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観点6: ログイン用リンクが推測可能
Login Security
第三者が容易に閲覧不可能な経路で送信したにも関わらず、あるユーザーに対して生成したリンクが容易に推測可能であ
れば意味がありません。例えば以下のようなリンクが発行されていると容易に推測可能であることがわかります¨
https://example.com/
[email protected]&time=164242187®
こちらの例ではクエリストリングのemailにログインしようとしているユーザーのメールアドレスを、timeにはログイン
試行した時間をunixtimeで入力して試せば成功しそうなことが見て取れます。
対策
推測されないような生成方法を用いる
なんらかの外部から推測と再現が困難な識別子を用いてリンクを生成しましょう。 「サーバー内で疑似乱数をキーにして発行した
SHA-256」や「UUID等の標準化された一意な値」をストレージに保存し、その値をクエリストリングに付与してユーザーに通知し、アクセ
スされた際にその値を照合するというような方法があります。