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SRE NEXT CfP チームが語る 聞きたくなるプロポーザルとは SRE NEXT 2025 の Proposal を書いてみる会 2025 年 3 月 18 日(火) Takeshi Kondo (@chaspy)

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Takeshi Kondo (@chaspy_) → SRE NEXT 2025 CfP & Diversity Lead ◆ SRE NEXT 2020 も CfP Lead 担当 → SRE NEXT 2020/2022/2023/2024 登壇 → 他カンファレンスのプロポーザル通過、レビュー支援多数

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Sohei Iwahori → SRE NEXT 2025 Co-Chair

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Yuta Kawasaki → SRE NEXT 2024, 2025 コアスタッフ

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今日のイベントのゴール 1. プロポーザルを書くコツを知る 2. 実際に書いてみて、ブラッシュアップ 3. 提出する!!!(重要)

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アジェンダ | 1. SRE NEXT 2025 について 2. プロポーザル審査の流れ 3. プロポーザルの項目とポイント 4. その他 Tips

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SRE NEXT 2025 について

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SRE NEXT 2025 について → 2025/07/11-12 開催 → CfP 締め切り: 2025/4/13(木) 23:59 (日本時間) → テーマ: 「Talk NEXT」 → 募集要件 ◆ Site Reliability Engineering に関すること ◆ 実際に遭遇した問題を解決した内容であること ◆ SRE という職種やプラクティスにとらわれすぎない、多様な"次の一 手"を募集!

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プロポーザル審査の流れ

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プロポーザル審査の特徴 → ブラインド審査 ◆ 実績や企業名ではなく、純粋に内容で勝負できる → 2 件まで投稿可能 ◆ ということは 2 本書きますよね!

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プロポーザル審査の流れ フェーズが 3 つある 1. スクリーニング 2. ディスカッション 3. タイムテーブルやテーマ多様性を考慮して最終決定

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フェーズごとのポイントを意識する → 1. スクリーニング: 短時間で目を引く必要がある ◆ 例えば 100 件来た場合、1 件 3 分見ても 300 分かかる ◆ タイトル・概要の 30 秒でオッと目を引くのが大事 → 2. ディスカッション: 詳細を書けるだけ書こう ◆ 本当に深い・学びのある話が聞けるのか?を見ている、その根拠を示そう ◆ "書かれてないこと"からは読み取らない、読み取れないものは通せない → 3. 最終決定: 多様性を重視 ◆ 他と被らない視点、尖ったテーマも歓迎

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プロポーザルの項目とポイント

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プロポーザルの項目について 1. タイトル / 概要 (公開される部分) → 「聞きたい!」と思わせる、具体・興味を引く要素 2. Audience Takeaway (スタッフのみ閲覧) → 参加者の視点に立ったトークの魅力 3. 詳細 (スタッフのみ閲覧) → 上記が本当に聞けるのかの根拠

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プロポーザルの構成と審査ポイント Title / 概要 → 興味を引くか? → 成果が伝わるか? → 対象者が明確か? 抽象と具体のバランスが重要 これらのエッセンスを 1000 文字にキュっとまとめる必要がある (1000 文字は結構あるかもしれねぇ)

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Audience Takeaway → 誰が聞くべきか明確か → 明日から実践可能な内容があるか 詳細 → これまでの内容を裏付ける根拠が記載されているか → 発表の流れがあるとよりイメージしやすい → "あなただからこそ話せる” 理由を詰め込んでほしい

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その他 Tips

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余談: ニッチなテーマを攻めるのもあり? → Proposal は 2 件まで OK → 審査員が多様な参加者のことを考えるなら、他の人が書い てないテーマを聞きたくなるかも...? → とはいえまずは自信のあるテーマから書きましょう

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@chaspy が昨年出したやつでも見ますかね 2024 https://blog.chaspy.me/entry/2024/08/12/160000 2023 https://blog.chaspy.me/entry/2023/10/09/100000

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過去に採択されたプロポーザルをよく読もう → https://sre-next.dev/2024/schedule/# を一緒に眺める もよし

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迷ったら概要はこれ埋めてください [世の中的な背景であったり、共通の困りごと、課題] があります。[従来の 手法や、ありがちな失敗談] もあるのではないでしょうか。私たちはこの課 題に対して [手法やプロセスの具体的な方法] で解決し、[できるだけ具体 的な、しかし嘘ではない成果] をもたらしました。本発表ではこの解決に至 った [内容が聞きにいきたくなるような具体的な技術ワードや具体的な手 法] を紹介します。[この発表を聞いてほしい属性・役割] の人に聞いていた だき、明日へのヒントを持ち帰っていただけると幸いです。

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実際に書いてみよう (1 時間)

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ワークショップの流れ (60 分) みんなで考えていい感じにしてきましょう 1. グループ分け → A: ネタ出し班 → ブレストでテーマを探る → B: プロポーザル書き班 → 既にある原案を推敲 → C: もくもく班? 2. 中間共有タイム (任意で他参加者への発表) 3. 最終仕上げ → レビュー