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RevOpsへ至る道 データ活用による事業革新への挑戦 みんなの考えた最強のデータアーキテクチャ 2025もやってきましょうSP! 近森 淳平(チカモリ ジュンペイ) @pei0804

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データドリブン経営始動 2024年7月1日~

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DX、データ分析、AI!!

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だが、現実は!!!!! 厳しい!!!!!!(知ってた)

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ここ最近はずっと、 目の前のデータ業務をひたすら 効率化を進めていました。

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単なる効率化だけで、いいんだっけ?

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私のミッションは、 「データを経営資本にする」 けれど、どう達成すればいいのか。

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そこで出会ったのが、 RevOpsでした。

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単なる業務効率化から、 組織全体の収益最大化を目指す RevOpsに至った思考についてお話します。

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アジェンダ ● 自己紹介 ● 直面している課題 ● なぜRevOpsに取り組むのか

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自己紹介 ぺい @pei0804 近森淳平(チカモリ ジュンペイ) 新卒7年目です VP of Data @ CARTA MARKETING FIRM / CARTA HOLDINGS 2024 Snowflake Data Superheroes

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アジェンダ ● 自己紹介 ● 直面している課題 ● なぜRevOpsに取り組むのか

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直面している課題

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私が所属する CARTA MARKETING FIRMについて

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2023年10月1日CARTA HOLDINGSの 事業強化戦略に基づき、4つの子会社を統合して誕生

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4つの会社が統合したら、 業務もデータも、カオスになる。

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カオスだからこそ、データが役に立つ。

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隣の人に聞けば良い。 みんなの顔が分かる。 こういうフェーズでは、 そこまでデータは活躍しない。

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最近確信になってきたことがある。 ビジネスの嗅覚が強い人が言ってることは、 データで見ても正しいことがよくある。 故に細かくデータを見る必要もない。

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組織規模、事業が成長すると、 本当にその勘が正しいのかが 疑念が出てくることがある。

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「この人が言うから間違いないだろう」が 通用しなくなってくる。

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一定レベルに事業が成長すると、 全体を見通すことは、物理的に難しくもなる。

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だからこそ、データが効く。

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データをうまく使うことで、 減らせる疑念はあるし、減らせる労力もある。

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データドリブン経営始動 2024年7月1日~

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現実は、データドリブン以前の問題が 山積している。

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むしろ、データがボトルネック

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どんな課題があったか

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部署レベルで顕在化している課題(抜粋) ● レポーティングの非効率性 ○ 社内外向けレポート作成に多大な時間を要し、 データ収集も困難 ● 分析の柔軟性不足 ○ 新しい切り口での分析や重要指標の可視化するのが難しい 専門的な知識が必要になり、必ずエンジニアの作業が必要 ● データ管理の複雑さ ○ スプレッドシートの複雑化とデータの不整合が頻発

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経営層レベルで顕在化している課題(抜粋) ● 部署レベルで発生している課題が掛け算で複雑化 ○ 個別部署でさえ複雑なので、横断するとさらに複雑 ● 横断的分析の困難さ ○ 部門間で異なるマスターデータ ■ 使っている単語の意味もブレるため、 コミュニケーションコストが高くなる。 ● 素早い現状把握が困難 ○ 例えば、昨日の実績をすぐに把握できない

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データドリブンどころじゃない! まず、効率化するぞ!

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こちらのスライドで、まず効率化になった思考のフローをまとめています。 https://speakerdeck.com/pei0804/transforming-to-data-driven

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でも、効率化して、その先は?

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これがずっと頭のどこかにあった。

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「データを経営資本にする」 これ本当に達成できる?

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本当に事業にとって、 意味のある投資なのか

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答えがあるかは分からないけど、 色々な本やら記事を読み漁った。

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RevOpsの教科書を読んだ結果。 RevOpsに取り組もうとなった。

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アジェンダ ● 自己紹介 ● 直面している課題 ● なぜRevOpsに取り組むのか

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なぜRevOpsに取り組むのか

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そもそもRevOpsってなんだっけ?

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https://primenumber.com/events/01-p-1 THE RevOps 〜The Model型ビジネスモデルで成果を出すためのデータ活用術〜

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こんな現場の声を、 聞いたことありますか?

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次に示す図は、SaaS企業の例ですが、 似たようなことが、起きてるはず。

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https://primenumber.com/events/01-p-1 THE RevOps 〜The Model型ビジネスモデルで成果を出すためのデータ活用術〜

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https://primenumber.com/events/01-p-1 THE RevOps 〜The Model型ビジネスモデルで成果を出すためのデータ活用術〜

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https://primenumber.com/events/01-p-1 THE RevOps 〜The Model型ビジネスモデルで成果を出すためのデータ活用術〜

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設定されたKPIに対して、 みんなベストを尽くしている

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全体を通して見ると微妙。 これを解決する。

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部門間で分断されたKPIの限界 企業の事業活動は本来、一連のプロセスとして機能すべきものです。 しかし、一連のプロセスを構成する各部門が、 個別に把握できる指標からKPIを設定することで、 部門間の連携が悪影響をもたらすことがあります。 その結果、企業全体としての収益最大化の機会を 逃してしまうことがあります。

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部門間で分断されたKPIの弊害 ● マーケティング ○ リード数の追求により、質的な評価が軽視される可能性がある。 長期的な顧客価値よりも、短期的な数値達成が 優先されがちになります。 ● インサイドセールス ○ 面談数の追求により、商談の質が低下する可能性があります。 顧客との関係構築や課題理解が不十分なまま、 次工程への引き継ぎが行われる恐れがあります。

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理想 全部門が同じ方向に向く、KPIを作ればいい

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現実 できたらやっとるわ!!!

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何故できないか? どうやったらできるのか?

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KPIの源流を理解すれば、 次のアクションは自ずと見えてくる

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KPIはどこから来てるのか?

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KPIはどこから来てるのか?

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俺「また、データのサイロか・・・」

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データがサイロ化しているので、 全体を意識したKPIなんて設定できない

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サイロをぶっ壊そう

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単純に効率化するだけではなく、 同時にRevOpsのインフラを作る

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効率化から、RevOpsのインフラを作る仕事へ Before After

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まとめ

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業務効率化のために、 自然とデータを集約していたけど、 これからは意図して集約する。

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データを一箇所に集約するのは、 単なる効率化だけではなく。 そこに、事業を革新する可能性が 眠っていることを理解した。

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全部のデータが入ったら?

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「データを経営資本にする」は達成?

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本当に事業を革新する?

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未来は分からない。 でも、現場の課題は明確にある。 一つずつ、確実に解決していく。

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但し、データの専門家として、 短期の課題解決と、 長期のビジョンを両立させる。

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今、必要なのはRevOpsだと信じている。 但し、それは現時点での答えでしかない。 変化を恐れず、常により良い解を探していく。

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まずは、目の前のことに向き合う。 これが一番効く。

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