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打錠 4 2021/4/2 Ver. 1.0

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打錠工程の工程パラメータ 主なパラメータは打錠圧力と回転盤回転速度になる • 打錠圧力はローラーの距離と粉体の充填量で決まる • 回転速度はモーター回転のみで決定 • 共に打錠障害・錠剤品質への影響が大きい Developing Solid Oral Dosage Formsより

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打錠圧力 粉体を圧密するときの圧力のこと • 高いほど錠剤硬度が高く、溶出が下がる • 高いとラミネーションやキャッピングが起こりやすくなる • 粉体の充填量は下杵の下げ幅で調整する • ローラー間の距離は機械的に制御する Developing Solid Oral Dosage Formsより

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回転盤回転速度 打錠速度は圧密にかかる時間を変化させる • 速いほど空気の抜けが悪くなり、キャッピングしやすくなる • 速いほど塑性変形の時間が短くなり、成形性が悪くなる • 杵臼の温度が上がりやすくなり、耐久性に影響する • 臼への原料供給がばらつきやすくなる Developing Solid Oral Dosage Formsより

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打錠圧力のプロファイル ローラーの大きさに依存する、打錠圧の時間変化のこと • ローラーが大きいほど、力がかかる時間が長くなる • 回転速度が速いときにはローラーが大きいほうが有利となる • 回転速度が遅ければ、ローラーが小さくても時間が長くなる • ローラーと触れる杵の上面の形状にも依存する Developing Solid Oral Dosage Formsより