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Androidのオンデバイス⽣成AI Google I/O 2024 報告LT会 2024/06/14 サイボウズ株式会社 ⾅井 篤志

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内容 「Android on-device gen AI」より Androidのオンデバイス⽣成AIの • 現在の状況 • 特徴 • アーキテクチャ について整理します https://www.youtube.com/watch?v=nOinQrCvZkM

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オンデバイス⽣成AIの現在の状況 • SDKはPrivate Preview(⼀般公開されていない) OS Android 14以降 デバイス Google Pixel 8 Pro / Pixel 8 *1 Samsung S24 アプリ Google Message / Recorder / Gboard Adobe Acrobatなどサードパーティアプリも⼀部対応しているらしい 設定 開発者オプションでAICoreを有効化 *1) 6⽉12⽇以降、Pixel 8でも使えるようになった 利⽤環境 開発環境

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試してみた 開発者オプションでAICoreを有効にしたが・・・

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試してみた Recoderアプリに変化なし (要約機能は使えなかった) 数週間かけて機能展開される とのことなので、待つしかなさそう

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オンデバイス⽣成AIの特徴 ⻑所 • センシティブなデータを扱える • 通信環境が悪くても使える • 早い • 安い 短所 • ⽣成の解像度が低い 得意 • コンテンツの要約 • コンテンツの分類 • コンテンツに対する提案 苦⼿ • ⾃由な会話 • コード⽣成 オンデバイスAIを活⽤するには、ファインチューニングが重要

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アーキテクチャ • すべてデバイス内で完結 • アプリはAI Edge SDKを使って AI Coreにアクセス • AI Core • Android OSに統合されているService • モデルはGamini Nano • ファインチューニングはLoRA Android Device Android OS AI Core LoRA Gemini Nano Safety features SoC App AI Edge SDK

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まとめ • はやく使ってみたい