スコープ3無料ガイドブック
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〜Creating a better life for people living on the earth tomorrow〜
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=SCOPE1 =SCOPE2 =SCOPE3 サプライチェーン排出量 イメージ図 購⼊(上流) 販売(下流) 出典(環境省/経済産業省)
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環境省『サプライチェーン排出量算定の考え⽅』 算定対象範囲の設定
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Confidential Confidential 排出原単位データベースの種類と特徴 データ名 主な対応項⽬ 特徴 ①算定・報告・公表制度の排出係数データ(SHK) スコープ1.2 主に燃料系の単位が整備 ②電気事業者別排出係数 スコープ2 各電⼒会社が毎年発表している電気の単位の整備 ③サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の 算定のための排出原単位データベース(SC-DB) スコープ3 社会に存在する財やサービスを400種類でまとめた産業 連関表データ等が整備。精度は⾼くないが概算の把握に 最適、主に⾦額ベースのデータが記載。 ④LCIデータベースIDEA スコープ1.2.3 ライフサイクルの各段階で投⼊した資源(インプット) と排出物(アウトプット)詳細に把握し、収集、集計し た積み上げ法に基づいた単位。製品、サービス、燃料の 幅広い単位が整備されており、⾮常に⾼精度なデータ。
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Confidential Confidential Confidential 出典(環境省/経済産業省)
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Confidential Confidential ※イメージ図 購⼊・取得した全ての製品 及びサービスの 資源採取段階から製造段階までの排出 カテゴリ1【購⼊した製品・サービス】 (算定対象範囲) スコープ3 カテゴリ1算定対象範囲 資 源 採 取 段 階 Confidential
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Confidential Confidential Confidential 資源採取段階から 製造段階までの排出量を、 サプライヤーごとに把握し 積み上げて計算 ⾦額や重量データに 排出原単位をかけて計算 カテゴリ1【購⼊した製品・サービス】 (算定⽅法) スコープ3 基本 現実的 Confidential
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Confidential Confidential Confidential スコープ3 (集める活動量) 取得難度:⾼ 取得難度:低 ②購⼊した製品の重量データ カテゴリ1【購⼊した製品・サービス】 ①購⼊した製品・サービスの ⾦額データ ③資源採取段階から製造段階までの排出量デー タ(1次データ)をサプライヤーから⼊⼿ 多くの企 業で採⽤ 多くの企 業で採⽤ Confidential (算定精度) (算定精度)
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Confidential Confidential Confidential カテゴリ1【購⼊した製品・サービス】 (計算式) スコープ3 購⼊した製品・サービス の⾦額(量) 購⼊した製品・サー ビス毎の排出原単位 ※環境省DB(SC-DB) LCIデータベースIDEA Confidential
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Confidential Confidential 環境省DB 例 製品・サービスにおいて 403種類の排出原単位がある ※社会にある財・サービスを網羅している (産業連関表)
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Confidential Confidential 【購⼊品例】 タイヤを購⼊したら タイヤの単位を設定 排出原単位の設定
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Confidential スコープ3 (排出原単位の設定⽅法) 【⽣産者価格ベース】 ⽣産者が出荷する段階での販売価 格。算定事業者が⽣産者から直接 購⼊する場合に使⽤する。 【購⼊者価格ベース】 消費者が購⼊する段階での流通 コストを含んだ価格。算定事業 者が商社/⼩売等を介して購⼊ する場合に使⽤する 排出原単位データベース(SC-DB) 購⼊者価 格ベース ⽣産者価 格ベース Confidential カテゴリ1【購⼊した製品・サービス】
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Confidential 産業連関表の排出原単位設定の補助資料① 資料ダウンロードはこちら→https://www.soumu.go.jp/main_content/000445536.pdf ①【部⾨別概念・定義・範囲】資料の品⽬例⽰から参照し、設定する⽅法がある 排出原単位の設定
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Confidential ※資料ダウンロードはこちら→https://www.cger.nies.go.jp/publications/report/d031/jpn/page/document_file.htm ②【環境負荷原単位と品⽬別国内⽣産額 との対応表(2005年度版)】のエクセル の列「品⽬名」でキーワード検索をし、単位を設定する⽅法もある 1. 「液晶テレビ」をエクセルの品⽬名でキーワード検索 2.検索結果の列「列部⾨名」 の「ラジオ・テレビ受信機」の列に液晶テレビとでてくる 3.「ラジオ・テレビ受信機」の排出原単位を使⽤する 「液晶テレビ」 と検索すると 検索結果 ※例えば液晶テレビを買った場合 産業連関表の排出原単位設定の補助資料② 排出原単位の設定
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Confidential Confidential Confidential カテゴリ1【購⼊した製品・サービス】 省⼒化の判断基準 例 スコープ3 環境省『サプライチェーン排出量における良くある質問と回答集』 2023年3⽉改訂 Confidential
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出典(環境省/経済産業省)
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⾃社が購⼊した資本財の建設、 製造及び輸送からの排出 (算定対象範囲) スコープ3 カテゴリ2 【資本財】 ※資本財とは、⻑期間の耐⽤期間を持ち、製品製造、サービス提供あるいは商品の販売・ 保管・輸 送等を⾏うために事業者が使⽤する最終製品であり、財務会計上、固定資産として扱われるもの。 資本財の例には、設備、機器、建物、施設、⾞両等が挙げられる。 複数年にわたり建設・製造されている場合には、建設・製造が終了した最終年に計上する。
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Confidential 環境省『サプライチェーン排出量における良くある質問と回答集』 ■無形資産 ・ソフトウェア ・鉱物探査 ・プラントエンジニアリング も含む ソフトウェアも対象
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Confidential Confidential Confidential サプライヤーから資本財のスコープ 1・2排出量、原材料の重量、 輸送距 離、廃棄物の重量等を把握し、項⽬別 に積み上げて計算 資本財の⾦額、重量データから計算 (算定⽅法) スコープ3 カテゴリ2 【資本財】 基本 現実的 Confidential
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Confidential Confidential Confidential スコープ3 (集める活動量) ②購⼊した資本財の重量データ ①購⼊した資本財の⾦額データ ③サプライヤーから資本財のスコープ1・2排出量、原材料の 重量、 輸送距離、廃棄物の重量データ カテゴリ2 【資本財】 取得難度:低 取得難度:⾼ 今回の算 定で採⽤ Confidential
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Confidential Confidential Confidential (計算式) 排出原単位 スコープ3 カテゴリ2 【資本財】 資本財の⾦額 ※排出原単位データベース(SC-DB) LCIデータベースIDEA Confidential
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Confidential Confidential Confidential 例えば半導体素⼦・集積回路の 会社が資本財として乗⽤⾞を営 業⾞として購⼊した場合、使⽤ する単位は⾚字の単位 (留意事項) 資本財の単位は資本 財の種類ではなく算 定事業者の業種と合 致するものを選ぶ スコープ3 カテゴリ2 【資本財】 排出原単位データベースver3.1(SC-DB)参照 Confidential 環境省 『サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出等算定に関する基本ガイドラインver2.5』
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Confidential Confidential Confidential (計算例) スコープ3 カテゴリ2 【資本財】 ⾃動⾞販売会社(主に乗⽤⾞)が年間10億円の資本財を購⼊した場合(主に産業⽤機械) 1,000百万円 × 3.28 t-CO2/百万円 = 3,280 t-CO2 活動量 乗⽤⾞販売会社 の排出原単位 CO2排出量 排出原単位データベースver3.1(SC-DB) Confidential
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出典(環境省/経済産業省)
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調達している燃料の資源採取、輸送などの上流側の排出 電気・熱の製造過程における上流側の排出 (算定対象範囲) スコープ3 カテゴリ3 【スコープ1,2に含まれない燃料およびエネルギー活動】
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(カテゴリ3の範囲とスコープ1、2の範囲) スコープ3 カテゴリ3 【スコープ1,2に含まれない燃料およびエネルギー活動】 環境省2020.12『サプライチェーン排出量算定に関する説明会 Scope3 〜算定編〜』 採掘・選炭 輸送 使⽤(燃焼) 輸送 発電(燃 焼) 送電 使⽤ 採掘・選炭 ※例.⽯炭 ※例.電気
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スコープ3 カテゴリ3 【スコープ1,2に含まれない燃料およびエネルギー活動】 (計算式) 各燃料毎の 排出原単位 スコープ1で収集した 燃料の使⽤量 燃料の場合 ※ LCIデータベースIDEA
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(計算式) ①電源の種類を特定していない契約 スコープ3 カテゴリ3 【スコープ1,2に含まれない燃料およびエネルギー活動】 全電源平均の排出原単位 スコープ2で収集した 電気使⽤量 電気の場合 電源の種類別排出原単位 電源の種類別電気使 ⽤量 ※排出原単位データベース(SC-DB) ※ LCIデータベースIDEA ②電源の種類を特定した契約 現実的
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熱〔①産業⽤蒸気、②冷⽔/温⽔〕の場合 (計算式) スコープ3 カテゴリ3 【スコープ1,2に含まれない燃料およびエネルギー活動】 排出原単位 スコープ2で収集した 熱の使⽤量 ※排出原単位データベース(SC-DB) LCIデータベースIDEA
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(計算例) スコープ3 カテゴリ3 【スコープ1,2に含まれない燃料およびエネルギー活動】 電⼒会社から100 MWhの電気を購⼊している場合 100 MWh × 0.0682 t-CO2/MWh = 6.82 t-CO2 活動量 上流の電気の 排出原単位 ※排出原単位データベースver3.1 (SC-DB) CO2排出量 100 MWh × 0.470 t-CO2/MWh = 47.0 t-CO2 活動量 電気の使⽤における 排出係数 SCOPE2の CO2排出量 (参考) スコープ2 の排出量 原単位が 異なる カテゴリ3 の排出量 ※ R3.1.7 電気事業者別排出係数(代替値)
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Confidential Confidential Confidential 出典(環境省/経済産業省)
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Confidential Confidential Confidential カテゴリ4・9 【輸送配送(上流・下流)】 カテゴリ4=購⼊した製品・サービスの1次サプライヤーから⾃社への物流 からの排出(輸送・荷役・保管) カテゴリ9=販売した製品の最終消費者までの物流からの排出 (輸送・荷役・保管・販売) ※出荷物流でも⾃社が費⽤負担しているものはカテゴリ4に計上 (算定対象範囲) スコープ3 調達物流 出荷物流 Confidential
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Confidential Confidential Confidential 【燃料法】 (計算式) スコープ3 カテゴリ4・9 【輸送配送(上流・下流)】 輸送トンキロ×トンキロ あたりの燃料使⽤量 【トンキロ法】 輸送 の場合 輸送距離/燃費 燃料使⽤量 排出原単位 【燃費法】 排出原単位 排出原単位 Confidential
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Confidential Confidential Confidential 輸送重量のみ、もしくは輸 送重量と輸送距離を把握し 輸送シナリオを設定し計算。 (算定⽅法)※トンキロ法の場合 スコープ3 基本 現実的 カテゴリ4・9 【輸送配送(上流・下流)】 輸送重量、輸送距離、輸送条 件(使⽤した⾞種、積載率) を正確に把握し計算。 Confidential
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Confidential Confidential Confidential スコープ3 (集める活動量) ①購⼊した製品の⾦額、輸送費データ ③輸送重量データ、距離デ ータ ④輸送重量、輸送距離、⾞種、積載率データ カテゴリ4・9 【輸送配送(上流・下流)】 取得難度:低 取得難度:⾼ ②輸送重量データ 多くの企 業で採⽤ 多くの企 業で採⽤ Confidential
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Confidential Confidential Confidential スコープ3 カテゴリ4・9 【輸送配送(上流・下流)】 (計算式) 輸送トンキロ(輸送 重量✖輸送距離) 輸送条件(シナリオ)に 応じた排出原単位 例 5tの産業機械を100kmかけてトラック(10tトラック積載率62%)で運んだ場合 5t×100 km =500 トンキロ 500トンキロ × 0.00013t-CO2/トンキロ ( 10tトラック積載率62%の排出原単位) Confidential
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Confidential Confidential Confidential カテゴリ4・9 (輸送シナリオについて) スコープ3 ※CFP-PCR 策定のための分野別ガイド “⼯業製品(⾷料品以外)” ※CFP-PCR 策定のための分野別ガイドのシナリオを活⽤ ・海外の海上輸送距離は『エコリーフ環境ラベルプログラム 国・地域間距 離データベース』を活⽤可能 【輸送⼿段のシナリオ】 【輸送距離のシナリオ】 Confidential 資料ダウンロードはこちら→https://www.cfp-japan.jp/common/data_news/000503/1340609545.pdf
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Confidential Confidential Confidential カテゴリ4・9 【輸送配送(上流・下流)】 荷役・保管・販売の場合 スコープ3 燃料(電⼒)使⽤量 排出原単位 (計算式) ※ただし、物流センターや荷捌き場のような短時間で荷物が通過していく通過型物流拠点(トランスフ ァーセンター)や流通加⼯を含む物流センターでの荷役、保管は算定対象外としてよい。 Confidential
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Confidential Confidential 出典(環境省/経済産業省)
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Confidential Confidential (算定対象範囲) スコープ3 カテゴリ5 【事業活動からでる廃棄物】 カテゴリ5 ⾃社の事業活動から発⽣する廃棄物(有価・無償のものは除く)の ⾃社以外での廃棄と処理にかかる排出。※廃棄物輸送は任意 Confidential
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Confidential Confidential (カテゴリ5の対象活動) スコープ3 カテゴリ5 【事業活動からでる廃棄物】 ①事業からでる産業廃棄物 ②事業からでる⼀般廃棄物 ⼯場からでる廃油等※ マニフェストデータが有効的 オフィスからでる 紙ごみ等 Confidential
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Confidential Confidential 廃棄物の処理、リサイクルの実態を把 握し廃棄物種類、処理⽅法(焼却・埋 め⽴て・リサイクル)別に、排出原単 位を⽤いて計算 廃棄物費⽤、廃棄物重量、 廃棄物種類から、排出原単位を⽤ いて計算 (算定⽅法) スコープ3 カテゴリ5 【事業活動からでる廃棄物】 基本 現実的 Confidential
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Confidential Confidential スコープ3 カテゴリ5【事業活動からでる廃棄物】 ④廃棄物重量&廃棄物種類&処理⽅法 ③廃棄物重量&廃棄物種類 ②廃棄物重量 ①廃棄処理費⽤ 取得難度:低 取得難度:⾼ (集める活動量) 多くの企 業で採⽤ Confidential
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Confidential Confidential (計算式) 廃棄物種類毎の 排出原単位 カテゴリ5 【事業活動からでる廃棄物】 スコープ3 廃棄物種類毎の重量 ※排出原単位データベース(SC-DB) LCIデータベースIDEA Confidential
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Confidential Confidential スコープ3 (計算例) カテゴリ5 【事業活動からでる廃棄物】 廃棄物として⾦属くず100t、廃プラスチック200tが発⽣した場合 廃棄物種類 廃棄物発⽣量 排出原単位 排出量 数値 単位 数値 単位 出典 数値 単位 ①⾦属くず 100 t 0.0015 t-CO2 /t SC-DB 0.15 t-CO2 ②廃プラスチック 200 t 0.7927 t-CO2 /t SC-DB 158.54 t-CO2 ⾦属くずの排出原単位 廃プラスチックの排出原単位 ※廃棄物輸送は除く 処理⽅法不明 Confidential
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出典(環境省/経済産業省)
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(算定対象範囲) スコープ3 カテゴリ6 【出張】 カテゴリ7【雇⽤者の通勤】 カテゴリ6 従業員の出張等、業務における従業員の移動の際に使⽤する 交通機関からの排出 カテゴリ7 従業員の通勤時に使⽤する交通機関からの排出
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スコープ3 カテゴリ6 【出張】 カテゴリ7【雇⽤者の通勤】 (任意算定) ①従業員の出張先の宿泊施設での排出 ②出張、通勤に使⽤する⾞両等の製造 に伴うライフサイクル排出
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カテゴリ7【雇⽤者の通勤】 カテゴリ6 【出張】 スコープ3 各交通機関による移動距離、 または 移動のために消費された燃料を把握 し計算 移動⼿段別交通費⽀給額や従業員数 等から計算 (算定⽅法)※交通機関からの排出 基本 現実的
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スコープ3 (集める活動量) ①従業員数、出張⼈数、⽇数 ②移動⼿段別の交通 費⽀給⾦額 カテゴリ7【雇⽤者の通勤】 カテゴリ6 【出張】 ③各交通機関による移動距離、消費された燃料量 取得難度:低 取得難度:⾼ 多くの企 業で採⽤
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Confidential Confidential (計算式) 移動⼿段別の 排出原単位 カテゴリ7【雇⽤者の通勤】 カテゴリ6 【出張】 スコープ3 移動⼿段別交通費の ⽀給⾦額 ※排出原単位データベース(SC-DB) Confidential
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Confidential Confidential (計算例) カテゴリ7【雇⽤者の通勤】 カテゴリ6 【出張】 スコープ3 従業員に交通費1千万円を⽀給した場合(鉄道費500万円、バス交通費500万円) 廃棄物処理 移動⼿段別交通費 移動⼿段別排出原単位 排出量 数値 単位 数値 単位 出典 数値 単位 ①鉄道費 5 百万円 1.85 t-CO2 /百万円 SC-DB 9.25 t-CO2 ②バス通勤費 5 百万円 4.71 t-CO2 /百万円 SC-DB 23.55 t-CO2 旅客鉄道の排出原単位 バスの排出原単位 Confidential
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Confidential Confidential スコープ3 カテゴリ6 【出張】 カテゴリ7【雇⽤者の通勤】 (任意算定) ・テレワークによる排出も カテゴリ7に含むことが できる Confidential
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Confidential Confidential カテゴリ7【雇⽤者の通勤】 カテゴリ6 【出張】 スコープ3 テレワーク時の燃料使⽤量、電気使 ⽤量を把握し計算 (算定⽅法)※テレワークについて 基本 (計算式) テレワーク時の燃 料・電⼒使⽤量 排出原単位 ※算定・報告・公表制度の排出係数データ 電気事業者別排出係数 Confidential
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出典(環境省/経済産業省)
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カテゴリ8 ⾃社が借り⼿のリース資産の操業に伴う排出 カテゴリ13 ⾃社が貸し⼿のリース資産の運⽤に伴う排出 (算定対象範囲) スコープ3 カテゴリ13【リース資産(下流)】 カテゴリ8 【リース資産(上流)】 ⾃社のスコープ1.2に含 めているものは対象外 ⾃社のカテゴリ11(販売し た製品の使⽤)に含めてい るものは基本的には対象外 リース資産の年間 の燃料、エネルギ ー使⽤からの排出 が対象
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スコープ3 (算定⽅法) 基本 現実的 カテゴリ13【リース資産(下流)】 カテゴリ8 【リース資産(上流)】 リース資産ごとにエネルギー種別 消費割合、消費量を把握し計算 リース資産ごとのエネルギー消費量 のみ、もしくはリース資産の延床⾯ 積等規模を表す指標から計算
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(カテゴリ8で該当するリース資産の例) カテゴリ13【リース資産(下流)】 カテゴリ8 【リース資産(上流)】 スコープ3 ⾃社で借りている倉庫等が該当する ※⾃社で電気を購⼊していない=⾃社のスコープ1、2に含めていない
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(計算式) カテゴリ13【リース資産(下流)】 カテゴリ8 【リース資産(上流)】 スコープ3 排出原単位 リース資産の エネルギー消費量 (建築物の場合) 賃借している建築物の床⾯積 ✖ 排出原単位 ※排出原単位データベース(SC-DB) 算定・報告・公表制度の排出係数データ 電気事業者別排出係数
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Confidential Confidential 出典(環境省/経済産業省)
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Confidential Confidential ⾃社で製造した中間製品が ⾃社の下流側の事業者において 加⼯される際に発⽣する排出 (算定対象範囲) スコープ3 カテゴリ10 【販売した製品の加⼯】 中間製品とは ⾞のエンジンを販売 ⾃社 他社 エンジンを⾞に搭載し販売 最終消費者 (中間製品) (最終製品) カテゴリ10は中間製 品が他社で加⼯される 際の燃料、エネルギー 使⽤による排出が対象 エンジン製造は スコープ1、2の範囲 エンジンの加⼯は カテゴリ10の範囲 エンジンの使⽤は カテゴリ11の範囲 最終消費者が使⽤する前 に更なる加⼯、組み⽴て 等が必要になる製品 Confidential
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Confidential Confidential (計算式) 加⼯時のエネルギー、燃料 使⽤あたりの排出原単位 スコープ3 カテゴリ10 【販売した製品の加⼯】 中間製品の販売量✖1台 あたりの加⼯時のエネル ギー、燃料使⽤量 ※算定・報告・公表制度の排出係数データ 電気事業者別排出係数 (加⼯時の総エネルギー使⽤量) Confidential
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・⼗分な根拠の上、販売した中間製品がどの最終製品に加⼯されているか 把握できない場合 ・下流において様々な⽤途を持ち、それぞれの⽤途でGHG排出の傾向が 異なり、合理的に⾒積もることができない場合 (除外対象) スコープ3 カテゴリ10 【販売した製品の加⼯】
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Confidential Confidential 出典(環境省/経済産業省) Confidential
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Confidential Confidential 製品が販売されたその年に、その製品が将来 に渡って排出すると想定される排出量 スコープ3 カテゴリ11 【販売した製品の使⽤】 (算定対象範囲) Confidential
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Confidential Confidential 直接使⽤段階排出=エアコン、乗⽤⾞等 間接使⽤段階排出=服(洗濯機)、⾷料(冷蔵庫)等 スコープ3 カテゴリ11 【販売した製品の使⽤】 (算定対象範囲) 【任意】 製品の使⽤時に直接GHGを排出する 製品の使⽤時には排出しないが間接的にGHGを排出する Confidential
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Confidential Confidential 販売数量等と標準的な使⽤シナリオ(製品の設計仕様、消費者におけ る製品の使⽤条件に関する仮定)に基づく使⽤時のエネルギー消費量 から計算 (算定⽅法) スコープ3 カテゴリ11 【販売した製品の使⽤】 基本 標準的な使⽤シナリオ 例(エアコンの場合) 年間の平均使⽤⽇数 時間あたり平均電⼒ 消費量 エアコンの耐⽤年数 1⽇の平均使⽤時間 エアコン1台の ⽣涯エネルギ ー使⽤量 Confidential
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Confidential Confidential ② 使⽤時の6.5ガス排出量✖地球温暖化係数 スコープ3 カテゴリ11 【販売した製品の使⽤】 (計算式) 製品の⽣涯想定使⽤回数 × 販売数 × 1回あたりの (燃料/電⼒)消費量 排出原単位 ※6.5ガス︓CO2以外の温室効果ガス及エネルギー起源以外のCO2 ① ※算定・報告・公表制度の排出係数データ 電気事業者別排出係数 Confidential
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Confidential Confidential 出典(環境省/経済産業省) Confidential
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Confidential Confidential (算定対象範囲) スコープ3 カテゴリ12 【販売した製品の廃棄】 カテゴリ12 販売した製品本体及び容器包装の使⽤済み時の廃棄と処理にかかる排出 Confidential
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Confidential Confidential ⾃社が販売した最終製品の内、⾃社製品分の廃棄物処理に関わる排出 ※⾷品など中⾝が使⽤時に消失する製品は、容器包装のみ計上 (カテゴリ12の対象活動) スコープ3 カテゴリ12 【販売した製品の廃棄】 (例)カーエアコンを販売している会社の場合 ⾞全体の廃棄に伴う排出ではなく カーエアコン 部分のみ カーエアコン部分のみの排出 ※将来カーエアコンが廃棄される際の排出がカテゴリ12の対象 Confidential
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Confidential Confidential 廃棄物の処理、リサイクルの実態を把 握し廃棄物種類、処理⽅法(焼却・埋 め⽴て・リサイクル)別に、排出原単 位を⽤いて計算 廃棄物費⽤、廃棄物重量、 廃棄物種類から、排出原単位を⽤ いて計算 (算定⽅法) スコープ3 カテゴリ12 【販売した製品の廃棄】 基本 現実的 Confidential
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Confidential Confidential スコープ3 カテゴリ12 【廃棄物】 ④廃棄物重量&廃棄物種類&処理⽅法 ③廃棄物重量&廃棄物種類 ②廃棄物重量 ①廃棄処理費⽤ 取得難度:低 取得難度:⾼ (集める活動量) 多くの企 業で採⽤ Confidential
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Confidential Confidential (計算式) 廃棄物種類毎の 排出原単位 カテゴリ12 【販売した製品の廃棄】 スコープ3 廃棄物種類毎の重量 ※排出原単位データベース(SC-DB) LCIデータベースIDEA Confidential
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Confidential Confidential スコープ3 (計算例) カテゴリ12 【販売した製品の廃棄】 廃棄物として⾦属くず100t、廃プラスチック200tが発⽣した場合 廃棄物種類 廃棄物発⽣量 排出原単位 排出量 数値 単位 数値 単位 出典 数値 単位 ①⾦属くず 100 t 0.0015 t-CO2 /t SC-DB 0.15 t-CO2 ②廃プラスチック 200 t 0.7927 t-CO2 /t SC-DB 158.54 t-CO2 ⾦属くずの排出原単位 廃プラスチックの排出原単位 ※廃棄物輸送は除く Confidential
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出典(環境省/経済産業省)
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Confidential Confidential Confidential ⾃社がフランチャイズ主宰者である場合の フランチャイズ加盟者におけるスコープ1・2の排出量 ※⾃社のスコープ1、2で計上しているものを除く (算定対象範囲) カテゴリ14 【フランチャイズ】 スコープ3 スコープ1・2の算定⽅法、計算式にて算出 (算定⽅法)
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出典(環境省/経済産業省)
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Confidential Confidential Confidential 株式、債権投資、プロジェクトファイナンスの 運⽤に関連する排出(スコープ1.2に含まれない) ※投資事業者(利益を得るために投資をおこなう事業者)及び⾦融 サービスを提供する事業者に適⽤、主に⺠間⾦融機関向けのカテゴリ (商業銀⾏など) (算定対象範囲) カテゴリ15 【投資】 スコープ3
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Confidential Confidential Confidential ①被投資者から得た投資別のスコープ1及びスコープ 2の排出量を投資持分⽐率に応じて積み上げて計算 スコープ3 カテゴリ15 【投資】 ②経済データを⽤いて投資からの排出量を推計
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Confidential Confidential Confidential (計算式)①の持分⽐率で計算の場合 スコープ3 プロジェクトの排出量 債券投資の排出量 株式投資の排出量 株式保有割合 投資先の総資本に 対する割合 プロジェクト 出資額の割合 カテゴリ15 【投資】 【株式】 【債権投資】 【プロジェクトファイナンス】
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Confidential Confidential Confidential スコープ3 カテゴリ15 【投資】 投融資に係るGHG排出量の計測・報告ガイダンス ⾦融機関のパートナーシップである PCAF が策定、GHGプロトコルに準 拠した投融資に係るスコープ3の計 測・報告に特化 したガイダンス PCAF「グローバルGHG計測・報告スタンダード」(2020年)