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メルカリが創りたい社会 生まれた国や環境によって豊かになりたくても豊かになれない人がいます。 逆に日本のような先進国では、電気も水もあって、多くの人が豊かに暮らせていますよね。 このアンバランスを何とかしたいんです。 でも資源は有限です。 今の先進国のような資源の使い方だと、世界中の人が豊かに暮らすことはできない。 もっと資源を節約して、みんなが少しづつがまんして暮らしていかないといけない。 それによって新興国の人たちの生活レベルがあがっていくような、そういう世界を創りたい。 日本で要らなくなったスマホとかクルマでも、新興国の人は使えるはず。買えるはず。 そういう世界観でサービスを作っていきたいんです。 ※ メルカンでの山田進太郎へのインタビュー記事(2019/11/5)より引用

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限りある資源が大切に使われ、 誰もがもっと豊かに暮らせる循環型社会 メルカリが創りたい社会

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メルカリが創りたい社会 “最終的に捨てられることを前提とした生産・消費”から、 “循環することを前提とした生産・消費”へ

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ESGの取り組み方針(マテリアリティ) 中長期的にメルカリグループの事業に影響を及ぼす可能性がある環境・社会課題のうち、 「機会」と捉えて価値創造につなげるもの(①、②、③)、 「リスク」と捉えて回避策を講じるもの(④、⑤)をマテリアリティとして取り組む

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メルカリのESGの取り組み FY2020のサマリー Environment :環境 Society :社会 リユースの促進(循環型社会の実現) ● メルカリを通じたリユースの促進 ● 小学生・高校生向けの教育プログラムの 開発・実施 ● お客さまへのエコパックの配布 地域活性化 ● 地域でのメルカリ教室の開催 ● 地域の商店街でメルペイを通じたキャッシュレス推進 ● 鹿島アントラーズホームタウンにおける地域貢献 安心・安全・公正な取引環境の実現 ● テクノロジーを活用したCS業務・システムの高度化 ● 禁止出品物・禁止行為基準策定委員会の運用、社会的 変化に応じたポリシーのアップデート リスク・コンプライアンスの強化 ● 定期的なコンプライアンス研修の実施 ● 定期的なリスクアセスメントの実施 Governance:ガバナンス 組織力最大化のための経営基盤強化 ● 指名報酬委員会の設置

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1.循環型社会の実現 メルカリの事業拡大、一次流通との連携強化、リユース梱包資材の展開などを通じて、必要なモノが 、必要な人に、必要な量だけ届くような循環型社会を目指します。 取り組み方針 取り組み実績(2019.7-2020.6) ● メルカリをより多くのお客さまにご利用いただくための取り組み ○ メルカリ教室の開催 ○ メルカリステーション開設 ● リユース可能な梱包資材「メルカリエコパック」の配布及び効果検証

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1.循環型社会の実現 38.3% 42.2% まだ使えるが不要になったもののについて、 「フリマアプリ等を通じてリユースする」人の割合*1 2019.6 2020.6 メルカリエコパックによる梱包材の無駄の削減 約7割のお客さまが、受け取ったメルカリ エコパックを再度発送に使用したと回答 ⇨配布数から推定して約10,980個分の梱包材 の削減に相当*2 +3.9pt *1: 2020年6月に一般生活者に対して調査会社を通じて行ったアンケート調査より(回答数:2,400人) *2: 2020年3月にメルカリを利用していただいているお客さま496万人を対象に実施したアンケート調査より(回答数:238,000人)

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2.循環型社会の実現に向けた文化醸成・教育 資源の無駄を減らし、限りある資源が大切に使われる社会が当たり前になる文化を醸成します。 また、循環型社会の実現に向けて必要となる教育を普及させていきます。 取り組み方針 取組実績(2019.7-2020.6) ● メルカリ教室を通じた文化醸成 ● メルカリを題材とした教育プログラムの開発

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2.循環型社会の実現に向けた文化醸成・教育 レベル1 レベル2 レベル3 ものやお金の大切さに気づく 日常生活の中でメルカリを リユース等の手段として活用するよ うになる 環境・社会課題に関心を持ち、 自ら解決に向けて行動するよう になる ◯小学生向け 「価値交換体験プログラム(メルカリ 先生からの挑戦状クイズ版/カードゲー ム版)」開発・実施 ◯小学生向け 「メルカリ体験教育~ものとお金の価値を 学ぶ~かんさつ帳」開発 ◯中高生 「スマホの安心・安全な使い方講座」 ◯高校生向け ー「PBL型:20年後の価値交換を支えるサ ービスを考えるプロジェクト」 ー「PBLを通じたメルカリ教育」 ⇦全5校のアフタースクール でトライアル授業を実施 ⇨参加者117名のうち81.2%が 「社会・環境課題解決のために、自身 で何かに取り組んでみたい」と回答

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3.地域活性化 地域が抱える課題解決に取り組むことで、地域経済への貢献を通じて個人や企業が活躍できる社会を 目指します。 取り組み方針 取組実績(2019.7-2020.6) ● 地方自治体との包括協定の締結及び本協定を通じた自治体への支援 ○ 岐阜市、千葉市、神戸市、神奈川県 ● 地域の商店街におけるキャッシュレス化の取り組み ○ 高円寺商店街、巣鴨地蔵通り商店街、岡町桜塚商店街(大阪 )、心斎橋(大阪) ● 信金中央金庫との業務提携、Origamiのメルカリグループへの参画 による地域におけるキャッシュレス推進 ● 鹿島アントラーズホームタウン地域における「食」の応援プロジェ クトなど

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4.安心・安全・公正な取引環境の実現 お客さま、加盟店さま、パートナー企業さまに「安心感」を持ってご利用いただける、安全で公正な 取引環境を整備していきます。 取り組み方針 取組実績(2019.7-2020.6) ● 既存の不正検知システムの継続的改善 ● テクノロジーを活用した違反商品・違反アカウントに対す る正確な対応 ● 禁止出品物・禁止行為基準策定委員会の運用 ● 外部団体(国内外)とのネットワークを通じた情報の収集 とそれに伴うサービス改善 ● 違反商品・違反アカウントの早期排除 ● CSによる違反商品・違反アカウントに対する正確な対応 88.6%*1 (対前年比+10pt) のお客さまが「メルカリは安心・ 安全・公正を提供している」と回答 *1:2020年にメルカリを利用していただいているお客さま5万人を対象に実施したアンケート調査より(回答数:1,936人)

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5.コンプライアンス・リスクマネジメントの強化 企業として健全で透明性の高い内部管理態勢を構築します。 取り組み方針 取組実績(2019.7-2020.6) ● コンプライアンス研修 ● 定期的なコンプライアンス研修 (年23回実施) ● 法令等遵守状況のモニタリング ● 新商品、新サービスのリリース時のコンプラチェック・ リスク評価 ● キャンペーン実施時の広告物内容チェック ● コンプライアンス・プログラムの着実な遂行 ● 定期的なリスクマネジメント 0件(対前年比同様) 「社会的なニュースになるような重大 事故ゼロ」(法令違反/システム障害 /セキュリティインシデント等)

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ガバナンスの強化 ・2020年4月30日に当社取締役会の任意の諮問委員会である「指名報酬委員会」を設置 ・委員の過半数が独立取締役で構成 ・経営陣の指名・報酬等の決定に関する公平性・透明性・客観性を強化 取締役会 指名報酬 委員会 (過半数が独立社外 取締役) 経営陣の候補者の選任・解任案 報酬制度 等 諮問 提案

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外部機関からの評価 本指数は、MSCI社が、MSCIジャパンIMIトップ700指数構成銘柄の中から、環境・社会・ガバ ナンスの評価が相対的に高い銘柄を選別して構成する指数であり、日本の年金積立金管理運用独 立行政法人(GPIF)が運用を行う際のESG指数にも選定されています。 2019年6月より継続してきたESGの取り組みと情報発信について、外部機関より評価。 2019年11月に「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ」の構成銘柄に組み入れられました THE INCLUSION OF Mercari, Inc. IN ANY MSCI INDEX, AND THE USE OF MSCI LOGOS, TRADEMARKS, SERVICE MARKS OR INDEX NAMES HEREIN,DO NOT CONSTITUTE A SPONSORSHIP, ENDORSEMENT OR PROMOTION OF Mercari, Inc. BY MSCI OR ANY OF ITS AFFILIATES. THE MSCI INDEXES ARE THE EXCLUSIVE PROPERTY OF MSCI. MSCI AND THE MSCI INDEX NAMES AND LOGOS ARE TRADEMARKS OR SERVICE MARKS OF MSCI OR ITS AFFILIATES.