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Microsoft MVP を 受賞するために 取り組んだこと ~ 2020/08/28 システムソリューション事業部 LT 会 DX ソリューション統括部 小田島 哲也

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HELLO! ▸ 小田島 哲也 (おだしま てつや) ▸ DX ソリューション統括部 プリセールスやデリバリの負担軽減 後方支援&前方支援 ▸ Microsoft MVP for Microsoft Azure 2018/06 ~ (3 年目) https://mvp.microsoft.com/ja-jp/PublicProfile/5003113 ▸ コミュニティ活動 Qiita https://qiita.com/tetsuya-ooooo SlideShare https://www.slideshare.net/tetsuyaodashima ET ソフトウェアデザインロボットコンテスト (ET ロボコン) 実行委員会 https://www.etrobo.jp/ Japan Azure User Group (JAZUG) https://jazug.connpass.com/ 2

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“ ▸ INPUT だけでなく、OUTPUT も大事! ▸ エンジニアこそ外の世界に出て、 外の空気を感じろ! (ついでに Microsoft MVP についてお見知りおきを。)

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Agenda ▸ Microsoft MVP ってなによ ▸ Microsoft MVP を目指した (になった) 理由 ▸ なぜコミュニティ活動し続けるのか ▸ コミュニティ活動あれこれ ▸ まとめ 4

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Microsoft MVP ってなによ なにそれおいしいの?←みんなの反応はほぼこれ

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Microsoft MVP とは ▸ Microsoft Most Valuable Professional (https://mvp.microsoft.com/ja-jp/) ▸ Microsoft MVP Award とは Microsoft が「個人」の過去 12 か月間の技術コミュニティへの貢献に感謝 の意を表して授与する特別な賞 ▸ Microsoft MVP はどんなひと Microsoft 技術 / サービスに関連する 最新の技術専門知識をもとに、 継続的 / 自発的 / 積極的にコミュニティ インパクトを与えている コミュニティ リーダー ▸ 受賞期間は原則 1 年間 ▸ 世界で約 2,900 名、日本では 176 名 ※ 2020/08 現在 6 https://www.slideshare.net/RieMoriguchi/microsoft-mvp-x-devrel

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Appendix : その他の制度、プログラム ▸ Microsoft Regional Director (https://rd.microsoft.com/ja-jp/) ▹ Microsoft が外部の個人を認定する役職で、厳格な基準をもとに選任される Microsoft 製品 / 技術を世の中に対して啓蒙すること、米国本社の技術開発部門 などに対して意見を述べることが役割 ▹ 任期は 2 年間 ▹ 世界で約 200 名、日本では 4 名 ※2020/08 現在 ▸ Microsoft Windows Insider MVP (https://insider.windows.com/ja-jp/mvps) ▹ Windows のエキスパートであり、Windows を使用してアイデアを実現すること に情熱を傾けているコミュニティ リーダー ▹ 受賞期間は原則 1 年間 ▹ 世界で約 150 名 ※2020/08 現在 ▸ Microsoft MVP Reconnect (https://mvp.microsoft.com/ja-jp/Pages/reconnect-whatis) ▹ MVP アワードの受賞期間が終了した方が参加できるプログラム ▹ 期限なし 7

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Microsoft MVP 受賞カテゴリ ▸ Developer ▹ AI ▹ Data Platform ▹ Developer Technology ▹ Microsoft Azure ▹ Office Development ▹ Windows Development ▸ ITPro ▹ Business Applications ▹ Cloud & Datacenter Management ▹ Enterprise Mobility ▹ Office Applications & Services ▹ Windows & Devices for IT 8 https://mvp.microsoft.com/ja-jp/Pages/mvp-award-update

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エントリと審査と MVP 特典 ▸ 応募資格 ▹ 18 歳以上のコミュニティ リーダー ▸ 応募方法 ▹ 現役 MVP/MS 社員からの推薦が必須 ▸ MVP Award 審査に必要な情報 ▹ 過去 12 か月間のコミュニティ活動実績 ▹ 自己 PR (MVP を目指す理由など) ▸ 受賞期間 ▹ 原則的に 1 年間 (以降、再受賞審査) ▸ MVP 特典 ※さらに活躍するための特典 ▹ VS / M365 Subscription, Extended Azure Credit 3rd Party 製品オファーなど ▹ MVP 同士 / 製品チームとの交流, 登壇 / フィードバック機会 MVP Global Summit (NDA イベント) への招待など 9 https://www.slideshare.net/RieMoriguchi/microsoft-mvp-x-devrel

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もっと知りたいという方は ▸ Microsoft MVP Award ▹ https://mvp.microsoft.com/ja-jp/ ▸ Microsoft MVP x DevRel ▹ https://www.slideshare.net/RieMoriguchi/microsoft- mvp-x-devrel 10

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Microsoft MVP を 目指した (になった) 理由

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Microsoft MVP を目指した (になった) 理由 12 Azure のことを教えてく れたのは、この分野を 盛り上げようと頑張る コミュニティの方たち 長い間、 INPUT し続けていた 自分もそこそこ 腕に自信が持てる ようになってきた …ふと思った

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Microsoft MVP を目指した (になった) 理由 13 INPUT しているだ けって、おいしい とこ食べてるだけ 「井の中の蛙」 にはなりたくない 外の世界で 自分の価値 を知りたい MVP パイセンたち と話す→その気に なった笑

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なぜコミュニティ活動し 続けるのか おだしまの流儀

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3 Pillars for Microsoft MVPs (主なコミュニティ活動) 15 Product Advocacy Product Feedback Healthy Community 製品/サービスに関する 情報発信 製品/サービスに関する フィードバック提供 より良いコミュニティ づくりに向けた活動

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なぜ活動し続けるのか、情報発信で気づかうこと ▸ 社内からの評価だけでは、エンジニアとしての本当の価値が わからない ▹ 自分で存在をアピールしなければ、外の世界から評価されることはない ▹ コミュニティに関わることで、いろんな方が「自分」という存在を見て くれる、他者を見ることもできる ▹ 情報発信は「ここに私がいる」と爪痕を残す感覚 ▸ せっかく発信しても相手に伝わらなければ、自己満足で終わる ▹ 「悪だ!」ではなくて、「モッタイナイ!」ということ ▹ せっかく自分が発した情報にたどり着いてくれた方に 「わからなかった」とガッカリされるのはイヤだ ▹ 読者の立場になって読み返し、わかりにくいところがあれば書き直す を何度も、何度も…繰り返す 16

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コミュニティ活動 あれこれ おだしまの場合 (Qiita 以外で。掻い摘んで。)

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Global Azure Bootcamp 2018@Tokyo ▸ Global Azure Bootcamp とは、世界中の Azure コミュニティが毎年 4 月に世界 180 ヶ所以上 で一斉に開催する Microsoft Azure の コミュニティイベント ▹ https://globalazure.net/ ▸ Azure Log Analytics (現在の Azure Monitor Logs) を 実案件で使って学んだことをシェア ▹ https://www.slideshare.net/tetsuyaodashima/log- analytics-94570686 ▹ https://qiita.com/tetsuya- ooooo/items/ba142d3090ae6b5d05c3 18

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Microsoft Ignite The Tour Tokyo ▸ 2019~2020年に始まった新しいツアー 形式で行う、Microsoft の新技術に 関する教育・学習用イベント ▸ Azure Internet Analyzer (Ignite 2019 で Preview 発表) の紹介と使ってみたをシェア ▹ https://www.slideshare.net/tetsuyaodashima /azure-internet-analyzer-preview ▹ https://qiita.com/tetsuya- ooooo/items/f83c1388940cdde73c7a 19

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Feedback Meeting on Azure Internet Analyzer ▸ 米国本社 Azure Networking 製品部門から ミーティング (Online) に招待 ▹ Product Manager に話しているところを 見つかった!( ゚Д゚) ▸ Azure Internet Analyzer に関するフィードバック ▹ 困っていること、考え方の確認、検証シナリオ についてなど ▹ https://qiita.com/tetsuya- ooooo/items/089de5d8b1114fa28ef4 20

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MVP 向けパイロット企画 Docs Champion ▸ MVP 自身が書いたスライド、記事、ブログなどから docs.microsoft.com ドキュメントに誘導しようというイベント (2019/10~2020/01) ▹ https://techcommunity.microsoft.com/t5/microsoft-mvp-award-program-blog/quality-gt- quantity-how-mvps-champion-content-across-microsoft/ba-p/1374121 ▹ 55,000 人超のユニークビジターを獲得し、約 100,000 ページの閲覧を可能にした ▹ MVP がエンドユーザー、開発者、および IT Pro 向けの Microsoft の主要な ドキュメントに関する認識を高める上で重要な役割を果たしていることが示せた 21 インターネットにはコンテンツが 豊富にあるが、どれを見れば良いか 困難 MVP は、「正しい」コンテンツを 指し示すことができる ユーザーが必要とするコンテンツに 的確に導くことができる!

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MS Open Tech Night #11 これが私のおすすめリモート開発事例 by Startup/MVP ▸ マイクロソフトの最新テクノロジーと オープンな文化を体験できる Meetup ▹ https://msdevjp.connpass.com/ ▸ SSOL キックオフで動画配信した事例を紹介 ▹ 今まではオフラインで行っていたことを、 こういう技術を使えばオンラインでも実現 できるよという事例 ▹ https://www.slideshare.net/tetsuyaodashima/azur e-media-services-237071128 ▹ https://qiita.com/tetsuya- ooooo/items/d62a983da9887050c6ca 22

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ETロボコン is NOW ON Azure ▸ もともと参加者 (2007, 2008 年) ▸ 2011 年から実行委員会に参画 ▸ ON Azure は長年の野望! ▹ レガシー (当時) なインフラ (サイト, ML, 運営に 必要なツールなど) を思い切って刷新! ▸ ET ロボコン 2020 は オンライン教育&ヴァーチャル競技会 で開催中! ▹ 「ヴァーチャル競技会」のインフラを Azure に構築しようと現在奮闘中 23 2014年~ https://ranking.etrobo.jp/ 2019年~ https://www.etrobo.jp/ Unity で開発したシミュレータ https://github.com/ETrobocon/etrobo

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まとめ

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まとめ ▸ INPUT だけでなく、OUTPUT も大事! ▹ INPUT だけでは単に真似している だけ、その場しのぎ ▹ OUTPUT して自分のモノにできる ▹ さらにフィードバックをもらえると、 もっと強くなれる ▸ エンジニアこそ外の世界に出て、 外の空気を感じろ! ▹ もっと周りに目を向けよう ▹ 自分の存在をアピールしよう、 自分自身の価値を知ろう ▹ コミュニティとつながろう 25

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THANKS! Microsoft MVP を受賞するために取り組んだこと ~ 2020/08/28 システムソリューション事業部 LT 会 DX ソリューション統括部 小田島 哲也