項やイベント、飲み会のお誘い) 3.今ホットなテーマのディスカッション(テーマごとにスレッドを分ける) 4.kintone活用に関する質問や疑問

Slide 20

Slide 20 text

kintoneでのコミュニケーションは かたくるしく考えない

Slide 21

Slide 21 text

ゆるゆるコミュニケーション活性化 ✓ スレッドへの書き込みは、ややくだけた文章でちょうどいい 「○○様、いつもお世話になっています。△△です。」のような、堅苦し いやり取りはスレッドコミュニケーションには向きません。堅苦しい雰囲 気は取り除くようにする ✓ メンバーや部下の書き込みに対して、簡単でいいのでコメントやい いね!のリアクションを心がける 自分の書いたものに対して、コメントやいいねを通して反応があると嬉しい もの ✓ すぐ近くに座っていても、あえてkintoneを使う 「やり取りを残していくこと」は、その場にいないメンバーやあとから読み 返す人への心遣い (あとから返答のついていないコメントを読むのはちょっとさみしい)

Slide 22

Slide 22 text

No content

Slide 23

Slide 23 text

チームワークあふれる職場の kintoneは、コメントであふれている!