Slide 1

Slide 1 text

ブログ執筆依頼するときに アウトプットによるメリット を考えたはなし あまり活動的でなかったテックブログをそえて

Slide 2

Slide 2 text

話者 大西泰司 プレセナストラテジックパートナーズ株式会社 2月で入社3年目 自称ソフトウェアエンジニア(フルスタック的に 横断しているがいかんせん浅い) 前職までAndroid Engineerとしてモバイルアプリ 開発に従事 01 02 03

Slide 3

Slide 3 text

アジェンダ 弊社の状況 ブログを書く報酬について 01 02 03 ブログを書くハードルについて

Slide 4

Slide 4 text

テックブログ どないでっしゃろ

Slide 5

Slide 5 text

弊社 状況 社内ブログ執筆数 固定数人 ※5~6記事 / 年 社外ブログ執筆数 固定数人 3~4記事 / 年 エンジニアは20人弱 社内ブログと社外ブログがある 起源は2020年くらいから 社外ブログを書くとインセンテ ィブがある

Slide 6

Slide 6 text

社内ブログを書く会を開始 きっかけは技術顧問と「採用チャネルとしてのテッ クブログについて」会話した際、「社内交流として 社内ブログを使うのは良いかも?」ということから まずは内圧を高めるところから「社内ブログを書こ う」と募集し、有志で7名が集まった。 リレー形式で週一で投稿する期間を設けた。 ブログリレーを合計2周行ない、社内外記事あわせ 約15件を執筆できた。 継続の声も多いので3回目も行う予定 01 02 03

Slide 7

Slide 7 text

あわよくば執筆の輪 を広げたい リレーをしているのは 良いが、募集をしたと てメンバーは固定化さ れがち 「ブログ記事を書く」 にはハードルがいろい ろあり、超えられる人 とそうでない人がいる ハードルを明確にして なんとか解決しよう

Slide 8

Slide 8 text

アジェンダ 弊社の状況 ブログを書く報酬について 01 02 03 ブログを書くハードルについて

Slide 9

Slide 9 text

01 感情 02 動機 03 ネタ 04 技術 05 組織 06 社会 01 「ブログにするほど価値があるのか?もっと詳しい人 が書くべきだ」といった自己評価の低さ 「間違った情報を発信して批判されるのでは?」とい う不安・失敗への恐れ 02 書く目的が曖昧、行為自体の喜び楽しさといった報 酬、ほか短期・長期的なリターンがないとやる気が出 ない 03 誰に向けて何を書けばいいか分からない。何が記事 のネタになるのかすらわからない 04 わかりやすくかく文章力や表現力に自信がない。構 成のが難しい。何からどう書いていいかわからな い。推敲や自己レビューもうまくできるか。 。 。 05 目標や目的の不明確さ、サポート体制の不足、文化 としての定着不足、制度の不足 06 他者(他のブログや執筆者と比較)と他者の目(読 者が記事をどう評価するか、PV数など記事の価値指 標)を気にする AI AI AI Generated Generated Generated 7つの ハードル 07 時間 07 そもそも調査や実装、執筆に割ける時間がない

Slide 10

Slide 10 text

02 動機について フォーカス・アプローチ すぐどうにかなりそうなもの 感情:寄り添う ネタ:一緒に考える 技術:レビューする、ペアプロする どうにもならなさそうなもの 組織・社会・時間 よって「動機」についてアプローチするのがよさそ う。(もちろん全部後付けの理由ですよ)

Slide 11

Slide 11 text

アジェンダ 弊社の状況 ブログを書く報酬について 01 02 03 ブログを書くハードルについて

Slide 12

Slide 12 text

ブログを書く動機・報酬 金! 評価制度への反映、KPI貢献 記事のPV数・知名度向上 読者の反応やフィードバック コミュニティとのつながり でもやっぱり記事を書いた達成感や成長を実感すること なんじゃないかな(真顔)

Slide 13

Slide 13 text

アウトプットによる学習 はなんとなく良いと巷では言われている。 いろんな書籍・記事や文章もある。 ここではアウトプットによる学習と成長の繋がりを ”科学的に”説明することを試みる あ、マサカリやめてください、””で囲えば良いと聞いています

Slide 14

Slide 14 text

「想起」と 「再言語化」 アクティブすぎる ラーニング による学習 参考書籍:最短の時間で最大の成果を 手に入れる 超効率勉強法 メンタリストDaiGo (著) ポイントは… 必要なのは… ※読み始めたのは学習が生命線であるソフトウェアエンジニアに学習効率は欠かせない よなと思ったからですが、べつにソフトウェアエンジニアに限らないよなと思いました

Slide 15

Slide 15 text

想起 読んで字のごとく、思い出すこと 大事なのは、忘れかけた頃に思い出すことらしい 読んだ本が思い出せないってよくありませんか? それは忘れて当然で負荷がかかっておらず、覚えようとしてないからですね 英単語とか古文単語の小テストでやるあれなんだっけ?っていうやつ 記憶の定着にはアレ、つまり想起をやることが大事

Slide 16

Slide 16 text

再言語化 自分の言葉で説明してみること とくに人に教えるのが大事、よく言われるやつですね ちなみに「教えるつもり」で勉強したり、相手が人じゃなくても良い ゴム製アヒルに現状を説明しているうちにバグが治る「ラバーダッキング」 はみなさんご存知だと思います 再言語化することで、理解の促進がなされると考えられます

Slide 17

Slide 17 text

つまり 自分の学んだことを「想起」 して人に教えるように「再言 語化」することって、それっ て「ブログ記事を書く」って ことじゃん? ブログ記事執筆を依頼すると 言うことは、相手の記憶定着 と理解促進をして成長しても らう、それってもはや育成じ ゃん?みんなHappyじゃん? じゃん?

Slide 18

Slide 18 text

まとめ 社内交流のために過疎化していた社内ブログをリレ ー形式で始めた ブログを書くハードルはいっぱいあり、皆さん困っ ているし、巷には記事がたくさんある 記事執筆依頼する際に、執筆動機の一つとして成長 と育成という観点が使えるかも 本自体は他にもいろんなテクニックやTIPSがあって オススメです 好きなTIPSは「自然の中で学習をする」です

Slide 19

Slide 19 text

Thank you for listening