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(C)Copyright 1996-2016 SAKURA Internet Inc. さくらインターネット クラウド開発室 横田真俊(@Wslash) 2016/07/30
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2 氏名 横田真俊(@Wslash) 「さくらのクラウド」の企画担当 兼 エバンジェリストをやっております 左のアイコンで、ツイッターを やっていますのでお気軽に お声がけください
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3 Amazon EC2/S3 入門 今は、さくらのクラウド企画担当 をやっていますが、昔はこんな本 を書いていました
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4 ツイッターやFacebookなど ソーシャルメディアの本 を5冊ほど書いてます
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5 • さくらインターネットのご紹介
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6 商 号 さくらインターネット株式会社 本 社 所 在 地 大阪市中央区南本町一丁目8番14号 設 立 年 月 日 1999年8月17日 (サービス開始は1996年12月23日) 上 場 年 月 日 2005年10月12日(マザーズ) 2015年11月27日(東証一部へ市場変更) 資 本 金 8億9,530万円 従 業 員 数 339名(連結) (※2016年3月末日現在) 1996年12月に現社長の田中邦裕が、 舞鶴高専在学中に学内ベンチャーとして創業。 1999年8月に株式会社を設立。10月には、 第1号となるデータセンターを本町に開設。 2005年10月に東京証券取引所 マザーズ市場に上場。 2011年11月、北海道石狩市に国内最大級 の郊外型大規模データセンターを開設。 石狩データセンター開設 2011 東証マザーズ上場 2005 さくらインターネット創業 1996 会社概要 インターネットインフラの提供を事業ドメインとして、 大阪、東京、北海道の3都市に5つのデータセンターを展開 ・最初のデータセンター開設 1999 ・株式会社を設立 2015年11月に東京証券取引市場第一部 に市場変更。 東証一部に市場変更 2015
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7 データセンター ブラウザやアプリを通じ サーバにアクセスする 携帯電話 パソコン データセンターに データを預ける プロバイダ インターネット データの保管・処理 利用者はインターネットを通じサーバ上の データにアクセスしたりデータ処理をしたりする さくらインターネット 携帯事業者 インターネットを介 してデータが流れる データ お金の流れ データの流れ サーバ
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8 立地 都市型(日本) ハウジング型がメインとなり、アクセスの良さが重要 ・地価コストが高い ・拡張性が低い ・階層的な建物構造 ・空調は空冷方式 立地 郊外型(海外) クラウド、ホスティング型がメインとなり、立地は問わない ・地価コストが安い ・拡張性が高い ・平面的な建物構造 ・空調は水冷方式/外気冷房
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9 社名 場所 規模 Microsoft 米国 イリノイ州 シカゴ 約210,000㎡床面積 ※サーバは、360,000~500,000台収容可能 Apple 米国 ノースカロライナ州 メイデン 約809,372㎡敷地面積 Google 米国 オレゴン州 ダルズ 約6,380㎡のデータセンター3棟 Microsoft Apple Google ※東京ドームの建築面積=46,775㎡ アクセス性を問わない大規模郊外型が主流
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10 東京ドーム約1個分の敷地面積(51,448㎡) 札幌から車で20~30分とアクセスも容易
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11 最終完成イメージ 計5棟、最大6,800ラック規模
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12 さくらインターネットのサービス
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14 クラウドコンピューティングとは
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15 ♪ ソフト データ ゲーム ネットワークを介して ソフトやデータを利用 利用者 クラウドサービス メール 音楽 写真 インターネット クラウドとは、従来は手元のコンピュータで管理・利用していたソフトウェアや データなどを、インターネットを通じてサービスの形で利用する方式
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16 1口に「クラウド」と言っても「SaaS」「PaaS」「IaaS」 と3つに分類できる SaaS PaaS Iaas ソフトウェアをサービスとして提供 開発者向けに、アプリケーションの 開発基盤を提供 仮想サーバとネットワークを提供
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17 SaaSの代表例「office online」と「Gmail」 オフィスソフトやメールなど従来はソフトウェアをインス トールしなければいけなかった物がブラウザだけで可能に
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18 プログラムの実行環境としてプラットフォームを提供する PaaSの代表例「Google App Engine」と「heroku」
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19 クラウド上で仮想サーバや仮想ITインフラを提供する IaaSの代表例「さくらのクラウド」と「AWS」
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20 IaaSの仕組み
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21 物理的に1台のサーバを「仮想化ソフトウェア」を利用して 複数のマシンを立ち上げられるようにする 物理的には 1台のマシン 仮想化ソフトウェア OS (1) OS(2) OS(3) アプリ アプリ アプリ 1台の物理サーバの中に 「仮想マシン」が複数台、作成できる
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22 ホストOSの上で「仮想化ソフト」を動かすタイプ ホストOSとアプリを共存できるのでPCからの個人利用の形 で多いが、ホストの負荷が大きい ホスト形仮想化ソフト (VirtualBOXなど) OS (1) OS(2) OS(3) アプリ アプリ アプリ ホストOS(Windows/Linuxなど) アプリ
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23 ホストOSの代わりに「ハイパーバイザー」が仮想サーバを 制御する。ホストサーバ全体を仮想化で利用すめため、ホス トOSを経由しないためホストOS型よりレスポンスが良い ハイパーバイザー (VMWareなど) OS (1) OS(2) OS(3) アプリ アプリ アプリ
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25 OSの代わりに各コンテナがアプリを稼動させます。3種類の 中では一番ホストマシンの処理負荷が低い コンテナ管理ソフトウェア (Dockerなど) コンテナ(1) コンテナ(2) コンテナ(3) アプリ アプリ アプリ ホストOS(Linux) アプリ
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• 仮想化の処理速度が速い ⇒ オーバーヘッドが少なく処理能力が早い • 起動が早い ⇒ OSやハードウェアを仮想化していないため 起動が早い • ポータビリティ ⇒ プラットフォームを意識せず使える 26
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27 実際のサーバのスケール方法
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28 まずは1台のサーバを作成して、その中でWordPressを動かす
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29 アクセスが増えてきたら、どうするか?
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30 サーバのCPUとメモリの能力を上げて、サーバの能力をスケー ルアップさせる
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さらに増えてきたら 31
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32 WebサーバとDBサーバの分離
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33 最初は1台だけ アクセスが増えたら WebとDBサーバに分離 1台のサーバの中に入っている「WordPressサーバ(app)」と 「データベースサーバ」部分を分ける
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34 ○負荷を分散させる 1台のサーバを複数台にして、負荷の分散を行う ○サーバ拡張の準備 「Webサーバ/Appサーバ」と「DBサーバ」についてサーバの 台数を増やしていくための準備 ○DBサーバの保護 DBサーバをインターネットに直接接続するのはセキュリティ上 問題があるので、ローカルネットワークに接続する
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35 ロードバランサと負荷分散
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36 アクセスが増えたら WebとDBサーバに分離 さらにアクセスが増えたら ロードバランサを入れて負荷分散を行う さらにアクセスが増えたらロードバランサ(LB)を設置し負荷 分散を行いましょう。 最初は1台だけ
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37 ロードバランサを通じて、Webサーバのアクセスを振り分け ることができる
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38 今日、これから行うこと
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【1】さくらのクラウドを利用してサーバを作る 【2】ローカルネットワークを作る 【3】Dockerを利用してみる 39
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40 ご清聴ありがとうございました 休憩をはさんで、ハンズオンに移ります