Slide 3
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回帰推定量の利用 3
目的変数と相関の高い補助変数を事後的に使用して推定を行うことで、
より効率的に誤差を減らすことができる可能性がある
母平均(真値) 線形推定値
学力 𝑦𝑦(目的) 𝜏𝜏𝑦𝑦
=? ? ? ̂
𝜏𝜏𝑦𝑦
= 10.21
態度 𝑥𝑥(補助) 𝜏𝜏𝑥𝑥
= 3.25 ̂
𝜏𝜏𝑥𝑥
= 2.25
⇒ 目の前の標本から
得られた値
⇒ これまでの調査で
明らかになっている値
一般化回帰推定量(Generalized Regression Estimator; Cassel et al., 1976)
̂
𝜏𝜏𝑦𝑦,GREG
= ̂
𝜏𝜏𝑦𝑦
+ 𝝉𝝉𝑥𝑥
− �
𝝉𝝉𝑥𝑥
′ �
𝒃𝒃
補助変数におけるズレ( 𝝉𝝉𝑥𝑥
− �
𝝉𝝉𝑥𝑥
)を母集団回帰係数の推定値 �
𝒃𝒃 で拡大して
線形推定値 ̂
𝜏𝜏𝑦𝑦
に足し合わせることで新たな推定量を構成する
⇒ 線形推定量よりも誤差を小さくできる
真値から1.00ずれている
相関