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オープンデータで作るコミュニティマップのススメ 坂ノ下 勝幸 諸国・浪漫 / OpenStreetMap Foundation Facebook: K.Sakanoshita Twitter: @K_Sakanoshita 2021/05/15版

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 一方方向なオープンデータ活用を変えたい P.2 何を伝えたいのか? オープンデータ データ データ データ

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 企業や政府が提供しているデータは、 誰かが仕事として整備している  公開可能&有用なデータはオープンデータと して整備した上で公開されている P.3 誰がオープンデータを作っているの?

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 「有用と思われるデータ」が公開される  公開にコストが掛かり、投資対効果を 求められることが理由  捨てる神あれば拾う神あり  何が有用であるかは、場所、時代、 文化によって、評価は変わっていく  だからこそオープンデータで公開  誰も思いつかなかった新しい活用が 出来る環境があると良いよね P.4 組織中心のオープンデータの課題

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 先達者「オープンソース」を参考にしては?  組織の壁を超えて様々な共有が行われている  そもそもインターネット自体がオープンソースと 共通した考えで開発されている(RFCなど)  大規模ソフトの99%にオープンソースを利用  オープンソースは市民だけでなく、企業も 含めて組織の垣根を越えて開発している 組織を越えてオープンデータが 整備される社会を目指したい P.5 誰が中心にデータ整備をする?

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 他にもありますが、一例として  両者とも、個人だけで無く様々な企業も 寄付などを通じて関わってる P.6 組織の壁を越えたオープンデータ OpenStreetMap Wikipedia

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 データ整備も活用もオープンに行っている  一方的なデータ提供では無い  様々な企業が両者のオープンデータを活用し ビジネスを展開している  データ整備にも関わっている  データが蓄積するほど、活用の幅が広まる  マイナー領域(バリアフリー、地域情報など)も 追加コストを出さずとも流用可能となる可能性 データを囲い込まず、オープンにして みんなでデータを整備する文化がある P.7 両者ともオープンな活動

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 データの塊なので、必要なデータを抽出し、 アプリケーションで活用するには技術力を 持った開発者が必要となる  せっかくのオープンデータなのにもったいない  各コミュニティが気軽にオープンデータを 活用するための仕組みが欲しい  開発者向けのツールはそこそこ揃っている  でも、非開発者向けのツールは まだまだ少ない P.8 でもオープンデータって使いづらい

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 コミュニティマップメーカー  開発者じゃ無くても、設定するだけでオープン データを抽出して、地図上に表示するツール  Googleスプレッドシートの情報も表示出来る P.9 そこでツールを開発しています

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P.10 コミュニティマップメーカーは「部品」 伝えたい人 コミュニティ マップメーカー 色んなマップ (Webサイト) 市民団体(まちづくり、Code forなど) 会社・企業、行政、図書館、市民など

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P.11 大阪市立図書館「思い出のこしプロジェクト」 https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?page_id=1301 オープンデータで公開された!

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P.12 各区をクリックして閲覧していく もうちょっと使い勝手を良くしたいかな…

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P.13 コミュニティマップメーカーで開発 「大阪思い出のこしマップ」で検索 https://armd-02.github.io/OsakaMemories/

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 大阪市立図書館の記事中に少し記載頂く https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD0722F0X00C21A5000000/ P.14 日経新聞で取り上げて頂きました

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 コミュニティマップメーカーは部品  ご興味ある方はご連絡ください ○ https://www.facebook.com/K.Sakanoshita ○ https://twitter.com/K_Sakanoshita  「やりたいこと」を聞いて、どういった ことで協力出来るか一緒に考えます  一緒に開発してくれる方も募集中です  機能もまだまだ不足。誰でも使えるツールにしたい ○ https://github.com/K-Sakanoshita/community_mapmaker P.15 まだ開発中ですが…