Slide 1

Slide 1 text

子どもと大人が一緒につくる、学びあいの場 ~「コーダー道場こだいら」の実践から~ 西東京市 田無公民館「地域から孤立をなくすヒント2」第1回 2019年7月7日 とがぞの

Slide 2

Slide 2 text

自己紹介 写真 https://www.flickr.com/photos/dojoconjapan2016/29432828732/

Slide 3

Slide 3 text

「とがぞの」について ● 任意団体 「コーダー道場こだいら」代表 ● 群馬県出身 ● 小平市在住(単身世帯) ● 四十路 ● 住民税非課税 連続9年 ● 趣味:生きること ● 好きな言葉 ○ 試行錯誤 ○ スクラップアンドビルド ● Twitter @togazo

Slide 4

Slide 4 text

スライドと配付資料について ● スライドはオンラインで公開します ○ SNSなどでURLのシェア可(引用の範囲内ならスライドを撮影した画像のUPも可) ハッシュタグは #地域から孤立をなくすヒント2 ○ URLは配付資料を御確認ください ● 録音可(※無断配信・無断転載禁止) ● 配付資料はスライドの概略程度の内容です ○ 資料の注意書きを御確認の上で御利用ください

Slide 5

Slide 5 text

本講座の構成 引用 https://www.city.nishitokyo.lg.jp/event/manabu_kangaeru/korituwonakusu2019-2.html 回 日時 内容 講師・ゲスト講師 1 7月7日 子どもと大人が一緒につくる、学びあいの場 ~「コーダー道場こだいら」の実践から~ とがぞの (コーダー道場こだいら道場主) 2 7月14日 いろいろな子どもや大人にとって、 居心地がよい場とは? ● とがぞの ● 恩田夏絵(一般社団法人ひきこもり UX会議代表理事者) 3 7月21日 ボランティアのさまざまなかたちや 可能性を拓く~地域の実践をヒントに~ ● とがぞの ● 古沢尉行・熊原紀夫 (西東京IT研究会) ● ふなき祥子(三鷹市シルバー人材 センタープログラミング教室) ● 田島尊弘(ひきこもりプラット フォーム運営)

Slide 6

Slide 6 text

もう少し簡単に…(とがぞのの部分のみ) 回 日時 内容 1 7月7日 素人による素人のためのゼロから始める 学習支援とプログラミングクラブ運営入門 2 7月14日 活動をはじめるまでの半生と、 プログラミングクラブの運営に対する想い 3 7月21日 プログラミングクラブの運営の小話

Slide 7

Slide 7 text

プログラミング指導法は教えてくれないの…? https://www.ouj.ac.jp/hp/special/article/20190101_01.html 代わりになるか 分かりませんが…

Slide 8

Slide 8 text

● 14:00-14:10 導入 ● 14:10-14:30 講師のおはなし ● 14:45-14:50 休憩(席替え) ● 14:50-15:10 質疑応答のためのワーク①・休憩 ● 15:10-15:25 感想・質問 ● 15:25-15:30 小話 ● 15:40-16:10 楽しい体験タイム ● 16:10-16:15 休憩 ● 16:15-16:50 質問回答・全体シェア・アンケート記入 本日のタイムスケジュール(第1回)

Slide 9

Slide 9 text

事前アンケートのこと…

Slide 10

Slide 10 text

アンケート内容 1. 世代・性別は? 2. コンピュータプログラミングの経験は? 3. 相互扶助の勉強会への参加経験は?

Slide 11

Slide 11 text

「CoderDojo(コーダー道場)」とは

Slide 12

Slide 12 text

Coder プログラミングする人 Coder? Dojo? Coder コンピュータ プログラムのもと -er 「人」の意 + =

Slide 13

Slide 13 text

1. 若者を対象としたコーディングクラブ 2. そのクラブ活動の 世界規模の推進ネットワーク CoderDojoとは何か

Slide 14

Slide 14 text

© OpenStreetMap contributors

Slide 15

Slide 15 text

二人の創始者 https://coderdojo.com/movement/ Bill(左)と James(右)

Slide 16

Slide 16 text

どんなプログラミングクラブなのか ● 参加費・会場費等の諸経費を徴収しない 非営利のプログラミングクラブ ● 自律的なコミュニティグループ ● 自主性を持って学ぶ 主に7〜17才の若い世代が対象 <参考・引用> https://coderdojo.com/about/ https://coderdojo.jp/docs/charter

Slide 17

Slide 17 text

CoderDojo でできること ● コードの書き方を学ぶ ● ウェブサイトを構築する ● アプリやゲームを制作する ● 気軽にテクノロジーを探求する ● なにかをつくる(作る/創る/造る) <参考> https://coderdojo.com/about/

Slide 18

Slide 18 text

CoderDojo のミッション(邦訳) 世界中の若者に 社会と安全な環境のなかで コンピュータをプログラムすることを 学ぶ機会を提供する https://help.coderdojo.com/hc/en-us/articles/360021045512-What-is-CoderDojo-

Slide 19

Slide 19 text

Dojo Dojo Dojo Dojo Dojo Dojo Dojo CoderDojo は「憲章」を中心としたコミュニティ <引用> https://www.slideshare.net/MasanoriNezumiya/coderdojo-79835899 CoderDojo 憲章 CoderDojo Foundation (アイルランド) CoderDojo Japan [凡例]    活動の決定権

Slide 20

Slide 20 text

教育的指導など サービス提供を要求 今日は 何するの? 先生、 課題をちょうだい! CoderDojo に対する誤解 CoderDojo フランチャイズ本部 (アイルランド) 日本本部 xxx本部 xxx本部 子供 (生徒) 保護者 子供 (生徒) 経営者/教室長 先生 (メンター) 先生 (メンター) 先生 (メンター) プログラミング教室 CoderDojo ◎◎支部 支部 支部 <参考> https://www.slideshare.net/MasanoriNezumiya/coderdojo-79835899

Slide 21

Slide 21 text

CoderDojo 憲章(抜粋) ● 若者が技術を作り上げていくための支援を行い、ひらめきを与えることに尽力します ● できうる範囲で、高い水準の児童保護を優先します ● 道場に参加する子ども達や、その保護者から料金を徴収しません ● 保護者が道場に参加することを推奨します ● 持っている知識を自由かつオープンに共有します ● 自分たちの道場内だけでなく、他の道場とも知識を共有します ● CoderDojo コミュニティの国際的なブランドを維持し、大切にします ● 参加者間の協力を促進し、同世代間のメンタリングや参加者同士のプロジェクトを 推奨します ● 性別、人種、性的指向、信念、宗教、能力に関係なく、ボランティアや子ども達を 歓迎します https://coderdojo.jp/charter

Slide 22

Slide 22 text

コーダー道場こだいら (小平道場)の1日 ※注意※ 紹介するのはあくまでひとつの Dojoの実例で、これがCoderDojoのすべてではありません

Slide 23

Slide 23 text

タイムスケジュール 18:30〜19:55 自由時間 19:55〜20:15 作品発表 20:15〜20:30 自由時間 20:30〜21:00 片付け

Slide 24

Slide 24 text

垂れ流しスライド https://drive.google.com/drive/folders/1fT3UrI39wVXemwExs3seajxy25uaEoBI

Slide 25

Slide 25 text

小平道場って、どんな場所?

Slide 26

Slide 26 text

● 自ら「この活動に参加したい」という意思がある(初心者可)。 ● 申し込み日現在本年度末翌日(この次の4月1日)に7~18歳である。 ● プログラミングやデジタルな創作活動を楽しみたいと思っている。 ● 多様な個性、色々な年齢、様々なレベルの参加者がいることを 受け入れられる。 ● 困っている人に手を差し伸べることができる。 ● 運営者の指示に従うことができる。 (基本的には怪我など安全面に関わること・他人に迷惑を掛ける行為・傷つける行為への注意と、困っている人の相談にのって欲しい・発 表時間に静かにして欲しい・設営と片付けを手伝ってというお願いしかしません) 小平道場の参加条件 - ニンジャ https://coderdojokodaira-ninja.connpass.com/event/134559/

Slide 27

Slide 27 text

小平道場の参加条件 - ボランティア ● 年齢・経験不問(初心者可) ● 他人と交流することに抵抗のない方 ● 子供と対話することに抵抗のない方 知識の伝達を行おうと一方的に語るのではなく、対話です。また、子供の好き嫌いはさほど関係 ありません ● 積極的に課題を見つけ、実践していく事に慣れている方 ● 最低限のルールの遵守と「個の尊重」が出来る方 CoderDojoの "Be cool" の思想に理解があり、「放任」と「個の尊重」との区別が出来る方 https://coderdojo-kodaira.connpass.com/event/134555/

Slide 28

Slide 28 text

統計資料① https://docs.google.com/spreadsheets/d/15oTUF20IBQ99taJb3BO10Xpbn0tR-c_xmTJQUwH2M38/edit#gid=597783682

Slide 29

Slide 29 text

統計資料② https://docs.google.com/spreadsheets/d/15oTUF20IBQ99taJb3BO10Xpbn0tR-c_xmTJQUwH2M38/edit#gid=597783682

Slide 30

Slide 30 text

統計資料③ https://docs.google.com/spreadsheets/d/15oTUF20IBQ99taJb3BO10Xpbn0tR-c_xmTJQUwH2M38/edit#gid=597783682 〜9歳 人 10〜12歳 人 13〜15歳 人 Minecraft 58 Minecraft 58 Scratch 34 Scratch 28 Scratch 40 雑談 10 The Foos 3 ビデオゲーム遊び 7 Minecraft 13 Viscuit 2 コードモンキー 5 VBA 7 タイピング 1 アーテック 4 パズルゲーム 6 自由遊び 1 Unity 1 Unity 6 アンプラグド 1 タイピング 1 音MAD 3 ビデオゲーム遊び 1 HTML/CSS 1 マイクラmod開発 3 動画視聴 1 micro:bit 1 アンプラグド 1 Java 1 ozobot 1 雑談 1 PCメンテナンス 1 PCメンテナンス 1

Slide 31

Slide 31 text

イメージ、わきましたか…?

Slide 32

Slide 32 text

似た別のコトに例えてみます

Slide 33

Slide 33 text

No content

Slide 34

Slide 34 text

みんなに 味わって ほしい ●●●を 作りたい! 立食 パーティー! BBQ! 本格中華 薄皮の アップルパイ ふわとろ オムライス

Slide 35

Slide 35 text

料理クラブに例えてみましょう ● 無料で自由に使える場所(調理室) ○ 流し台、ガスコンロ、オーブンレンジ、冷蔵庫 ● 無料でつかえる道具 ○ 幾つかのレシピ ○ 料理の写真 ○ 調理器具 ■ 包丁、まな板、さいばし、おたま、軽量スプーン、 計量カップ、フライパン、鍋 ○ 食材 ■ 生米、味噌、玉子、塩、コショウ、サラダ油

Slide 36

Slide 36 text

料理クラブに例えてみましょう ● 無料で自由に使える場所(調理室) ○ 流し台、ガスコンロ、オーブンレンジ、冷蔵庫 ● 無料でつかえる道具 ○ 幾つかのレシピ ○ 料理の写真 ○ 調理器具 ■ 包丁、まな板、さいばし、おたま、軽量スプーン、 計量カップ、フライパン、鍋 ○ 食材 ■ 生米、味噌、玉子、塩、コショウ、サラダ油 これだけ あれば十分!! 道具と材料は 持参するよ! 敢えて これだけで挑戦 してみたい スチーム オーブンレンジも ないの!? 美味しい 料理が食べられるって 聞いたのに!! それって 家でできること じゃんwww 只より高いものは ないってかwww

Slide 37

Slide 37 text

この場所の利用条件 ● 7〜17歳の若者 ○ 火気を扱うため、小学生以下は保護者の同伴が必要 ● 料理をしてみたい、という気持ち ● 食器は各自持参すること ○ 持参が難しい人に限り、平皿とスプーンの貸し出しは可能 ● 作りたいモノがあれば必要な道具を持参すること

Slide 38

Slide 38 text

この場所の利用条件 ● 7〜17歳の若者 ○ 火気を扱うため、小学生以下は保護者の同伴が必要 ● 料理をしてみたい、という気持ち ● 食器は各自持参すること ○ 持参が難しい人に限り、平皿とスプーンの貸し出しは可能 ● 作りたいモノがあれば必要な道具を持参すること 大学生ですが 初心者なので 教えてください 小2なら一人でも 良いでしょ 下の子の面倒が あるから無理 お母さんが 「行って来い」 って… 面倒くさい 手ぶらじゃ ダメなの…? 7歳でも パラパラごはんの 炒飯が作れるの!? ウチの子でも できますか!? 全く料理をした ことがないけど 本格懐石料理だけ 作りたい!! 具体的に 作りたいものは ないけど レシピをみながら 挑戦したい

Slide 39

Slide 39 text

この場所でできること ● 自由に料理をすることができる ● 料理の作り方を相談することができる ● 作った料理を見せあうことができる ○ 自分の作った料理を説明する ○ 作業中も可 ● 他の参加者と一緒に作ったり味わうことができる

Slide 40

Slide 40 text

この場所でできること ● 自由に料理をすることができる ● 料理の作り方を相談することができる ● 作った料理を見せあうことができる ○ 自分の作った料理を説明する ○ 作業中も可 ● 他の参加者と一緒に作ったり、味わうことができる 自分より 腕の立つ人とだけ 付き合いたい 基礎が大事! 初級・中級・上級 コースを用意して 食べる方が好き 誰か作って 手取り足取り 面倒見てよ! 遠いからウチの 近所でもやって 千切りの コツだけ 教えて ケーキを 作っても良い? ゆで玉子だけ 作りたい カレーを 作ってる人と つながりたい 不安だから 味見して 欲しい レシピ本の ここが わからない 初めてだから 最後の仕上げだけ 体験したい

Slide 41

Slide 41 text

やりたいことを一緒に考える ●●●を 作りたい! 一人で どこまで作 れる? レシピを 見れば作れる? どのタイプの ●●●のこと? どのように 取り組みたい? 調べ方だけ 教える? どうして それを 作りたいの? 別物と 代替可能? 完成図は どんな感じ?

Slide 42

Slide 42 text

なんとなくイメージがわきましたか?

Slide 43

Slide 43 text

小平道場に向いている人 向いていない人 ● 自分で課題をつくることが できる ● 他人に興味がある ● ゆるい空気が肌に合う ● 最低限の約束事を守ること ができる ● いろんな人と過ごすことに 対して抵抗がない ● 一方通行の知識を 提供したい・提供されたい ● 学校の一斉授業のような 雰囲気が良い ● 誰かに管理されたい ● 最低限の約束事も守れない ● 他人と関わりたくない ● 同レベルまたは自分より 上の人だけが良い

Slide 44

Slide 44 text

他人との認識のズレ ● 「自らの意思による選択」 ● 「遊び」と「学び」の関係 ● 「自由」とは ● 「誰かに相談できる」とは ● 「他の人と交流できる」とは

Slide 45

Slide 45 text

「やってみる?」と訊いたら「やりたい」と答えた

Slide 46

Slide 46 text

誰かに相談できる

Slide 47

Slide 47 text

コーダー道場こだいらの5年間

Slide 48

Slide 48 text

ひきこもり卒業後の 「やりたいこと・やれることさがし」 ↓ 地域×IT×教育

Slide 49

Slide 49 text

そもそもなぜCoderDojoを選んだのか? 学びの機会均等

Slide 50

Slide 50 text

2013年末~2014年初頭 ● コワーキングスペース ● 地域の居場所づくり ● Civic Tech(シビックテック) ● CoderDojo(コーダー道場)

Slide 51

Slide 51 text

わらしべ長者のごとく出会いの連鎖 コワーキングスペース→Developers Summit (デブサミ)→CoderDojo 下北沢 「これならできるかも?」

Slide 52

Slide 52 text

No content

Slide 53

Slide 53 text

「お教室」の空気からの脱却のために… http://coderdojo-kodaira.blog.jp/archives/63730789.html

Slide 54

Slide 54 text

Q.「主体的な学び」は幼い子は無理?

Slide 55

Slide 55 text

A. 無理じゃない!

Slide 56

Slide 56 text

ピア・メンタリングと自律学習の徹底 Minecraftのマルチプレイの推奨 「自ら申し出ない限り」プログラミングツールを紹介しない

Slide 57

Slide 57 text

Q. メンタリングって素人でもできるの?

Slide 58

Slide 58 text

A. できる!

Slide 59

Slide 59 text

多摩地域は技術者がいるけど活動への関与低め 優秀だけど動けない人を待つ? 素人だけど動ける人がやる? どちらが良いのだろう?

Slide 60

Slide 60 text

体育会系の発想 できるまで練習すれば できるようになる (どう足掻いても実現出来ないこともあるが一旦無視)

Slide 61

Slide 61 text

保護者の育成を優先 http://coderdojo-kodaira.blog.jp/archives/66707712.html

Slide 62

Slide 62 text

「やらせる」から「すすめる」へ https://drive.google.com/drive/folders/1fT3UrI39wVXemwExs3seajxy25uaEoBI

Slide 63

Slide 63 text

「コミュニティ」化 「寺子屋形式」は、むしろ有料教室でもやっている。

Slide 64

Slide 64 text

少しずつ変化したもの① 参加者の入れ替わり

Slide 65

Slide 65 text

少しずつ変化したもの② 保護者の参加のしかた(自分の作業をしながらの見守り、荷物の分担)

Slide 66

Slide 66 text

少しずつ変化したもの③ ボランティアの役割の変化

Slide 67

Slide 67 text

少しずつ変化したもの④ 運営に関わる保護者(市民まつり、NPOフェスタ、司会)

Slide 68

Slide 68 text

少しずつ変化したもの⑤ http://coderdojo-kodaira.blog.jp/archives/63730789.html

Slide 69

Slide 69 text

https://www.youtube.com/playlist?list=PLidhOzOhhs580wuYsB4w9MVEux_EBOJuZ

Slide 70

Slide 70 text

直接的な学習支援以外で 貢献できそうなこと

Slide 71

Slide 71 text

https://projects.raspberrypi.org/en/coderdojo

Slide 72

Slide 72 text

https://projects.raspberrypi.org/en/projects/cd-advanced-scratch-sushi

Slide 73

Slide 73 text

No content

Slide 74

Slide 74 text

No content

Slide 75

Slide 75 text

No content

Slide 76

Slide 76 text

https://github.com/coderdojo-japan/coderdojo.jp/pull/355

Slide 77

Slide 77 text

https://zen.coderdojo.com/documentation

Slide 78

Slide 78 text

https://docs.google.com/spreadsheets/d/17-M-qv5c0MdE_ZIFk566I2CGCIDHFkQwXWiunDXCGVw/edit#gid=354377216

Slide 79

Slide 79 text

https://drive.google.com/file/d/0B4RWVH6FrM8aNEFmeEZRQnM0Qm8/view

Slide 80

Slide 80 text

https://tsuyoshioshima.github.io/ninjachart/

Slide 81

Slide 81 text

ボランティアのスキルをあげるために

Slide 82

Slide 82 text

自らが「学ぶ人」であり続ける ● 公開講座の受講 ● ワークショップへの参加 ● 自主勉強会への参加・ 自ら主催 ● 道場で子供たちに 混じって作業

Slide 83

Slide 83 text

「自分の出来ること」を増やすために

Slide 84

Slide 84 text

できないなりに、できることをふやすために① 各種勉強会、公開講座の受講、自主勉強会の実施など ● 子供の学習支援に関するもの ● 発達障害とその支援に関するもの ● 対話技術に関するもの ● プログラミング教育に関するもの ● プログラミング技術に関するもの ● コミュニティ運営に関するもの ● 居場所づくりに関するもの

Slide 85

Slide 85 text

できないなりに、できることをふやすために② ボランティア活動への参加 ○ 放課後教室 ○ 子供の学習支援 ○ 他のCoderDojo ○ 子供向けのイベント ○ コミュニティ関連のイベント オカネをもらう仕事 ○ 学童保育の臨時職員 ○ ロボット教室、プログラミング教室の講師

Slide 86

Slide 86 text

できないなりに、できることをふやすために③ 頭脳も、人脈もないなりに、最善を考える

Slide 87

Slide 87 text

「お手本」になりそうな人を数名さがす 「短期的に参考にしたい人」と「長期的に参考にしたい人」を作る ● 実態はともかく「なんか上手くやれてる」と感じる人 ● 「この人の話をもっと聞いてみたい」と思う人 ● 自分とは対照的な価値観も持つ人 ● 他愛のない会話もできそうな人 →いっしょに酒を飲み交わせそうな人!!

Slide 88

Slide 88 text

とにかく他人の良いところ・悪いところを観察する ○ なぜ良いと思ったか ○ なぜ苦手・いまひとつ・印象が良くないと思ったか ○ 自分が同じ事をしても同じ結果になりそうか ○ どこを改善したら良い結果になると感じたか

Slide 89

Slide 89 text

他人を見て「自分はどうするか」を徹底的に考える ○ 真似できそうなところはあるか ○ 自分の中の何を変える必要があるか ○ 自分ならどこをゆずらないか ○ 自分ならどこを優先するか 「あの人とワタシは違う」で片付く問題かを徹底的に考える

Slide 90

Slide 90 text

かならず意地悪を言う人がいる ● 偽善だ ● オカネを取らないものは全てダメ ● 保護者に好かれることをしないとダメ ● プログラミング技術「以外」は必要がない ● あれもこれも手を出したらどっちつかずになる ● 人の声に耳を貸さずに突き進むべきだ 大半が現場を見ない・表面しか見ずに勝手な見解を述べているだけ。 「一理ある」けど、ゼッタイの正解ではない。

Slide 91

Slide 91 text

自分を変えることは、エネルギーの要ること 自分をよく知ることで、エネルギー消費を調節する。自分に適した状態を探す。

Slide 92

Slide 92 text

活動の中での気付き ● 目的の「大筋」がブレなければいい 「いま、すべて実現できているか」ではなく「実現に向けて、目標をどのように細かく設定していくか」を考える ● 万人の声に従う必要はない ○ 声を聞く ≠ 意見をありのまま採用する ○ 多少の他人を敵に回す気概と覚悟 「他人を思いやれ」という人の言葉を額面通りに受け止め、自分を一切捨てて相手を最優先で 物事を考え続け実践もそのようにしつづけると、精神的に追い込まれて自殺しか考えられなくなる… ● 参加者から教わればいい そもそも参加者はどんな背景・どんな想いを抱えて来ているのか、コンセプトをどのように解釈しているのか

Slide 93

Slide 93 text

らせん状の成長モデル いわゆるPDCAサイクル

Slide 94

Slide 94 text

まずは小さな一歩から

Slide 95

Slide 95 text

質問タイム

Slide 96

Slide 96 text

発言は最長90秒を目安に 簡潔がベストです!

Slide 97

Slide 97 text

おわりに

Slide 98

Slide 98 text

どんな不安を取り除けば自分でもできるだろうか