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エンジニアに事業やプロダクト を理解してもらうために やってること プロダクトエンジニア2025 キャリアとしごとの”今” 2025/10/29 Kei Ogane

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自己紹介 ばやし(Kei Ogane) オンライン診療システム提供サービスで エンジニアやった後、今はEMやってます 最近の趣味は そろそろ一歳の息子に 肩をかじられることです

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プロダクトエンジニア Linc’well社内ではそういう呼称は用いてないし 私自身プロダクトエンジニアというロールにそこまで詳しいわけではないので 弊社のエンジニアや私が大事にしている - 言われたものを実装するのではなく誰のどんな課題を解決するのかを理解し た上で解決する あたりが実現されるためにやってることを紹介していきます

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会社紹介

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オンライン診療システム提供サービス システム提供 診療

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患者さん向けもクリニック向けも

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BtoBtoC 患者さんの理解もしなきゃいけないし クリニックのオペレーションも理解しなきゃいけないし そこら辺のバランス取るため事業の理解もしないと

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理解できるようになると何ができるか ただPdMが持ってきた仕様をそのまま実装するのではなく、 仕様の中で守らないといけない部分と 変更して良い部分の見分けが(ある程度)つくようになる

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今行うべき開発かどうかはコスパが大事 それがとっても大きなビジネスインパクトを生 むならたくさんコストをかけて開発しても良い ただ逆に変えようが変えまいがビジネスインパ クトが変わらないものにたくさんコストかける ことを誰が望んでいるんだろうか

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コストに関しては 実際にどれくらいコストがかかるのかは エンジニアが一番詳しい そのためPdMのみで出した仕様に関しては コストパフォーマンスが最適かどうかはわからない つまりエンジニアが積極的に関与し コストパフォーマンスが最適な仕様を一緒に検討する必要がある

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例え話 検索機能作りたいです。仕様 は☓☓で (うっ...この☓☓って今の アーキテクチャだと相当難し いぞ) エンジニア PdM

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背景理解してない場合

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背景がわかってないと ログイン機能作りたいです。 仕様は☓☓で あー、☓☓は今のコードだと できないですね。逆に△△な らできますけど。 エンジニア PdM

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背景がわかってないと △△はこういう背景があって 難しいですね。 じゃあ□□は...? エンジニア PdM

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背景がわかってないと いや□□も同じく難しく て...(なんもわかってない のに仕様に口出さないで欲し い...) (なんやこいつ否定ばかりで だるいな...) エンジニア PdM

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背景がわかってないと いや□□も同じく難しく て...(なんもわかってない のに仕様に口出さないで欲し い...) (なんやこいつ否定ばかりで だるいな...) エンジニア PdM 喧嘩するしかない!!

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背景理解している場合

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一方背景がわかってると ログイン機能作りたいです。 仕様は☓☓で 確かに今って◯◯で離脱して る人多いですもんね。あと ユーザ属性的にも☓☓できる といいですね〜。ただ☓☓は 難しくて。△△だったらいけ るんですけど エンジニア PdM

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△△はこういう背景があって 難しいですね〜 たしかに、そういえばそうで した。お、●●だったら全部 満たせるかも? エンジニア PdM 一方背景がわかってると

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確かに!●●ならいけそうで すね!それでいきましょう やったぜ エンジニア PdM 一方背景がわかってると

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15年前くらいにマーティン・ファウラーがもう言ってた ユーザーストーリーの場合、これが意味する のは、 誰もが対話を通じて常にストーリーを 洗練させていくことができるということだ。 そして、開発者は、ストーリーを明確化する 役割を積極的に担うべきだということだ。 - ストーリー間の矛盾や隙間に気づく - 技術知識を使って、プロダクトオーナー のビジョンに合うような新しいストー リーを考え出す - 技術的見地から、コストがかからずに構 築できる代替ストーリーを考える - ストーリーを分割して、計画や実装をや りやすくする Martin Fowler's Bliki (ja) - 対話的ストーリー https://bliki-ja.github.io/ConversationalStories

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でもエンジニアの中には プロダクトとか事業に興味ない人いるよね? 己の中の斜に構えマン

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興味がないのは知らないからかも ある腫瘍専門医は、診療所間で患者がスムー ズに移動・紹介されるようにすることなど、 重要だとも思わないと言い放った。 とはいえ、彼のような扱いづらい医師たち も、患者の話を聞き、彼らやその家族のこと を知り、「ケアの調整」に関する調査に目を 通すうちに、態度が変わっていった。 FRICTION(フリクション)職場の問題を解決する摩擦の力 ロバート・I・サットン (著), ハギー・ラオ (著)

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事業やプロダクトの理解はどうやってくか - 実際に自分で体験する - 実際のデータから把握する - 現場を見学する - スプリントレビューで事業理解を深める

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実際に自分で体験する 自分たちが提供しているプロダクトは一体どんな 体験を提供してるのか理解したい 自分も病弱なのでよくオンライン診療を使ってい るし、メンバーにも使うようおすすめしてる 体験したメンバーが長文の感想を書いてくれるこ ともある

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実際のデータから把握する みんな(PdM,デザイナー,エンジニア)で ユーザーインタビューの動画見たり ユーザの行動データを分析しながらわいわいした りしてます

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現場への理解 入社したら一度は現場を見に行ってもらってい る。 プロダクトが実際に使われているところを見る ことで、プロダクト改善にもつながると思う が、どちらかという現場の空気感や如何にオペ レーションが高度化されているかとかを学んで 欲しい

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スプリントレビューで事業理解を深める スプリントレビューはこれまでただ機能のデモをしているだけだった そこからデモ以外に - 過去リリースした施策の影響 - 現在追ってるKPI状況の共有 もスプリントレビューでやることにした デモの際にも機能ではなく機能の価値を説明してもらうようにした みんな自分が作った機能が事業に役立ってることがわかるようになってきた

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事業やプロダクトを理解することで もっと開発は楽しくなると思ってます これからもどんどん理解していきたいですね