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© 2024 LayerX Inc. ⼩さな勉強会の始め⽅、広げ⽅、 あるいは友達の作り⽅ あらたま @ YAPC::Hakodate 2024 前夜祭

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© 2024 LayerX Inc. 2 株式会社LayerX バクラク事業部 EM(エンジニアリングマネージャー) 📝YAPCがきっかけで、新卒でDeNAに就職。ソフトウェアエ ンジニア‧CTOとしてキャリアを積んだのち、2023年より現 職。コミュニティ「EMゆるミートアップ」主宰。 🌏 YAPC::Asia Tokyo ボランティアスタッフ(2012~) 󰏦 YAPC::Japan⽴ち上げ(2016~) 🏆 YAPC::Kyoto 2023 ベストスピーカー賞 🤝 EMConf JP 2025 主催(スタッフ募集中!) 新多真琴(あらたま) @ar_tama ⾃⼰紹介

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3 © LayerX Inc. LayerXは「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに掲げ、 法⼈⽀出管理サービス「バクラク」や企業内業務のデジタル化を⽀援するサービスを提供しています。 事業紹介 バクラク事業 企業活動のインフラとなる法⼈⽀ 出管理(BSM)SaaSを開発‧提供 Fintech事業 ソフトウェアを駆使したアセットマネジ メント‧証券事業を合弁会社にて展開 AI‧LLM事業 ⽂書処理を中⼼とした、LLMの活⽤によ るプロセスのリデザイン

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© 2024 LayerX Inc. 4 主催のJPAとスタッフの皆さんの「やっていき」 + 今⽇ここに集まった私や皆さんの「のっていき」 まずは感謝から

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© 2024 LayerX Inc. 5 いくつかのコミュニティの運営事例とFAQ、 あるいはYAPCというお祭りの楽しみ⽅についてお話しします! ネタバレ:ほんのちょっとの勇気を持って、全てに能動的に関わっていくこと 今⽇お話しすること

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© 2024 LayerX Inc. 6 - 若⼿(主に新卒1~3年⽬)が発表の経験を積んだり交流したりする場として ⽴ち上がった場の運営を、先輩たちから引き継ぎ - &更に次の若⼿へと引き継いだ(のち、解散!おつかれさまでした) 事例: 若⼿Webエンジニア交流会(のっていき→やっていき)

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© 2024 LayerX Inc. 7 - JPA代表理事に誘われて、2016年(リブート)〜2018年コアスタッフを担当 - Hokkaido, Osaka, Fukuoka, Okinawa - 代表理事交代に伴い、引き継ぎ 事例: YAPC::Japan(のっていき→やっていき)

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© 2024 LayerX Inc. 8 - 勉強会(スクラムフェス神奈川)参加者4⼈で焼⾁を⾷べながら… - 「スタートアップでアジャイル‧スクラムを実践するにあたって、どこも試 ⾏錯誤していそうだけど、語れる場がないね」「ないなら作っちゃう?」 事例: Startup in Agile(やっていき)

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© 2024 LayerX Inc. 9 - EM実践者の仲間が欲しくて、軽い気持ちでSNSにポスト - 同様に場を求めている⼈が思いの外多いことを知り、⽴ち上げ - 最初の数回はクローズドにオンラインで、今はconnpassで公開イベント化 - 途中で運営メンバーを参加者から募り、現在は4⼈体制 事例: EMゆるミートアップ(やっていき)

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© 2024 LayerX Inc. 10 A:「やっていき」を宣⾔しよう Q: 勉強会ってどうやったら始められるの?

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© 2024 LayerX Inc. 11 A: まずは最初の「のっていき」⼈材を探そう - 事実:環境は違えど、似たような興味や悩みを持つ仲間は実は結構いる - 例えば、まずは飲み会‧お茶会の幹事をやってみる - 30⼈集めるよりは4⼈集めるほうが楽 - 職場で声をかけてみるのも◎ - その相⼿は今⽇この場で探してもいいし、SNSで呼びかけてもいい - これだけ⼈がたくさんいれば、⼀⼈くらいはマブダチになれる - …とまずは思うのが⼤事 Q: 本当に⼈が来てくれるの?

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© 2024 LayerX Inc. 12 A: 話しかけよう、話しかけられよう - まずは1⼈だけでいいから話しかけよう - 輪に⼊るのは⼤変でも、1⼈同⼠なら⽐較的話しかけやすい - 今⽇から使えるマル秘テク - スタッフ‧スピーカーに「こんな⼈と話してみたい」と唱える - 話しかけるのが苦⼿なら、話しかけてもらう材料を増やすのも⼿ - 同好の⼠なら分かるTシャツを着る - ボランティアスタッフをやる‧登壇する Q: 「のっていき⼈材」はどうやって探したらいいの?

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© 2024 LayerX Inc. 13 A: ⼤丈夫、今はまだその時ではないだけ - 興味のある⼈‧トピックと出会えるまで、好奇⼼を持って探し続けよう - その場にずっといる必要も、無理して発話する必要もない - OSTでは「蜂」「蝶」が役割として定義されている - 他集団のトピックを媒介する⼈、どの集団にも属さない⼈ - 「パックマンルール」で新しい⼈を迎えよう - 何の気なしに参加した会話から⼈⽣が変わることもあるから⾯⽩い Q: 「こんな⼈と話したい」、特に思いつかないな…

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© 2024 LayerX Inc. 14 A: ⾃分が誰かの「のっていき」⼈材になる、という選択肢 - 誰かの思いに「のっていき」することはとっても⼤事なこと! - 「やっていき」と「のっていき」は循環する - 参加も⽴派な「のっていき」の形 - スピーカーはたいてい発表に対する反応を求めている - どんどんFB‧質問して学びを循環させよう - 受動的に参加しているだけなんてもったいない - あなたは今⽇、なんのためにここに来たのか?に答えがあるかも Q: 勉強会には興味あるけど、強い気持ちはないのよね

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© 2024 LayerX Inc. 15 A: 安⼼してください、私もです Q: 元来コミュニケーションが得意ではなく… こんなに⼤バズすると思わなかった

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© 2024 LayerX Inc. 16 A: 安⼼してください、私もです - 交流‧対話したい気持ちとコミュニケーション能⼒への不安は共存する - HPあるいはMPが必要(必要量は気質に依存する) - まずは気⼒と体⼒を養おう - 「コミュニケーションを楽しむ⾃分」を実装してみよう - 疲れたらそっとログアウトして回復を待とう - 気⼼知れた相⼿と、お互いのセーブポイントになろう Q: 元来コミュニケーションが得意ではなく…

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© 2024 LayerX Inc. 17 A: 飽きたらやめたっていい。続けなきゃだめってことはない - 飽きるということは、興味が別に移ったということ - ⾃分の興味を観察して、前ほど強い気持ちを持てないならやめる - もしかしたら、引き継いでくれる⼈が現れるかも - 迷うなら、「とりあえず3回やってみて考える」 Q: ⽴ち上げたはいいけど、続けられるか不安…

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© 2024 LayerX Inc. 18 - 勉強会を始めるにあたって必要なもの - ちょっとした「やっていき」の⼼と、「のっていき」⼈材 - 「やっていき」も「のっていき」も、少しの勇気で育まれる - 今⽇この後‧明⽇のロビーや懇親会で、ちょっとだけ勇気を出して誰か に声をかけてみよう - いつでもやめられると分かれば、始めることへの怖さも多少は減るはず - 何より同じ興味を持つ仲間が増えることは、あなたの⼈⽣をより豊かにする - Enjoy!! まとめ