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Disclaimer © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 2 • 本資料の内容は個人的見解を示すものであり、所属する組織の公式な見解では ないことをご留意ください。 • のラベルが右上あるページの内容は、形式(テキスト、画像、音声、 映像)を問わず、転載・複製・再配布を禁じます。SNSへのツイートも含め、 ご遠慮ください。参加いただいた方の頭の中だけに留めてください。 【投影のみ】 SNS等掲載厳禁

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略歴 © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 4 • 2007~2011(15期 / 学部卒) • 語学研究センター 音声学ラボ(ウィルソン教授) • 2011~2017 • 情報システム部 / チームリーダー • 2017~2018 • 製造流通本部 / テクノロジーコンサルタント • 2018~現在 • Chief Operation Officer / Project Manager

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メッセージ © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic

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メッセージ(一番伝えたいこと) © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 7 ➢ 自分自身が何に興味があるのか、色んな目線から考えてみてください ➢ 自分で手を動かしたいのか、全体像を描きたいのか ➢ 社会的影響力をもとめるのか、好きなことをやりたいのか、両方なのか ➢ 制約を受けずに単独行動したいのか、組織として働きたいのか ➢ すぐに答えを出す必要はありません。早期に決めつけてしまうのは危険です ➢ 色んな業界・会社を時間を掛けて調べられるのは学生のうちだけです ➢ あとから転職するにも、様々な制約を乗り越えなければなりません ➢ あらゆる可能性を模索して、いまの時間を大切に使ってください

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経歴紹介 © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic

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会津大学(2007~2011) © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 9 ➢ 「IT」x「国際性」に惹かれて進学 ➢ プログラミングはどちらかというと苦手だった ➢ 得意な英語に頼って生き延びた4年間 • 軍曹こと村川久子教授(TOEFL, TOEICの第一人者) • 外国籍教授陣との親交 • 短期留学(ローズハルマン) • 音声学ラボ(学部時代に国際学会で2度発表) ➢ ビジネスについて学んだり考えることが好きだと気づく • ベンチャー体験工房 • マーケティング基礎知識 • ビジネスモデル分析 • 知的財産(国家資格「知的財産管理技能士」取得)

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大学時代にぼんやりと描いた「逃げ」の戦略 © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 10 IT技術力 • IT職はプログラミング技術が必須(勘違い) • ヅ大だけでも凄い人が何人か居た • 全国にはもっといるハズ どう足掻いてもトップ集団には入れない

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大学時代にぼんやりと描いた「逃げ」の戦略 © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 11 語学力 • 英語には自信があった(同級生ではトップ) • 一方で「仕事」ができるほどの自信はなかった • 先輩にはもっと英語が得意な人が居た • 同級生にはトリリンガルも居た ここでもトップ集団には入れない…

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大学時代にぼんやりと描いた「逃げ」の戦略 © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 12 • 重ね合わせたところで… • 外国人技術者と対等に仕事できる訳では無い (語学力のアドバンテージはゼロ以下になる) • 日本の職場で語学力が高く評価される訳ではない あれ、俺って社会でやっていけるの…? 語学力 IT技術力

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大学時代にぼんやりと描いた「逃げ」の戦略 © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 13 語学力 IT技術力 ビジネス領域の知識

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大学時代にぼんやりと描いた「逃げ」の戦略 © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 14 1つ1つは「そこそこ」のレベルでも、 3つ程度「語れそう」な領域があれば 希少性は上がるのでは? 語学力 IT技術力 ビジネス領域の知識

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大学時代にぼんやりと描いた「逃げ」の戦略 © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 15 社会的影響力が大きく 将来性があって 自分がワクワクできて 自分の強みが活かせそうな業界 語学力 IT技術力 ビジネス領域の知識

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大学時代にぼんやりと描いた「逃げ」の戦略 © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 16 語学力 IT技術力 ビジネス領域の知識 社会的影響力が大きく 将来性があって 自分がワクワクできて 自分の強みが活かせそうな業界

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© 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic NTTdocomo(2011~2017) 【投影のみ】 SNS等掲載厳禁 投影のみ

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重要案件で頂いた社長表彰・情シス部長表彰 © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 複数頂いたけど写真撮ってなかった…

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• 5~6年いると、大規模案件に中心的立場で携わる機会も増える。 • 業界構造や業界特有のシステム/開発方針などがある程度理解できてくる。 • そのまま残れば、出世できることはある程度見えていた。 • 一方で「業界が変われば業務が変わり、業務が変わればシステムが変わる」ため 「別の業界ではどんなシステム/開発体制なのか?」という興味が湧く。 • 当時は30歳目前。「30歳」は1度目の転職の目安。 • 一度はR社内定直前で転職活動を取りやめたものの、翌年再び転職活動を開始。 • 「グローバル」「多業界との関わり」「テクノロジー」を軸にアクセンチュアへ。 © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 1度目の転職

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• ケイパビリティ的には通信/ハイテク業界だが、異業界を経験するため敢えて 製造/流通/小売業界のテクノロジーコンサルタントを選択。 • 某グローバルアパレルブランドの基幹システム/業務システム刷新プロジェ クトに参画。 • 業界が変わればシステム(SAP等)が変わり、立場(コンサル/SIer側)が変わ れば開発の考え方が変わることを学ぶ。 • オフショア開発拠点の取り纏め(フィリピン、中国など)や、アクセンチュ アならではの開発の進め方や働き方など、得るものは大いにあった。 © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic Accenture(2017~2018)

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• ACで得るものはたくさんあり、ドコモとは異なる経験ができた。 • 仕事でも自分の英語力が通用する確証を得た。 • 一方で自分なりの「システム開発のあるべき姿」とのギャップを感じた。 • 「日系大企業」「外資系大企業」を経験したので、次は規模を変えてみよう • 会社経営の全体像が見えるようなところがいい(中小規模/ベンチャー) • 強みの英語力が活かせるところがいい • できれば会津で働いてみたい(卒業後も毎年2~3回遊びに来ていた) © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 2度目の転職

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• 基本的な立ち位置は、全社的なPMO • ちょっとした技術検証から、スタートアップのシステム開発や 国家プロジェクトのPoCなど、プロジェクトは大小様々。 ✓ ラズパイを使った獣害対策のための「スマート檻」の開発 ✓ 「食」と「AI」のシナジー向上のための「FoodplatingAI」の開発 ✓ 小規模ビジネスオーナー向けの「音声広告プラットフォーム」の開発 ✓ 次世代歯科治療向け「LIFFアプリ(LINE内アプリ)」の開発 ✓ 大規模災害時の避難所アセスメントシステムの開発(国プロ) ✓ 高度手技ロボット開発に向けた学習データ収集システムの開発(国プロ) など © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic Eyes, JAPAN(2018~現在)

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社会で活躍する人材になるために 心がけてほしい事 © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic

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© 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 24 主体的であれ

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© 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 25 失敗することを恐れるな 挑戦しないことを恐れよ

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複数の視野・視座・視点で物事を捉えよ 4! 3 © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 26

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まず常識を身につけ、そして常識を疑え © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 27

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クリティカル・シンキングを心がけよ © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 28

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クリティカル・シンキングを心がけよ © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 29 What is Critical Thinking? https://www.youtube.com/watch?v=HnJ1bqXUnIM

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30 © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic “システム・エンジニアリングとはなにか?” を自分に問え

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31 © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic “システム・エンジニアリングとはなにか?” を自分に問え 「ITシステムの開発/運用をすること」 なのか?

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32 © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic “システム・エンジニアリングとはなにか?” を自分に問え より広範な事を意味しているのではないか?

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33 © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 私なりの解釈 [fact #1] System(s) … 仕組み, 制度, 体制 (ITシステムはその一部) [fact #2] エンジニアの使命 … 企業の経営活動に主に技術的側面から貢献すること

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34 © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic 私なりの解釈 システム開発は今やどんなビジネスにおいても不可欠。これは事実である。 その一方で、技術は手段の一つに過ぎないのも事実である。 プロフェッショナルなエンジニアリングにおいては、 技術以外の要素も同様に重要な “system” である。

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私なりの解釈(参考) “Business-Systems Engineering” ビジネスを支える仕組みを、IT資産は当然のこと、 その他の構成要素(systems)も含めて全体像を描き、 実現させ、その後も維持・改善し続ける事 35 © 2021 Junichi Fujinuma

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Enjoy your own engineering life! © 2021 Junichi Fujinuma / @fujinumagic