いつものふりかえりに
 『気になること』を
 追加してみませんか？
 気になる

■自己紹介
 
 河野圭一郎@kawanotron
 
 株式会社ラクス
 開発本部第二開発部　楽楽販売開発課　課長代理
 開発チームのアシスタントマネージャー
 プロジェクトマネジメント、エンジニアリングマネジメント
 Scrum Alliance®認定スクラムマスター
 
 楽楽販売
 販売管理を主としたノーコードのDB管理システム
 


■いつものふりかえりに『気になること』を
 　追加してみようと思ったきっかけ


■いつものふりかえりに『気になること』を
 　追加してみようと思ったきっかけ①
 
 　KPT やってて
 
 　「そもそも良い悪いって誰が決めるんやろ？」
 
 　「立場や視点が変われば良くも悪くも取れるし」
 
 　「コーチングでは評価しないって言われてるし」
 良い？悪い？

■いつものふりかえりに『気になること』を
 　追加してみようと思ったきっかけ②
 
 　これまで『気になったこと』を放置して
 　後々大問題になるとかよくあった
 
 　そうでなくても「やっぱりか」みたいなことある
 　気になることを気にするように意識するようにした
 
 　これをチームでやったらいいんじゃないか？
 　ふりかえりに『気になること』を追加しよう！
 気になることは 気にする！！

■『気になること』を追加してみる


■『気になること』を追加してみる
 
 　●KPCT
 　KPT では良い／悪いで判断できない“モヤモヤ”が出てこない
 　Concerned を追加することで“モヤモヤ”が出てくる
 
 　●YWKT
 　YWT ではネガティブな要素が出てこない
 　ポジティブとネガティブの黄金比は３：１（ポジティブ心理学）
 　Kininarukoto で“気軽にネガティブ”要素を出してもらう
 
 　他、どんなふりかえりにも追加できる、追加してみよう！


■『気になること』を追加すると


■『気になること』を追加すると①
 
 ※メンバーからのフィードバック
 
 「普段発言しない人が発言できる」
 「他の人の気になることが聞けて勉強になる」
 「細かいモヤっとしたことが相談ができる」
 「逆に普段は明らかに困っていることでないと相談できない」
 「気になったところが取り除かれていく」
 「ふりかえるきっかけになる」
 「ざっくりしてて答えにくい（最近どう？的）」
 　↑特定の事柄に限定するといい
 


■『気になること』を追加すると②
 
 ・相談のきっかけとなる
 ・リスク（問題）を小さな内に早期発見できる
 ・お互いの胸の内を知ることができる（情報の非対称性の解消）
 ・ネガティブなことが言えるので心理的安全性が上がる


■おまけ


■おまけ
 
 　ふりかえりしたことないチームで
 　ふりかえりするのハードルが高い
 
 　付箋用意して「KPTしよう！」って言っても
 　しらけちゃう
 
 　そういうときは、、、
 
 
 KPTしよう！


■おまけ
 
 　いつもの会議に『気になること』を追加してみる
 　
 　お互いの胸の内を共有することで
 　関係の質が上がり、心理的安全性も向上
 　相談しやすい雰囲気になり、リスクも早期発見
 　※「何か意見ありますか？」だと身構えてしまう
 
 　1on1 にも使えます
 
 気になってること
 ありませんか？


ワーク：『気になること』を書き出してみよう！


参加者同士のコミュニケーションは5分では難しそうなので
 個人の内省を促すようなワークにします
 
 質問を3つ順番にするので1つ1分で答えてもらえますか？
 miro の付箋に書いていきましょう
 
 最後に他の人の付箋を見て
 学びに繋げたいと思います


今気になっていることはなんですか？


それを胸の内にしまっていたらどうなりますか？


それを誰かと共有していますか？
 共有してるならどうして共有できているのですか？
 共有していないなら共有するにはどうしたらいいですか？


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