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~ 最新AIでセキュリティ運用業務効率UP ~ セキュリティアナリストの頭の中を RAGにしてみた 株式会社SHIFT セキュリティサービス部 NCA Annual Conference 2024

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2 ✓ 幸加木 哲治(こうかき てつはる) ✓ 株式会社SHIFT ソリューション本部 ソリューション事業部 セキュリティサービス部 セキュリティサービス第1グループ ✓ チーフシニアコンサルタント 【Summary】 大手事務機器メーカーにて、セキュリティ技術含む戦略・企画・統制のスペシャリスト および マネージャ として 約20年間 従事 現在、多業種に渡るセキュリティコンサルティング・セキュリティ運用業務支援等を実施 【Capability】 - SOC/CSIRT運用業務支援 - 生成AIによる業務効率化支援 - 各種システムに対する脅威モデリング - セキュリティ開発運用ガイド策定 - サイバーレジリエンス強化支援 - ISMS/NIST CSF/CIS controlベースのセキュリティアセスメント - ASMレポーティング / インシデントコマンダー業務支援 イントロダクション 本日のトピック

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3 深刻化するセキュリティ人材不足 日本のサイバーセキュリティ人材 不足数 万人 (2023年ISC2調べ:供給数48万人) 引用して一部を改変:PRTIMES 「ISC2、サイバーセキュリティ人材の需給ギャップに関する調査結果を発表」

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4 専門知識の必要性 教育と人材育成の遅れ 企業の意識の問題 人材の流動性の高さ サイバー攻撃の増加と複雑化 DXの進展 引用して一部を改変:PRTIMES 「ISC2、サイバーセキュリティ人材の需給ギャップに関する調査結果を発表」

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5 AIを活用し 課題解決できないか?

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6 狙ったこと:CSIRT分野において 非エキスパートでも セキュリティアナリスト同等 に業務可能であること

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7 そこで今回のテーマ セキュリティアナリスト の頭の中を “RAG” にしてみた

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8 RAG(Retrieval-Augmented Generation) GPTのようなLLM(大規模言語モデル)による “生成” に “独自の情報検索”を組み合わせ 回答精度を向上する 最新AI技術 RAGって何?

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9 ”企業ユニークで専門的“かつ ”人間らしい“ テキスト生成が可能なAI技術 LLMは 一般解を人間らしく 提示するのが得意 RAGは 独自の知識を明確に 提示するのが得意 さらに

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10 アプリ AI要約 AI検索 データ ソース RAGの活用イメージ 引用して一部を改変:PRTIMES 「NRI_用語解説」 ユーザ 質問を入力 回答を出力 質問に関連する 情報検索結果を取得 質問+検索結果を 入力しテキスト生成 外部情報 LLM

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11 質問文 記載欄 【参考】 アプリ外観 - ( powered by ) - 非エキスパート ※(読み)らいぶらり・えーあい

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12 「本業が忙しく、情報セキュリティ にまで人材が割けない」 「業務繁忙のため教育や トレーニングを行う余裕がない」 総務省「我が国のサイバーセキュリティ人材の現状について」 引用して一部を改変:総務省 「我が国のサイバーセキュリティ人材の現状について」

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13 CSIRT業務におけるAI活用 → 着眼点

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14 トリアージなど、 少ない人的リソースを最適に 配備するなど より専門性の高い経験値に基づく 判断が求められる なぜか 引用して一部を改変: NTT Docomo ICTコラム 「サイバー攻撃への対応で求められる「トリアージ」とは」

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15 エキスパートが書いた ドキュメントを そのまま入れたが、、、 さあ対象も決まった、RAGという最新AIの仕組みも用意した アプリ AI要約 AI検索

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16 アプリ AI要約 AI検索 さあ対象も決まった、RAGという最新AIの仕組みも用意した エキスパートが書いた ドキュメントを そのまま入れたが、、、

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17 どう上手くいかなかったか ChatGPTと何が違うの??

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18 エキスパートの既存ドキュメントを 放り込んだのに 専門的でない!

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19 ドキュメントがちゃんとあっても、 ✓ 一般論でしか書かれていない ✓ 似て非なる箇所が幾つもあり LLMによって言葉が要約される なぜか ・・・ 考えたこと = 仮説

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20 なぜか ・・・ 考えたこと = 仮説 RAGを有効に使いこなせるレベルで データそのものをきちんと整理しきれていない 行間を見て分かる人しか分からない ようになっているのでは?

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21 結論 「その通りだった」 中身を確認 = 検証

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22 RAGは 独自の知識を明確に 提示するのが得意 あらためて仮説ベースで考える

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23 見える化 初動対応におけるエキスパートの 初動対応において“独自の知識を明確に”するために

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24 経験の 見える化 仕事の進め方の 見える化 初動対応におけるエキスパートの 初動対応において“独自の知識を明確に”するために

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25 経験の 見える化 仕事の進め方の 見える化 初動対応におけるエキスパートの 手順 判定 初動対応において“独自の知識を明確に”するために

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26 つまり、初動対応における”独自の知識を明確に”とは アラートに応じた手順で対応を進め、 トリアージ/深刻度判定を実行する 手順 判定 +

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27 アラートに応じた手順で対応を進め、 トリアージ/深刻度判定を実行する 手順 判定 +

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28 まず手順をエキスパートにヒアリングして大まかに 手順 従業員PCへの不正アクセスの例) 仕事の進め方の 見える化

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29 で 整理した その上で (when, who, where, what, how)

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30 たとえば 「不正アクセスされているPCを ネットワークから切り離す」 ※MDE ・・・ Microsoft Defender for Endpoint

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31 回答結果が”明確に”

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32 回答結果が”明確に” いつのタイミングで どこで 何を どうやって確認する だれが

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33 とはいえ、非エキスパートにとって 「実際アラートが来たとき 出来るか不安」

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34 企業独自の 環境や 用語まで整理 手順 仕事の進め方の 見える化 不安を解消するには

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35 企業ユニークな回答で精度◯

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36 非エキスパートでも理解・操作できるレベルまでブレークダウン “意味ある”手順の階層化 ざっくり 4W1H 企業独自 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

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37 アラートに応じた手順で対応を進め、 トリアージ/深刻度判定を実行する 手順 判定 + 判定 経験の 見える化

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38 判定 経験の 見える化 考え方 答えを教えてもらうではなく、 経験知から「答えを導く」

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39 判定 経験の 見える化 経験したことで得た知識 特に作業現場で培われた、 勘や感覚などとして体得された知識 そもそも経験知ってなに? 引用: Weblio辞書 日本語表現辞典 「経験知」

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40 判定 経験の 見える化 経験知 = 過去事例の積み重ね どうするか

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41 判定 経験の 見える化 過去事例の積み重ねから 「答えを導く」 経験知の見える化とは

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42 判定 経験の 見える化 確からしさも確認する 不安を解消して確からしさを得る

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まとめ

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44 AI活用の理想的なイメージ 非エキスパート人材がAIに質問さえすれば 簡単に答えを 引き出せる

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45 そのために RAGを使えばOK? エキスパートのドキュメントがあればOK?

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46 そのために RAGを使えばOK? エキスパートのドキュメントがあればOK? NO!

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47 RAGにセキュリティアナリストの頭の中をインストールするには 次に何をすれば良いか どう判定すれば良いか にこだわって整理すること

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48 次に何をすれば良いか 手順の全体だけでなく 4W1Hや企業ユニークな 手続きまで見えること

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49 どう判定すれば良いか 過去事例の積み重ねから 「答えを導く」こと

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50 色々工夫してきたので 紹介しきれないことがたくさんあります。 是非SHIFTのブースに立ち寄ってお声掛けください 簡易的なデモもあります (実践的なデモもお見せできるかもしれません)

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51 ブースにも是非お立ち寄りください。 SHIFT主催イベントの ご参加もお待ちしております。 connpass →

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52 SHIFTでは色んなイベントをやってます

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53 あらためて、最後に

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54 セキュリティアナリストの 頭のなかをRAGにしてみた

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55 セキュリティアナリストの 頭のなかをRAGにしてみた RAGにセキュリティアナリストの 頭の中をインストールするには

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56 次に何をすれば良いか 手順の全体だけでなく 4W1Hや企業ユニークな手続きまで見えること どう判定すれば良いか 過去事例の積み重ねから「答えを導く」こと こだわって整理すること

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57 AIと仲良くなって使いこなして セキュリティ人材不足の打破!

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58 ご清聴ありがとうございました。

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EOP