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Property-Based Testing
in
Rust
@matsu7874
2020/06/30 Shinjuku.rs
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自己紹介
matsu7874
● フォルシア株式会社
○ Webエンジニア
○ インメモリデータベース開発(Rust)
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目次
● 課題
● Property-Based Testingとは
● サンプルプログラム
● QuickCheck
● Proptest
● まとめ
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課題
● テストコードのメンテナンスが高コスト
● テスト用のオブジェクト作成が面倒
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Property-Based Testingとは
● 満たすべき性質に注目して検証するテスト手法
○ 例
■ vec == reverse(reverse(vec))
■ add(a, b) == add(b, a)
● 多くの入力を自動生成し、それぞれの入力で仕様が
満たされていることを確認する。
● 入力と期待する出力の組を与えるのは、
Example-Based Testing。
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サンプルプログラム
● 荷物を検索するプログラムを考える。
○ 荷物
○ クエリ
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荷物を表す構造体
サンプルプログラム
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荷物のパラメータを検証するメソッド
サンプルプログラム
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初期値・境界値のテスト
サンプルプログラム
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検索クエリを表す構造体
サンプルプログラム
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荷物を適合判定するメソッド
サンプルプログラム
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荷物の集合から検索する関数
サンプルプログラム
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QuickCheck
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QuickCheckは古参
QuickCheck
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QuickCheckは型から自動生成
● HaskellのQuickCheckのRust移植版
● 型情報から入力値を生成する
○ Arbitrary Trait
■ 標準的な型には実装済み
● usize, Vec, Stringなど
■ 独自定義の型にはTraitの実装が必要
QuickCheck
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自動生成するための Arbitrary Trait
QuickCheck
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QuickCheckを使ったテスト
QuickCheck
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Proptest
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Proptestは後発
Proptest
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Proptestは値の範囲指定ができる
● Hypothesis inspired
● 型に加えて値の範囲が指定できる
● 入力に依存関係があるケースも定義できる
Proptest
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Proptestを使ったテスト
Proptest
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Proptestは
QuickCheckの上位互換ではない
Proptest
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まとめ
● Property-Based Testing
○ 性質に注目するテスト手法
○ 大量の入力を自動生成して検証する
● QuickCheck
○ 型から入力を自動生成
○ 一般的なアルゴリズムの検証に使いやすい
● Proptest
○ QuickCheckより高機能
■ 入力の依存関係が定義できる
○ ドメイン固有のロジックに使いやすい