公開情報のみで AWS Supply Chain を掘り下げる
 2022/12/6
 AWS事業本部コンサルティング部 いわさ
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自己紹介
 クラスメソッド株式会社
 AWS事業本部
 コンサルティング部
 ソリューションアーキテクト
 いわさ
 ● 2022 Japan AWS Partner Ambassador
 ● 2022 APN AWS Top Engineers (Service)
 ● 2022 APN ALL AWS Certifications Engineers
 ● AWS Community Builders (Serverless 2022)
 
 AWS re:Invent 初参加


3 新サービス 「AWS Supply Chain」

4 新サービス 「AWS Supply Chain」 おもしろそう。 提案したい。 どういうもの？

5 新サービス 「AWS Supply Chain」 おもしろそう。 提案したい。 どういうもの？ サプライチェーンの何 かですかね...

6 アジェンダ ● AWS Supply Chain の機能 ● 事例 ● まとめ ● おまけ：料金

7 その前に... 注意事項

8 注意事項 (1/2) ● 2022/12/6 時点でプライベートプレビューです。 ○ https://pages.awscloud.com/awssupplychain-Preview.html ● プレビュー期間中および期間終了後、一般利用可能になる前に機能・ドキュメントが 変更される場合があります。

● 本日は公開済みの以下情報を基に AWS Supply Chain についてまとめました ○ AWS re:Invent 2022 - 2 日目 キーノート（アダム・セリプスキー）- YouTube ○ AWS Supply Chain 公式ドキュメント ○ Breakout Session レポート ■ [レポート] AWS Supply Chain で顧客により良いサービスを提供する #reinvent #BIZ213 ■ [レポート] Break down supply chain silos with machine learning #reinvent #BIZ214 9 注意事項 (2/2)

10 AWS Supply Chain の機能

11 AWS Supply Chain の主な機能 ● データ統合 ● インサイト ● ダッシュボード ● コラボレーション ● 需要計画

12 データ統合 ● サプライチェーン用データレイク ● 複数の外部システムからデータを抽出する ○ ERP, SCM などとの組み込みのコネクター ■ EDI : 850, 856, 860 がサポート ● EDI 856 の複雑な可変フォーマットに対応するために NLPを使用してマッピング ■ ERP : SAP S/4 HANA, SAP ECC 6.0 がサポート ○ 汎用的な Amazon S3 コネクター ○ 自動マッピング機能 ● 抽出した情報を Amazon S3 バケットに保存

13 インサイト ● 在庫健全性に関するインサイトを ML モデル を使用して自動作成 ● 在庫切れ・超過のしきい値や在庫再調整時 の推奨オプションの最大距離などインサイト に関わるパラメータのカスタマイズが可能 ● チームメンバーにインサイトのウォッチリスト を割当が可能 ● カンバンで管理

14 ダッシュボード ● Supply Chain は Web アプリケーションとしてアクセス 可能 ○ AWS IAM Identity Center 利用前提 ● リアルタイムビジュアルマップで可視化 ● マッピングされたモデルから KPI を計算

15 コラボレーション ● リスクが検出された場合に AWS Supply Chain は推奨アクションを提供 ○ 解決済みリスクの割合、施設間の距離、持続可能性への影響でスコア付け ● チャット機能で利用者間でコミュニケーション

16 需要計画 ● 過去の注文・出荷データをアップロードし 予測を生成 ● ワークブックを作成し需要計画を管理出来 る ● 需要計画に関する手作業を削減出来る

17 事例

18 事例 ● Whole Foods Market で AWS Supply Chain 導入済み ● 550 以上の店舗、12 の地域、 10 の配送センター ● サイロ化されたシステム ○ 12 の独立した ERP インスタンス ○ それぞれの店舗には注文管理システム ○ それぞれの配送センターには倉庫管理システム [レポート] Break down supply chain silos with machine learning #reinvent #BIZ214

19 事例 ● Whole Foods Market で AWS Supply Chain 導入済み ● 550 以上の店舗、12 の地域、 10 の配送センター ● サイロ化されたシステム ○ 12 の独立した ERP インスタンス ○ それぞれの店舗には注文管理システム ○ それぞれの配送センターには倉庫管理システム AWS Supply Chain を使って数日でデータを統合し管理の問題を解 決、インサイトを活用 [レポート] Break down supply chain silos with machine learning #reinvent #BIZ214

20 まとめ

21 まとめ ● ERP や SCM システムを置き換えるものではない ● 分散されサイロ化されてしまったそれらを統合管理しインサイト活用 するためのソリューション ○ サプライチェーン用データレイク ○ インサイト

22 まとめ https://pages.awscloud.com/awssupplychain-Preview.html

23 料金

24 料金 (1/2) ● ストレージサービス ○ $0.28/h (10GB ストレージがついてくる） ● 追加ストレージ ○ $0.25/GB/月 ● インサイト ○ $0.40 ~ 0.065/SKU ● 需要計画 ○ $0.30 ~ 0.035/SKU

25 料金 (2/2) ● 50 GB のサプライチェーンデータ ● 25,000 の製品SKU ● インサイトを利用、需要計画なし ストレージサービス: $201.60/月 追加ストレージ: $10/月 インサイト: 25,000 x $0.40 = $10,000/月

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