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1 CloudNative Days Winter 2024 TDCソフト株式会社 島田雄太 2024.11.28(木) SIerで200人クラウドネイティブ のファンを増やした話 © 2024 TDC SOFT Inc.

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1 はじめに 2 なぜ私がクラウドネイティブエンジニアを増やしたいのか アジェンダ 3 上手くいかなかった戦略 © 2024 TDC SOFT Inc. 2 0 0 4 5 6 7 戦略を変えた話 200人育成の軌跡と戦略を変えて得られた成果 更なる飛躍のための取り組み まとめ

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1 はじめに 2 なぜ私がクラウドネイティブエンジニアを増やしたいのか アジェンダ 3 上手くいかなかった戦略 © 2024 TDC SOFT Inc. 3 0 0 4 5 6 7 戦略を変えた話 200人育成の軌跡と戦略を変えて得られた成果 更なる飛躍のための取り組み まとめ

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© 2024 T DC S OFT Inc. 4 自己紹介 ⚫ 氏名:島田 雄太 (X:@yuta1979 プレーリーカード作りました!: ) ⚫ 社名 : TDCソフト株式会社 ⚫ 所属:デジタルテクノロジー本部/デジタルサービス統括部/インテグレーションサービス部 ⚫ 役職/役割:マイスター / インフラエンジニア ・ SRE ⚫ Skills: ▶AWS (Solution Architect Professional) ▶Google Cloud (Professional Cloud Architect / Professional Cloud Developer / Professional DevOps Engineer) ▶Cloud Native (Kubernetes and Cloud Native Associate) ▶PMP ⚫ 趣味:Cricket ⚫ 2児の父親(7歳、4歳)

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© 2024 TDC SOFT Inc. 5 自己紹介 ⚫ 直近の業務経歴: ▶AWS:構築支援・運用(SRE) 2017年 ▶AWS:業務システムのCI/CD環境構築・運用(SRE) 2018~2019年 ▶Google Cloud:SoE基盤における業務支援(SRE) 2020年~2021年 ▶Google Cloud:R&D環境GCPにおけるデータ分析モデル構築 2022年1Q,2Q ▶AWS:金融系システムのクラウド案件支援(SRE) 2023年~ 全て対象は顧客システム ⚫ コミュニティ活動: ▶CloudNative Days 実行委員会 ▶CloudNative Days ハンズオン本編集メンバー

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© 2024 TDC SOFT Inc. 6 TDCソフトについて ⚫ 社名:TDCソフト株式会社 ⚫ 創業:1962年(昭和38年)10月16日 ⚫ 従業員数:1,996名(連結) ⚫ 事業内容:ITコンサルティング&サービス/金融ITソリューション/公共法人ITソリューション /プラットフォームソリューション等 SIerについて システムインテグレーター(SI)は、顧客企業が情報システムを導入する際に、業務内容や目的 に応じてシステムを基本設計し、ハードウエアとソフトウエアの選定からプログラム開発、システム 構築、運用、保守までを一貫して手掛ける企業を指す。SIerとも呼ばれる。当初は個々の企 業向けに専用のシステムを受託開発する方式が一般的だったが、インターネットの普及やIT(情 報技術)の高度化で、SI各社が手掛ける技術領域は急速に広がっている。

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© 2024 TDC SOFT Inc. 7 所属する本部について

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© 2024 TDC SOFT Inc. 8 セッションの目的 SIerで取り組んだクラウドネイティブのファンを増やす取り組みに関す るノウハウを紹介 クラウドネイティブ人材を育成するリーダーや育成に悩んでいる方へ、 一助となれば幸いです!

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1 はじめに 2 なぜ私がクラウドネイティブエンジニアを増やしたいのか アジェンダ 3 上手くいかなかった戦略 © 2024 TDC SOFT Inc. 9 0 0 4 5 6 7 戦略を変えた話 200人育成の軌跡と戦略を変えて得られた成果 更なる飛躍のための取り組み まとめ

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クラウドネイティブが必要な背景 DXが進みアジャイルによる開発やコンテナ、 コンテナオーケストレーションなど 新しいインフラ技術が求められる時代となった

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Point 雑感 オンプレミス ハードウェアサイジング 1ラックに何台サーバ載せようか 仮想化 サーバの集約化 1サーバに何台VM作ろうか ホスティング/ハウジン グ ユーザの集約化 何テナントでハードを拡張しようか パブリッククラウド 稼働の適正化 無駄にインスタンスを遊ばせない運用を 検討しようか コンテナ マイクロサービス化 サービスを何コンテナに分割しようか オーケストレーション コンテナの集約化 効率的なコンテナの運用 オーケストレーターの運用どうするか インフラエンジニアの技術変遷 インフラエンジニアの関心事 インフラエンジニアの関心事も時代と共に変化

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Point 雑感 オンプレミス ハードウェアサイジング 1ラックに何台サーバ載せようか 仮想化 サーバの集約化 1サーバに何台VM作ろうか プライベートクラウド ユーザの集約化 何ユーザでハードを拡張しようか パブリッククラウド 稼働の適正化 無駄にインスタンスを遊ばせない運用 を検討しようか コンテナ マイクロサービス化 サービスを何コンテナに分割しようか オーケストレーション コンテナの集約化 効率的なコンテナの運用 オーケストレーターの運用どうするか インフラエンジニアの技術変遷 最近の案件状況 新技術案件が増えている

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インフラエンジニアに求められるスキルの変化 技術変遷により求められるスキルも変化

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クラウド登場前 インフラエンジニアに求められるスキルの変化 クラウド登場前に求められたインフラエンジニアのスキル

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クラウドネイティブ インフラエンジニアに求められるスキルの変化 クラウドネイティブとして必要となるインフラエンジニアのスキル

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SIerの抱える課題 社内でなかなかクラウドネイティブテクノロジーのスキルを持った エンジニアが増えない・・・ 社員のリスキルを進めたいが、既存技術案件に従事している メンバーは、自分の案件にばかり目が向いているため、 クラウドネイティブの必要性に気づいていない。 新技術案件が増加、クラウドネイティブ技術者の育成が必要

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© 2024 TDC SOFT Inc. 17 SRE視点で感じたクラウドネイティブの魅力 実際の案件においてSREとして活動していく上で、経験したこと ▶スケールインやスケールアウトは、 インフラエンジニアが寝てても勝手にやってくれる宣言的管理 ▶ポストモーテムにおける 心理的安全性確保 ▶手順書から脱却し、IaCコードによる コード管理でリリースミス撲滅 https://speakerdeck.com/yuta1979/cndt2022-sierteshi-jian-kurautoneiteihuwopu-ji-saseruqu-rizu-mi

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1 はじめに 2 なぜ私がクラウドネイティブエンジニアを増やしたいのか アジェンダ 3 上手くいかなかった戦略 © 2024 TDC SOFT Inc. 18 0 0 4 5 6 7 戦略を変えた話 200人育成の軌跡と戦略を変えて得られた成果 更なる飛躍のための取り組み まとめ

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© 2024 TDC SOFT Inc. 19c SRE視点で感じたクラウドネイティブの魅力 ここまでがCNDT2022で発表した内容 KCNAをベースにした座学の学習コンテンツを作成

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実際に座学での研修を開催 実際に作成したコンテンツで研修を開催した © 2024 TDC SOFT Inc. 20c 複数日に分けると参加者が業務調整しづらく、敬遠されがちと考え、 1日(終日)で開催とした

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© 2024 TDC SOFT Inc. 21 実際に座学での研修を開催 参加者について 2回研修を開催したが、参加者は10人に満たなかった 開催日 開催名称 参加者数 のべ参加者数 2023/3/3クラウドネイティブ入門(座学) 本部内メンバー向け 5 5 2023/3/17クラウドネイティブ入門(座学) 全社向け 7 12

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© 2024 TDC SOFT Inc. 22 実際に座学での研修を開催 1日で作成した学習コンテンツの講義を行なった ▶ボリュームが多すぎて、かなり駆け足の研修となった 色々と詰め込み過ぎた研修になった

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© 2024 TDC SOFT Inc. 23 研修開催後の評価 参加者のアンケート結果(10段階評価) 参加者の満足度が低かった 開催日 開催名称 満足度 周囲に勧めるか 2023/3/3クラウドネイティブ入門(座学) 本部内メンバー向け 3.87 3.53 2023/3/17クラウドネイティブ入門(座学) 全社向け 3.54 2.83

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© 2024 TDC SOFT Inc. 24 研修開催後のフィードバック 振り返り 講師メンバーで振り返りを行った

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© 2024 TDC SOFT Inc. 25 研修開催後のフィードバック 振り返りのまとめ ▶参加者にとってはハードルが高かった ▶クラウドネイティブ入門というにはレベルが高く、事前知識が多 く必要だった ▶講義一辺倒だと参加者も飽きるし、講師も辛いと感じた ▶時間的な制約、中途半端感、参加者の置いてけぼり感があった 厳しいコメントが多く、継続して開催しても参加者の満足度が 上がらないと考え、研修内容を見直すことにした

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© 2024 TDC SOFT Inc. 26 研修開催後のフィードバック 上手くいかなった原因分析 ▶今までクラウドネイティブに触れたことがない人には、 ハードルが高かった ▶用語などの説明も時間がなく、十分にできなかった ▶AWSなどパブリッククラウドとの違いを説明したが、そもそも パブリッククラウドがよくわからないので、伝わりづらかった ▶1日の座学での詰め込みは、辛かったという意見も多かった、、、 非クラウドネイティブエンジニアに1日で知識を詰め込むのはつらみ

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© 2024 TDC SOFT Inc. 27 改善に向けて検討 いきなりがっつりクラウドネイティブに触れるには前提知識が必要 ▶参加者がそもそもクラウドネイティブを学びたいと思わないと、 育成というスタートラインに立てないのではないか ▶世の中にクラウドネイティブの研修などはあるが、ある程度事前 に知っておくべきことが多い (パブリッククラウドやインフラの知識など) 興味を持ってもらうために、クラウドネイティブを好きになって もらう(=ファンを作る)ところから始めてみる

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1 はじめに 2 なぜ私がクラウドネイティブエンジニアを増やしたいのか アジェンダ 3 上手くいかなかった戦略 © 2024 TDC SOFT Inc. 28 0 0 4 5 6 7 戦略を変えた話 200人育成の軌跡と戦略を変えて得られた成果 更なる飛躍のための取り組み まとめ

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© 2024 TDC SOFT Inc. 29 戦略を変えた ⚫4つの戦略 1. 講義からハンズオンへ 2. ペルソナを意識する 3. コンテンツを減らす 4. 「好き」になってもらう工夫をする それぞれについて説明をしていきます

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© 2024 TDC SOFT Inc. 30 講義からハンズオンへ 好きになってもらうには、自ら手を動かして「できた!」という 達成感を感じてもらうことが重要!! 講義中心からハンズオン中心の研修に切り替えた

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© 2024 TDC SOFT Inc. 31 ペルソナを意識する 一番議論を重ねたポイント ▶誰に対して実施するかを見定める ▶ペルソナを決めるとやる・やらない が見えてくる アジャイルの手法を活用し、ターゲットを絞る

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© 2024 TDC SOFT Inc. 32 コンテンツを減らす ⚫特に重視したこと 1. 半日で研修が終えられるボリューム 2. なるべくシンプルかつ、興味を持ちやすいコンテンツ 3. 早く終わった人向けに、プラスαのコンテンツも準備し、飽きさ せないようにする コンテンツも全てではなく厳選する

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© 2024 TDC SOFT Inc. 33 [参考]厳選の結果:決めたハンズオンの内容 ⚫コンテナ Docker desktopのインストール~Nginxコンテナの起動と確認 (+α)MySQLコンテナを作成し、Nginxと連携 ⚫IaC(Terraform) VPCとEC2インスタンスの作成 (+α)インスタンスタイプ変更 ⚫Observability 実際にサイトへの過負荷をかけて検知とスケールアウト 入門として無理のない範囲に絞る

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© 2024 TDC SOFT Inc. 34 「好き」になってもらう工夫 ⚫活動をスケールしていく中で行なったもの 1. 研修のロゴとグッズを作った 2. 環境準備に手間をかけないように事前確認事項を作った 3. 参加者が負荷をかけるワクワク感を作った 4. 研修後に集合写真を撮るようにして、一体感を作った 5. 研修後にネットワーキングを目的とした懇親会を開催した 単に手を動かすだけでなく、より好きになってもらえる工夫を検討

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© 2024 TDC SOFT Inc. 35 「好き」になってもらう工夫 ⚫活動をスケールしていく中で行なったもの 1. 研修のロゴとグッズを作った 2. 環境準備に手間をかけないように事前確認事項を作った 3. 参加者が負荷をかけるワクワク感を作った 4. 研修後に集合写真を撮るようにして、一体感を作った 5. 研修後にネットワーキングを目的とした懇親会を開催した

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© 2024 TDC SOFT Inc. 36 「好き」になってもらう工夫 ⚫形から入って、盛り上げ感を生み出す! クラウドネイティブのロゴを作成 シールも作り、参加者に配布 ロゴ付きのパーカーも作成 社内のCX/UXチームに作成を依頼 参加者により特別な印象を持ってもらえる仕掛けを作る

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© 2024 TDC SOFT Inc. 37 「好き」になってもらう工夫 ⚫活動をスケールしていく中で行なったもの 1. 研修のロゴとグッズを作った 2. 環境準備に手間をかけないように事前確認事項を作った 3. 参加者が負荷をかけるワクワク感を作った 4. 研修後に集合写真を撮るようにして、一体感を作った 5. 研修後にネットワーキングを目的とした懇親会を開催した

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© 2024 TDC SOFT Inc. 38 「好き」になってもらう工夫 ⚫時間がかかる作業を事前に実施することで、スムーズな進行を! 当日やると待ちになりやすい作業を回避する

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© 2024 TDC SOFT Inc. 39 「好き」になってもらう工夫 ⚫活動をスケールしていく中で行なったもの 1. 研修のロゴとグッズを作った 2. 環境準備に手間をかけないように事前確認事項を作った 3. 参加者が負荷をかけるワクワク感を作った 4. 研修後に集合写真を撮るようにして、一体感を作った 5. 研修後にネットワーキングを目的とした懇親会を開催した

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© 2024 TDC SOFT Inc. 40 「好き」になってもらう工夫 ⚫実際に負荷をかけるサイトを作り、ボタン連打でアラート通知! 普段やらないような体験を通じてスケールアウトを実感

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© 2024 TDC SOFT Inc. 41 「好き」になってもらう工夫 ⚫活動をスケールしていく中で行なったもの 1. 研修のロゴとグッズを作った 2. 環境準備に手間をかけないように事前確認事項を作った 3. 参加者が負荷をかけるワクワク感を作った 4. 研修後に集合写真を撮るようにして、一体感を作った 5. 研修後にネットワーキングを目的とした懇親会を開催した

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© 2024 TDC SOFT Inc. 42 「好き」になってもらう工夫 ⚫活動をスケールしていく中で行なったもの 1. 研修のロゴとグッズを作った 2. 環境準備に手間をかけないように事前確認事項を作った 3. 参加者が負荷をかけるワクワク感を作った 4. 研修後に集合写真を撮るようにして、一体感を作った 5. 研修後にネットワーキングを目的とした懇親会を開催した 研修の率直な感想やクラウドネイティブの魅力を語り合う

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1 はじめに 2 なぜ私がクラウドネイティブエンジニアを増やしたいのか アジェンダ 3 上手くいかなかった戦略 © 2024 TDC SOFT Inc. 43 0 0 4 5 6 7 戦略を変えた話 200人育成の軌跡と戦略を変えて得られた成果 更なる飛躍のための取り組み まとめ

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© 2024 TDC SOFT Inc. 44 200人達成した軌跡 ⚫戦略を変えて研修を開催! 開催日 開催名称 参加者数 のべ参加者数 2024/2/8クラウドネイティブ入門(ハンズオン)〜自部門編〜 20 20 2024/4/26クラウドネイティブ入門(ハンズオン)〜全社編〜 42 62 2024/6/20クラウドネイティブ入門(ハンズオン)〜新人研修編〜 65 127 2024/8/29クラウドネイティブ基礎研修 37 164 2024/8/30クラウドネイティブ基礎研修 37 201 5回の研修を通じて、参加者数が200人を達成!!

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開催日 開催名称 参加者数 のべ参加者数 2024/2/8クラウドネイティブ入門(ハンズオン)〜自部門編〜 20 20 2024/4/26クラウドネイティブ入門(ハンズオン)〜全社編〜 42 62 2024/6/20クラウドネイティブ入門(ハンズオン)〜新人研修編〜 65 127 2024/8/29クラウドネイティブ基礎研修 37 164 2024/8/30クラウドネイティブ基礎研修 37 201 © 2024 TDC SOFT Inc. 45 200人達成した軌跡 ⚫戦略を変えて研修を開催! 1年間をかけて業務の傍らで準備を進め 自部門内のメンバーを募り 初のハンズオンを開催

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開催日 開催名称 参加者数 のべ参加者数 2024/2/8クラウドネイティブ入門(ハンズオン)〜自部門編〜 20 20 2024/4/26クラウドネイティブ入門(ハンズオン)〜全社編〜 42 62 2024/6/20クラウドネイティブ入門(ハンズオン)〜新人研修編〜 65 127 2024/8/29クラウドネイティブ基礎研修 37 164 2024/8/30クラウドネイティブ基礎研修 37 201 © 2024 TDC SOFT Inc. 46 200人達成した軌跡 ⚫戦略を変えて研修を開催! 全社に声をかけてハンズオンを展開した 人数も増えて会場のレイアウトに頭を悩ます

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© 2024 TDC SOFT Inc. 47 200人達成した軌跡 ⚫戦略を変えて研修を開催!

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開催日 開催名称 参加者数 のべ参加者数 2024/2/8クラウドネイティブ入門(ハンズオン)〜自部門編〜 20 20 2024/4/26クラウドネイティブ入門(ハンズオン)〜全社編〜 42 62 2024/6/20クラウドネイティブ入門(ハンズオン)〜新人研修編〜 65 127 2024/8/29クラウドネイティブ基礎研修 37 164 2024/8/30クラウドネイティブ基礎研修 37 201 © 2024 TDC SOFT Inc. 48 200人達成した軌跡 ⚫戦略を変えて研修を開催! 今年度の新人の一部に研修を開催! 65人と多さにカオスな状態に、、、

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© 2024 TDC SOFT Inc. 49 200人達成した軌跡 ⚫戦略を変えて研修を開催!

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開催日 開催名称 参加者数 のべ参加者数 2024/2/8クラウドネイティブ入門(ハンズオン)〜自部門編〜 20 20 2024/4/26クラウドネイティブ入門(ハンズオン)〜全社編〜 42 62 2024/6/20クラウドネイティブ入門(ハンズオン)〜新人研修編〜 65 127 2024/8/29クラウドネイティブ基礎研修 37 164 2024/8/30クラウドネイティブ基礎研修 37 201 © 2024 TDC SOFT Inc. 50 200人達成した軌跡 ⚫戦略を変えて研修を開催! 活動が認められ、毎年開催の全社研修に組み込まれることに!

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© 2024 TDC SOFT Inc. 51 戦略を変えて得られた成果 ⚫参加者アンケートでも座学の研修と比べて高い評価をいただいた 開催日 開催名称 満足度 周囲に勧めるか 2024/2/8クラウドネイティブ入門(ハンズオン)〜自部門編〜 8.24 8.05 2024/4/26クラウドネイティブ入門(ハンズオン)〜全社編〜 8.28 7.77 2024/6/20クラウドネイティブ入門(ハンズオン)〜新人研修編〜 8.13 7.91 2024/8/29クラウドネイティブ基礎研修 7.51 7.37 2024/8/30クラウドネイティブ基礎研修 7.89 7.78 満足度・研修を周囲に進めるかの評価で7〜8を獲得! 座学と比べて倍以上!!

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1 はじめに 2 なぜ私がクラウドネイティブエンジニアを増やしたいのか アジェンダ 3 上手くいかなかった戦略 © 2024 TDC SOFT Inc. 52 0 0 4 5 6 7 戦略を変えた話 200人育成の軌跡と戦略を変えて得られた成果 更なる飛躍のための取り組み まとめ

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© 2024 TDC SOFT Inc. 53 今後の目標 2030年までに全社員の約半分(1,000人)をクラウドネイティブの ファンにしたい!

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© 2024 TDC SOFT Inc. 54 もっと社内にクラウドネイティブのファンを! ⚫クラウドネイティブを好きになった人に向けて、もう一歩踏み込んだ 研修を作りたい! ▶オーケストレーション編(Kubernetes) ▶CI/CD基礎 社外にも魅力的な研修がたくさんあるのでコラボしたい

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© 2024 TDC SOFT Inc. 55 社内クラウドネイティブカンファレンスをやりたい! ⚫クラウドネイティブのファン同士の交流(=カンファレンス)で、 よりクラウドネイティブに関する交流と実績を作る ⚫社内認定資格もあると、モチベーションアップにつながる ⚫よりビジネスへの貢献度合いも高めていきたい 社内のクラウドネイティブエンジニア同士が繋がれる機会を創出

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© 2024 TDC SOFT Inc. 56 社外へのアピール ⚫私たちのクラウドネイティブ基礎研修を社外向けにも展開したい! ⚫社外の人たちにもクラウドネイティブのファンを増やし、クラウド ネイティブ界隈に貢献するために挑戦していきます! 研修やってほしい!というご連絡お待ちしております! Xで@yuta1979 宛にDMいただけますと幸いです! (基本、無償です!)

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1 はじめに 2 なぜ私がクラウドネイティブエンジニアを増やしたいのか アジェンダ 3 上手くいかなかった戦略 © 2024 TDC SOFT Inc. 57 0 0 4 5 6 7 戦略を変えた話 200人育成の軌跡と戦略を変えて得られた成果 更なる飛躍のための取り組み まとめ

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© 2024 TDC SOFT Inc. 58 まとめ 戦略について 変更前 変更後 研修の形式 座学 ハンズオン 研修の時間 一日 半日 対象 特に設定せず ペルソナで絞る 学習範囲 全範囲を網羅 コンテンツを厳選 好きになってもらうため の工夫 特に実施せず - グッズを作る - 事前対応を依頼 - ワクワクするネタ - 集合写真で一体感 - 懇親会も開催 育成の第一歩は好きなってもらうところからはじめるのがおすすめ!

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© 2024 TDC SOFT Inc. 59 まとめ ⚫クラウドネイティブ人材を増やす一歩として、ちょっと面白いかもと 感じてもらえるファンを作ることから始めてみる ⚫スモールステップで始めて、継続的な改善サイクルを回しつつスケー ルアウト ⚫ワクワクする取り組みを通じて、より多くの人がクラウドネイティブ に関わる環境を作っていきましょう

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ご清聴ありがとうございました! 60 © 2024 TDC SOFT Inc.