“お決まりの失敗”を作る「行動パターン」を見つける
自分がいるチームを観察して見つける(パターンランゲージ)
書籍で出している例(リアル)
① 「ゼロリスク」が優先度判断を狂わせる失敗
② 人を増やせば早くなるという間違った予算投入の失敗
③ 「捨てられない」失敗 ── ソフトウェアの蓄積コストと運用を忘れない ──
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“お決まりの失敗”を作る「行動パターン」を見つける
自分がいるチームを観察して見つける(パターンランゲージ)
書籍で出している例(リアル)
① 「ゼロリスク」が優先度判断を狂わせる失敗
── 「システム障害を起因とした内部品質の軽視による間違った失敗」──
── 「見積もりの不確実性へのご認識による間違った失敗」──
② 人を増やせば早くなるという間違った予算投入の失敗
③ 「捨てられない」失敗 ── ソフトウェアの蓄積コストと運用を忘れない ──
1. 「隠された失敗」から「透明性のある失敗」へ
i. 課題は時間が経過すればするほど複雑化して膨張していく
ii. エンジニアは説明責任を果たすことで透明性を作っていく
2. 「繰り返される失敗」から「学べる失敗」へ
i. 障害の再発防止策から逃げない〜ポストモーテムを最大限活用する〜
ii. 仮説は検証して初めて学びになる(学習せず仮説を量産しても意味がない)
3. 「低リスクなムダな失敗」から「リスクを取った学べる失敗」へ
i. 小さく作ればよいというものじゃない(小さく失敗のアンチテーゼ)
ii. 工数や難易度でMVPをスライスしない
間違った失敗を3つに分類して「正しい失敗」へ
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1. 「隠された失敗」から「透明性のある失敗」へ
i. 課題は時間が経過すればするほど複雑化して膨張していく
ii. エンジニアは説明責任を果たすことで透明性を作っていく
2. 「繰り返される失敗」から「学べる失敗」へ
i. 障害の再発防止策から逃げない〜ポストモーテムを最大限活用する〜
ii. 仮説は検証して初めて学びになる(学習せず仮説を量産しても意味がない)
3. 「低リスクなムダな失敗」から「リスクを取った学べる失敗」へ
i. 小さく作ればよいというものじゃない(小さく失敗のアンチテーゼ)
ii. 工数や難易度でMVPをスライスしない
間違った失敗を3つに分類して「正しい失敗」へ
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課題は時間経過とともに複雑化して膨張する
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失敗は隠されがち
1. 課題が隠されると超大作の失敗になりがち
a. 期日の1日前に「1ヶ月間後ろ倒しになります」
b. できあがったものが想定と違う(途中報告がほぼなし)
c. 課題の認識合わせをせずに結合して根本から作り直し。3ヶ月間後ろ倒し
2. 若手PdMの成果報告
a. 良い結果のみを力を込めて資料作成の報告・可視化してしまう
b. 施策のスケールがどんどん小さくなる(スケールがでかい=失敗確率UP)
これらを隠さず、透明性を上げる方法は本書にて
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透明性のある失敗へ
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“ Only by redefining failure will we unleash progress,
creativity and resilience.”
人は失敗を再定義することでのみ、「進歩」と「クリエイティビティ」「レ
ジリエンス」を解き放つことができる
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競争優位性が高くなる昨今、
成功と失敗の学習からスピード感の獲得が必須。
失敗から学ぶ体力(レジリエンス)を身に着け、
転びながら進んでいくのが一番手っ取り早い。
失敗とリカバリーのエンジニアリング
が必要。
「正しい失敗」はなぜ必要か