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コミュニティカフェ事業計画 北陸大学経済経営学部 田尻ゼミ 第2班 上田栞緒 荻田佳秋 地井亜祐美 2020/9/4 中間発表

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そもそもコミュニティカフェとは? ~4つの要素を持ち合わせているカフェ~ 1. 公開性→特定の目的をもっていなくてもだれでも気軽に利用できる 2. 社会性→地域課題の認識や解決するために利用できる 3. 常設性→そこに行けば誰かがいる、常につながりづくりが可能 4. 事業性→コミュニティビジネスとしての活用 地域の交流拠点になる 出所:斎藤(2020)「コミュニティカフェ」

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どのように運営しているのか? ◦ 企業が利益を生み出し、事業を 継続させるために運営している ◦ 地域密着型の非営利事業がほとんど ◦ これまでになかった事業の活動スタイル 一般的なビジネス コミュニティカフェ

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全国のコミュニティカフェの種類 大分大学福祉科学研究センター

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コミュニティカフェの全国数 大分大学福祉科学研究センター

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コミュニティカフェの多様性 コミュニティカフェの特徴として、汎用性の高さがあげられる 1. 子育てや障害 2. 高齢者支援 3. まちづくり 4. 商店街や地域活性化 複合的なケースも多い 5. 食文化促進 6. 地産地消 7. 環境活動 など、、

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注目したポイント 商店街や地域活性化×学生×地元企業 コミュニティカフェの在り方、存在を学生から発信していきたい

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なぜコミュニティカフェを提案したのか? 金沢は学生の街といわ れているが、実際に地 域と学生との関係は薄 い 地元×学生×企業を形 成することで、地方活 性化を図る 学生にとっても企業に とっても有益となる交 流の場が必要

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石川の大学生の関りのあるカフェ① 2丁目カフェ ◦ 野々市市金沢工業大学近く ◦ 金沢工業大学の学生が企業発案を行っているカ フェ ゼロカフェ ◦ 金沢大学前 ◦ 学生専用の無料カフェ ◦ 企業のスポンサー費用で運営されており、 勉強、ミーティングなどに使える空間を提供

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石川の大学生の関りの あるカフェ② 放課後kitchenかぷらす ◦ のうか不動産の提供で学生が運勢してい たカフェ ◦ 石川県金沢市旭町 ◦ 現在はサポートセンター

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金沢のコミュニティカフェ ◦ 予定表等を出して様々なイベントを 開催するカフェ ◦ カフェの料理の値段は安い 「Zenrin Cafe」

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金沢のコミュニティカフェ 「コミニティカフェあひるの子」 • 住宅のリビングを開放したコミュニティ カフェ • 内容 行政勉強会:金沢市政の取り組み を知るための勉強会、ハートキーパーの 会:生きづらさを抱えた方の語り場、生 きづらさを抱えた方のための仕事の学び 舎プロジェク

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理想としたコミュニティカフェ 「Cafe sowers」 ”人と人が、夢と夢がつながる場” 大学生×小中高生×地域―人と人が、夢と夢が、 つながる場ー地域に根差したコミュニティカ フェを目指している 所在地:山梨県都留市都留文科大学 https://tasukake.com/archives/group/caf e-sowers-2

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「Cafe ココたの」 ”経営もメニューづくりもすべて行うのは、 現役大学生” 団地内のほっとできる場所 所在地:東京都国立市富士見台1丁目 大学:一橋大学 https://www.ur- net.go.jp/chintai/college/201610/000025.html

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基本コンセプト 地域×学生×企業

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立地・物件状況 ◦ 坪 15 ◦ 席数20席(4人席・2人席・1人席) ◦ 営業時間11時~17時 18時~21時

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コミュニティカフェの一般的な立地状況 ねらいや状況に伴った立地状況 利用する人々(お客様)によって、場所を考える お客様のターゲッティングが重要になってくる

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駅が近い パーキングエリ アが豊富 安江町の特徴

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理想とした理由 ・町バス(100円で利用できる)の利用区間内にある →学生や企業の方も利用しやすい ・パーキングエリアが豊富 ・繁華街が近いのでアクセスしやすい

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ターゲット ◦ 学生〔メイン〕 ◦ 地域企業〔メイン〕 ◦ 地域の人〔サブ〕

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根拠 • 地元回帰の学生の支援の場が必要 • 2021年の経団連が就活ルールの廃止 • イベントの多様性が継続の利益になるから

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ターゲットごとの役割 ◦ 学生 地域住人との関りや地域企業の長期又は短期のイン ターンシップに参加・カフェの利用 ◦ 地域企業 カフェにおいてのスポンサー・長期又は短期の インターンシップ・自らの商品の広告の場 ◦ 地域の人 カフェの空いた空間の利用者・学生への町おこ しへの依頼

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利用動機 4つの「間」 空間 時間 隙間 人間 ゆとりある時間 ゆっくりとした 時間の流れ 地域社会ニーズ 人と人との間合い 出所:斎藤保(2020)「コミュニティカフェ」

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利用動機の具体的内容 人と人の間合い 企業と大学生を繋ぎ学生と地域を繋げる 地域社会ニーズ インターンシップの提案の場や地域住人の課題解決場 ゆっくりとした時間の流れ 会話をする場や勉強をする場 ゆとりある時間 講座やイベントを開く又は講座やイベントとして場所を与える

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店内外環境 ◦ 携わる企業の商品を扱う ◦ 学生が企業が意見交換する機会と環境 を設ける ◦ 講座を開催できるスペースを設ける ◦ 平日はゆったりとしたBGMを流す

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オペレーション・サービス 注文方式・お客様がカウンターで注文する 清掃・お客様の食事の終了時に一緒に机や椅子などを拭く キッチン・調理過程が簡単なメニューであること バックヤードに関しては、POSシステムの導入により細かい調整をして いくこと

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• 1つ目お店自体が企画してお客様から参 加費を貰う〔低価格〕 • 2つ目場所飲み物の提供で費用を貰う 〔低価格〕 • 1つ目ドリンクだけなら100~300円 • 2つ目フードやセットで800~1000円 • 3つ目関わりのある団体の商品を売る 商品・サービスについて① ◦ カフェとしての客単価 ◦ イベント開催時の費用

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根拠 • 狭い空間でも、オリジナル商品で 利益を出すことが可能 • イベントは新規お客様の獲得や継 続的利用の為 大分大学福祉科学研究センター

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販売促進 SNSでフォローや投 稿で割引 SNSで宣伝 地産地消をアピール していく イベントの開催やコ ミュニティ同士での 相談会などを作る。 新商品の試食イベン ト ハロウィン・クリス マスイベント リピーター割引を実 施し、客層を深める 情報を発信しやすく する 会場の継続利用での 割引

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参考文献 • 著者 小谷野 結希 竹原 彩 室田 昌子 「コミュニティカフェの運営実態とタイプ別 の課題に関する研究ー1都3県を対象にー」 公益社団法人日本都市計画学会 都市計画報 告書No,15 2017年2月 1~4p • 「コミニティカフェの実態に関する調査結果」 実施 大分大学福祉科学研究センター 2011年 11月 • 著者 斎藤 保 「コミュニティカフェ~まちの居場所のつくり方、続け方~」 出版年 2020年7月1日 発行所 株式会社学芸出版 p153・p220 • 実施 文部科学省 「学校基本調査」 公表日令和2年