Slide 1

Slide 1 text

Shinjuku.rb #95 LT会!心の技術書を紹介しよう! タケユーウェブ株式会社 竹内雄一

Slide 2

Slide 2 text

心の技術書🤔 技術の難しい話は 別の人がきっとやってくれるので、 自分の属性ならではのものを紹介します

Slide 3

Slide 3 text

紹介する本 私の属性から次の3つのテーマで紹介します。 - Webエンジニアとして - 18年以上でそれなりに長く生き残ってる - 生き方 - フリーランス~法人成り( 2008~) - リモートワーク - 学び方 - 自学自習のみ

Slide 4

Slide 4 text

エンジニアとして:リーダブルコード 『読みやすいコード』とはそもそも何なのか?なぜ重 要なのか? どのようなことに気を付けるべきなのか? コードを書く上での普遍的なノウハウが身につく一 冊。

Slide 5

Slide 5 text

エンジニアとして:クリーンクラフトマンシップ 職業倫理が身につく一冊。 職業プログラマとして生きていくうえで知っておくべ き、基本的な考え方について丁寧に説明されてい る。 少なくともこれを読み込んでいれば、テストの軽視、 リリースを言い訳にした雑な設計、マネジメントへの 責任転嫁はできなくなるはずである。

Slide 6

Slide 6 text

生き方:SOFT SKILLS 好きに生きていくために避けては通れない『セルフブラ ンディング』『お金』『健康』技術以外に必要なことを理解 できる一冊。

Slide 7

Slide 7 text

生き方:強いチームはオフィスを捨てる リモートワークやるぞの気持ちになる一冊。 DHHらの実体験に基づく、tips集。リモートワークで働く 人というより雇う側管理する側寄りかも。 リモートワークの会社運営のための技術ということで取り 上げたい。 10年以上前の本なので今とはリモートワークを取り巻く 環境は変わっているけど、変わらないものもあると思う。

Slide 8

Slide 8 text

学び方:リファクタリング・ウェットウェア 人間の脳がどのように働いているか?という視点で 様々な科学的手法を用いて分析し、その結果どのよう に脳を「リファクタリング」すれば学習力、思考力が高ま るのか?という本。 日本語版が2009年と少し古い本なので、最新の研究 とはまたちょっと違うかも。より実践的なのは次に紹介 する本。。。

Slide 9

Slide 9 text

学び方:最高の勉強法 どうせ勉強するなら効率よくやりたいときの一冊。 勉強方法の効率について、科学的知見=再現可能と いう観点で、根拠となる研究論文に筆者自身の経験を 交え、わかりやすく解説した本。 本書を読み進めながら、実際に紹介されたテクニックを 活用することで、効果を実感することができる。 ぜひ身につけておきたいソフトスキルの1つ。

Slide 10

Slide 10 text

時間が余ったら:僕のこと 自由な働き方の会社やっています→ Kaigi on Rails 2024 で Ruby/Railsアップグレードの話(30分)します。 毎月第3土曜日に大宮駅東口で Saitama.rb やってます。

Slide 11

Slide 11 text

エンジニアとして:Rails パフォーマンスアポクリファ ブラウザからアプリケーションまでの、性能問題の要因と 簡単な解消法についてのノウハウ集でとても実践的な良 書。 想像するな計測しろ、手元で再現してから修正しろ、測り 方はここを見ろ、といった手法の話から、HTTP/2などプロ トコルの話、Rubyのメモリの扱い方の話、インフラやRDB のスケールの話など、Railsアプリケーションの始めから終 わりまでのパフォーマンスについて学べます。

Slide 12

Slide 12 text

エンジニアとして:オブジェクト指向設計ガイド RubyでOOPするとは?を理解できる一冊。 設計で失敗した経験がある開発者が立ち返りこういう 方法があったのか!と理解を深めるのに良さそ(よ かった) 初心者向けではないかも。 読みやすいコードを示しながら、どこが問題か、ではど うするか、と順序立てて丁寧に解説してあり読みやす い。

Slide 13

Slide 13 text

エンジニアとして:メタプログラミングRuby 中級者になるのに押さえてほしい一冊 この本を読んで実践して後悔するまでがセット 仕組みを知っているのと知らないとでは コードリーディングの解像度が変わる

Slide 14

Slide 14 text

エンジニアとして:ルールズ・オブ・プログラミング Sucker Punch社のコーディングルールを具体的なコード例 と共に明瞭に解説する。その文章は楽しく読み進められ、苦 労せずに一冊を読み終えることができた。しかし、ここに記 述されているルールが絶対ではないということに注意してほ しい。ルールは開発対象や組織の規模により変わる。した がって、自分たちに最適なルールを見つけるためには、チー ムメイトと議論し、取り入れたり捨てたりする必要がある。 それでも、有効だと思われるルールが多く存在する(少なくと も私はそう感じた)。この本は中級者以上のプログラマーが 日々意識すべきスキルアップのヒントが詰まっており、非常 に価値ある一冊だと言える。

Slide 15

Slide 15 text

エンジニアとして:達人に学ぶ~ ミックさんの本。我々はActiveRecordを使い直接SQL を書かない人もいるかもしれないが、何が起きてるのか 理解しておくことは大切。グレーとされているテクニック を我々はどういうトレードオフで使っているのか?など DBに関する理解が深まるシリーズ。脱初心者向けなの で内容は難しくなくて読みやすい。

Slide 16

Slide 16 text

エンジニアとして:ドメイン駆動設計をはじめよう なんだかすごく敷居が高そうなドメイン駆動設計、マイ クロサービスやクリーンアーキテクチャの話でしょ? Railsには関係なくない?と思ってる人も、「意外と普通 の話だった」「我々の仕事にも応用できそう」と思えるよ うになる一冊。

Slide 17

Slide 17 text

エンジニアとして:Tailwind CSS 実践入門 style属性に書くのと何が違うん?という誤解を解消する一冊。 セマンティックなCSS設計を含む既存の手法で難しかったこととそ れを乗り越えるためのユーティリティファーストという発明いった歴 史の話から、ユーティリティクラスで書いて必要に応じてコンポーネ ント化するという考え方の話、 TailwindCSSはカスタマイズも可能 なのでなく、カスタマイズを前提としたフレームワークのフレーム ワークであるという話、さらに既存プロジェクトへの導入についての 案内、デザインシステムの構築や運用手法についてのとっかかり となる解説など、幅広く学べてとても楽しめた。これは単なるコー ディングのリファレンス・解説書ではない。実践入門というタイトル に偽りなし。

Slide 18

Slide 18 text

エンジニアとして:論理が伝わる「書く技術」 報告書やレポートなどの文書を書くとき、要点を明確に 伝え、理解しやすい文書構造を作り情報の整理に役立 つパラグラフ・ライティングという技術についての解説 書。