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15分で始める Windows Autopilot Windows10編

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前提条件 • Intuneのライセンスを持つユーザがいる • Intuneを管理できるロールである • OOBE実行中のWindows10 PCがある M365Dev環境+VM環境があれば今すぐ誰にでも始められる!

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今回のゴール • メールアドレスの入力だけでデスクトップに到達し、 Google Chromeが使える状態 • Google ChromeにはGoogle翻訳拡張機能が自動インストールさ れている状態

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大まかなフロー • Intune側で必要な設定を行う • Autopilotデバイス登録を手動で行う • OOBEからデスクトップ表示までをテストする 5分 5分 5分

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Intuneの設定 自動登録の構成・デプロイプロファイルの作成 構成プロファイルの設定・アプリ設定

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事前準備:グループ作成 • 検証用のグループを作成しておく • ユーザ用セキュリティグループ:IntuneTestG • デバイス用セキュリティグループ:IntuneDevice • ユーザとデバイスを混在させたグループは非推奨 • アプリの配布評価が沼と化す(割り当ての除外設定が不可能になる) • そもそも混在させる必要はない テナント管理 > テナントの状態

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Intuneが利用可能か確認する Microsoft Endpoint Manager admin centerの説明です。 • Office365環境を利用されている方は要チェック • テナント詳細でMDM権限「Microsoft Intune」を確認 テナント管理 > テナントの状態

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Windowsデバイスの登録設定 • Windows登録より自動登録設定を行う デバイス > Windows > Windows 登録

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Windowsデバイスの登録設定2 • ここではMDMユーザースコープで一部を選択して 先ほど作成した検証用ユーザーグループを指定する デバイス > Windows > Windows 登録 > 自動登録

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登録ステータスページの設定 • アプリとプロファイルの構成の進行状況についての設定 • 既定では「表示しない」になっている • 検証するにあたり進行状況を表示させる方が便利なので新規で 設定を作成する デバイス > Windows > Windows 登録 > 登録ステータスページ

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登録ステータスページの設定2 • 今回は進行状況を表示させたいだけ • それ以外の項目は必要に応じて変更 デバイス > Windows > Windows 登録 > 登録ステータスページ > +作成

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デプロイプロファイルの作成 • すべての対象デバイスをAutopilotに変換するを「はい」にする • 構成は変更なしで次へ • 割り当てでは先ほど作成した デバイス用セキュリティグループ [IntuneDevice]を選択する デバイス > Windows > Windows 登録 >デプロイプロファイル デプロイプロファイルはデバイスに対して登録されるので ユーザーが所属するセキュリティグループを割り当てても意味がありません

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アプリの準備 • Google Chromeを自動インストールさせてみる • 展開用Chrome https://chromeenterprise.google/intl/ja_jp/browser/download/#windows-tab • Intune形式に変換して配布する必要がある • 変換ツール(公式) https://github.com/microsoft/Microsoft-Win32-Content-Prep-Tool Chrome.msiがダウンロードできたら、適当なファルダ内に格納(msi以外は何も格納しないこと) 例) C:¥IntuneTest¥googlechromestandaloneenterprise64.msi IntuneWinAppUtil.exeは適当な場所に置く 例) C:¥IntuneWinAppUtil.exe アプリ> Windows

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アプリの準備2 • 管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のように実行 C:¥>IntuneWinAppUtil.exe –c [msiが含まれるフォルダパス] –s [msiのパス] –o [出力先] • 前頁の配置に従ってコマンドをたたく場合は以下の通り C:¥>IntuneWinAppUtil.exe -c c:¥IntuneTest -s c:¥IntuneTest¥googlechromestandaloneenterprise64.msi -o c:¥ • 問題なければ .intunewinファイルが生成される 適当なWindows端末で作業

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アプリの設定 • まずはアプリの追加で Windowsアプリ(Win32) を選択 • intunewinファイル(アプリパッケージ)をアップロード アプリ> Windows > +追加

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アプリの設定2 • アプリ情報は必要に応じて変更 • Chromeの場合、自動的にサイレントインストールコマンドが 設定されるので何も変更する必要はない アプリ> Windows > +追加

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アプリの設定3 • 必要条件(Windowsのバージョンなど)を指定して インストール要件を設定できる • 検出規則(何をもってインストール完了を判断するか)を 設定できる。 ここでは「C:¥Program Files (x86)¥Google¥Chrome」が存在したら という条件とする アプリ> Windows > +追加

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アプリの設定4 • 依存関係や置き換え機能は利用しない • デバイスまたはユーザセキュリティグループを割り当て • 作成して、問題なければ一覧にChromeが表示される アプリ> Windows

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構成プロファイルの作成 • Chromeを制御したいので構成プロファイルを作成 • Windows10以降 / テンプレート / 管理用テンプレートで進める • Googleがあるので選択 デバイス> 構成プロファイル

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構成プロファイルの作成2 • 設定を強制したいので上を選択 • 拡張機能 > 自動インストールする..リストの設定 を選択 • 有効にチェックし、Google翻訳のIDを入力してOK • aapbdbdomjkkjkaonfhkkikfgjllcleb デバイス> 構成プロファイル • デバイスまたはユーザセキュリティグループを割り当て

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Autopilotデバイス登録

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Autopilotデバイス登録する • OOBE上で Shift+F10を押してコマンドプロンプトを開く • 以下の順に打ち込む PowerShell.exe -ExecutionPolicy Bypass Install-Script -name Get-WindowsAutopilotInfo -Force Set-ExecutionPolicy -Scope Process -ExecutionPolicy RemoteSigned Get-WindowsAutopilotInfo -Online

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Autopilotデバイス登録する2 • Intune管理者の情報を入力してデバイス情報をアップロード • 完了すると、管理画面上で確認できる • 完了後はshutdownコマンドでシャットダウンさせておく デバイス > Windows > Windows 登録 > デバイス

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Autopilotデバイスをグループへ参加 • Autopilotデバイスを検証用で作ったセキュリティグループに 参加させる • 参加させたあと、デバイス一覧でプロファイル状態が割り当て 済みになることを確認する デバイス > Windows > Windows 登録 > デバイス

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動作確認

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起動しサインインする • インターネットに接続した状態で起動することで デプロイプロファイルが適用され、自動的に再起動される • デプロイプロファイル通り、各種項目がスキップされ サインイン画面となるのでログインする 言語・IMEの設定などがスキップされ、いきなりサインイン画面となる

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設定の適用を待つ • サインイン後、各種設定が裏で行われる • 登録ステータスの設定通り、進行状況を表示される

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デスクトップへ移動 • 問題なければ設定した通りの状態でデスクトップに移動 • Chromeのインストールを確認 • Chromeが組織の管理化+拡張機能がインストールされている ことを確認

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おまけ

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本来の流れ • 情シスがIntuneを設定・作りこみをする • Autopilot対応ベンダーからデバイスを購入 • 出荷されたタイミングでデバイス登録が完了 (またはベンダーからcsvを受け取りインポートする) • ユーザは新品状態のデバイスを開梱し、ネットに繋げてサイン インすれば自動セットアップが走り、利用可能に

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目指すべき流れ(事前プロビジョニング) • 過去WhiteGloveと呼ばれていた機能 • 管理者コンテクストでインストールされるアプリ、構成プロ ファイルを事前に組み込むことで、ユーザが「デバイスを職場 用にセットアップしています」で待機する時間を大幅に短縮 • これらは基本、対応ベンダーにお任せ

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Thank you!