Slide 1

Slide 1 text

株式会社HRBrain 蔭山幸太 失敗から学ぶ 自らの特性と活かし方

Slide 2

Slide 2 text

2 蔭山幸太(23) カゲ、かげちゃん 経歴 ▷ 淡路島に生まれる ▷ HRBrainの23卒 バックエンドエンジニア 趣味 ▷ ポーカー ▷ 旅行 ▷ カクテル作り GitHub: @Kotakageyama X: @kota_3_kota_3

Slide 3

Slide 3 text

今日話すこと ▷ 1年間の取り組み ▷ 失敗から分かる特性 ▷ 特性の活かし方 ▷ まとめ 3

Slide 4

Slide 4 text

1. 1年間の取り組み 4

Slide 5

Slide 5 text

4~9月 新規機能開発、チーム開発 ▷ プロダクトの新規機能開発 ○ 同期とともに、要求定義の段階から関わらせてもらった。 ▷ ユニットテストの自動化 ○ 自分が原因で起きたインシデント2回の防止策として行いま した ▷ 社内LLMアイデアソン参加 ○ LLMを使用したプロダクト改善案で2位 5

Slide 6

Slide 6 text

10~3月 新規プロジェクト、チーム開発 ▷ 新規プロジェクト ○ LLMを利用して計算式の自動提案を行う機能開発 ▷ 弊社で利用しているライブラリのアップデート ▷ 顧客やCSからのお問い合わせ対応とバグ修正 ▷ 社内ビジネスコンテスト参加 ○ 同期と参加し敢闘賞で2位でした 6

Slide 7

Slide 7 text

10~3月 新規プロジェクト、チーム開発 ▷ LLMを利用して計算式の自動提案を行う機能開発を行いました 7

Slide 8

Slide 8 text

4~9月 新規機能開発、チーム開発 ▷ プロダクトの新規機能開発 ○ 同期とともに、要求定義の段階から関わらせてもらった。 ▷ ユニットテストの自動化 ○ 自分が原因で起きたインシデント2回の防止策として行いま した ▷ 社内LLMアイデアソン参加 ○ LLMを使用したプロダクト改善案で2位 8

Slide 9

Slide 9 text

4~9月 新規機能開発、チーム開発 ▷ プロダクトの新規機能開発 ○ ▷ 自分が原因で起きたインシデントの防止策として、ユニットテ ストの自動化を行いました 9

Slide 10

Slide 10 text

7~8月 インシデント対応、機能開発 ▷ 自分が原因で起きたインシデントの防止策として、ユニットテ ストの自動化を行いました 10

Slide 11

Slide 11 text

12月 ライブラリアップデート ▷ 弊社で利用しているライブラリのアップデートを行いました ○ GraphQLに関するライブラリでした ○ QAチーム負担軽減のため、テストケースも自分で設計して実施し ました ▷ 顧客やCSからのお問い合わせ対応とバグ修正 ▷ 社内ビジネスコンテスト参加 ○ 同期と参加し敢闘賞で2位でした 11

Slide 12

Slide 12 text

1~3月 チーム開発 ▷ プロダクト開発 ○ 細かなタスクを拾っています ○ DesignDocsを書いて開発に取り組んでいます ▷ 顧客やCSからのお問い合わせ対応とバグ修正 ▷ 社内ライブラリの移行作業 ▷ ブログ投稿 12

Slide 13

Slide 13 text

1年を通して ▷ 機能開発を要求定義から一気通貫で学べた ▷ アイデアソンやビジネスコンテストでビジネス視点を学べた ▷ DesignDocsや議事録の書き方、提案の仕方を学んだ ▷ お問い合わせ対応でプロダクトへの理解が深まった 13

Slide 14

Slide 14 text

2. 失敗から分かる特性 14

Slide 15

Slide 15 text

ゼークトの組織論 15 有能な怠け者 指揮官 有能な働き者 参謀 無能な働き者 処刑 無能な怠け者 兵卒

Slide 16

Slide 16 text

ゼークトの組織論 16 有能な怠け者 指揮官 有能な働き者 参謀 無能な働き者 処刑 無能な怠け者 兵卒

Slide 17

Slide 17 text

無能な働き者の特徴 ▷ 自己判断で仕事を進める ▷ 同じミスを繰り返す ▷ 仕事を抱え込む ▷ 報告・連絡・相談に問題がある ▷ 効率を考えず長時間働く ▷ 自己評価が高く傲慢 etc... 17

Slide 18

Slide 18 text

失敗を振り返る ▷ 残業をたくさんして働き続けた結果、危なくなりタ スクを外してもらった ▷ タスクの見積もりが甘く、スケジュール遅延が常態 化した ▷ PRでの指摘が一向に減らず、同じようなミスを頻発 18

Slide 19

Slide 19 text

もしかして 俺って無能な働き者? 19

Slide 20

Slide 20 text

1年での失敗を振り返る ▷ 残業をたくさんして働き続けた結果、危なくなりタ スクを外してもらった ▷ タスクの見積もりが甘く、スケジュール遅延が常態 化した ▷ PRでの指摘が一向に減らず、同じようなミスを頻発 20

Slide 21

Slide 21 text

1年での失敗を振り返る ▷ 残業をたくさんして働き続けた結果、危なくなりタ スクを外してもらった ▷ タスクの見積もりが甘く、スケジュール遅延が常態 化した ▷ PRでの指摘が一向に減らず、同じようなミスを頻発 21 もっと出来るはずと思い込み、自分を過大評価した結果

Slide 22

Slide 22 text

1年での失敗を振り返る ▷ 残業をたくさんして働き続けた結果、危なくなりタ スクを外してもらった ▷ タスクの見積もりが甘く、スケジュール遅延が常態 化した ▷ PRでの指摘が一向に減らず、同じようなミスを頻発 22 もっと出来るはずと思い込み、自分を過大評価した結果 報連相に問題があり、仕事を抱え込む

Slide 23

Slide 23 text

1年での失敗を振り返る ▷ 残業をたくさんして働き続けた結果、危なくなりタ スクを外してもらった ▷ タスクの見積もりが甘く、スケジュール遅延が常態 化した ▷ PRでの指摘が一向に減らず、同じようなミスを頻発 23 もっと出来るはずと思い込み、自分を過大評価した結果 報連相に問題があり、仕事を抱え込む 物事の解像度が粗く、理解が浅い

Slide 24

Slide 24 text

3. 特性と向き合う 24

Slide 25

Slide 25 text

上司やメンターに相談する ▷ 無能な働き者は自分を客観視するのが苦手です。 ▷ 自分のことを一番冷静に客観視出来ている、上司や メンターと話すことで、特性を客観視して下さい ▷ 何が出来ていて何が出来ていないかを把握する手助 けになります 25

Slide 26

Slide 26 text

見えてきた特性 26 事なかれ主義になりがち 認知の歪みありがち ● 上司にイエスマン ● 考えているふり ● 意見を持たない ● 極端思考 ● 失敗を過度に恐れる ● 幼少期の人格形成

Slide 27

Slide 27 text

どう立ち回るべき? 27

Slide 28

Slide 28 text

特性の活かし方 ▷ 承認欲求を上手く利用する ○ 承認欲求とプライドの向き先を合わせる ▷ 自分のキャラを活かす方法を考える ▷ まだ得意なことを伸ばす努力をする ○ 出来ないことばかりに目を向けてしまい、メンタルを 崩すこともなくなる 28

Slide 29

Slide 29 text

4. まとめ 29

Slide 30

Slide 30 text

まとめ ▷ 覚悟を決めて特性と向き合うのが大切 ○ 早ければ早いほどよい ▷ 無意識な思い込みや安易な考えを避ける ○ 認知の歪みによる無意識を知る ▷ 気持ちを保つためにも、出来ることは正しく認める ○ 慢心せず、それを伸ばす努力をする 30

Slide 31

Slide 31 text

楽しく特性と付き合おう! ありがとうございました! 31 GitHub: @Kotakageyama Twitter: @kota_3_kota_3

Slide 32

Slide 32 text

事なかれ主義になりがち ▷ とりあえず上司に対してイエスマン ▷ 考えているようで何も考えていない ○ 理解が浅く、意見を求められても答えられない ▷ すぐ安請け合いして、リスクを楽観視しがち 32

Slide 33

Slide 33 text

認知の歪みありがち ▷ 極端思考、失敗を過度に恐れている ▷ 幼少期の人格形成による影響 ▷ 知っている領域は動けるが、未知の領域では思考が 停止してしまう 33

Slide 34

Slide 34 text

承認欲求を上手く利用する ▷ プライドが高く、自己過大評価しがちなのは仕方な いため、それを活かして仕事に取り組む ▷ 承認欲求とプライドの向き先が合うと、仕事もこな せる ▷ 安請け合いはせず、一度立ち止まって考える 34

Slide 35

Slide 35 text

自分のキャラを活かす方法を考える ▷ 自分にあった立ち回りを考える ▷ 上司や後輩問わず、常に教えてもらう立場に回る ○ 自分一人ではどうしても解像度が粗くなりがちな ので、その分情報を取りに行くようにする ▷ 思考放棄はせず、必ず自分の意見も持っていく 35

Slide 36

Slide 36 text

まだ得意なことを伸ばす努力をする ▷ 得意なことに天狗にならず、逃げずに更に伸ばす ○ 出来ないことばかりに目を向けてしまい、メンタ ルを崩すことも少なくなる ▷ 自分の出来ることをしっかり認識する ○ 余裕がある分、落ち着いて出来ないことと向き合 える 36